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2025.11.14
カンガルギー情報 小さな学会開いたよ
11月13日、兵庫小児アレルギー研究会の定例会を開きました。
337回目の会は、先日開かれた日本小児アレルギー学会のリメイク版
①木村彰宏
乳児に対する加熱卵白含有加工食品導入の検討
②黒坂文武先生
姫路市新入小学生における過去12か月喘鳴リスク因子(2023年度調査より)と喘鳴・喘息有症率の推移
③小島崇継先生
ダニ舌下免疫療法(ミキティア)倍量投与の有効性と安全性の検討
④佐守友仁先生
当院で経験したクルミ殻粉砕物による経気道的発症のアナフィラキシーの1例
ひとり30分のゆっくりとしたご発表をしていただきます。
活発な討論もあり、いつも通り会場が閉まるギリギリまでの会になりました。
2025年11月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2025.11.11
カンガルギー情報 違う意見のおもしろさ
11月8日 アトピー性皮膚炎への全身療法のお話を聞きに、京都まで出かけました。
皮膚科クリニックを開業されている3人の先生方のお話は、
少しずつお考えが違い、興味深いものでした。
全身療法は高額なために、どこをゴールとして、
いつまで続けるのかが大きな課題です。
アトピー性皮膚炎は治る病気ではないので、原則続けていくというお考え
一度落ち着けば、離脱を図るというお考え
なるほどと思いながら、自分自身の立ち位置を確認しました。
2025年11月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2025.11.09
カンガルギー情報 またひとつ不思議がふえて
11月8日 兵庫臨床アレルギー研究会に出かけました。
講師の先生はおふたり
一人目は、市立伊丹病院の寺田信先生
難治喘息とEGPAのお話をされます。
同じ呼吸器の病気でも、呼吸器科と小児科とは見ているものが違うんだなと納得
二人目は大矢幸弘先生です。
経皮感作から、早期摂取の話題まで、
食物アレルギーの予防に向けた取り組みをお話しされます。
またゆっくりとお話しをお伺いできる場を設けたいと思いました。
2025年11月9日
いたやどクリニック 木村彰宏

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2025.11.07
カンガルギー情報 食物アレルギーの奥深さ
11月6日アレルギーの勉強会に出かけました。
WEB配信の神戸会場には、常連の先生
尼崎から配信の講師の先生は、島根大学の千貫祐子先生
皮膚科から見た食物アレルギーの内容は
同意できないとこともありながら、
いろいろなヒントをいただきました。
次に頼まれている講演内容を、少しグレードアップできそうです。
2025年11月7日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2025.10.11
カンガルギー情報 まぶたに塗る目薬
10月9日 336回兵庫小児アレルギー研究会例会を開きました。
今回のテーマは、「持続性・経眼瞼アレルギー性結膜炎治療剤」のお話しです。
まぶたに一日1回塗るだけで、目のかゆみが止まるって、
どういう原理でお薬が目に届き、効果が長持ちするのか
動物実験の結果をもとに、基礎からの講義を聞きます。
いつものように質問は途切れずに
19時から21時まで、にぎやかな会になりました。
ご準備いただきました参天製薬さん
ありがとうございました。
2025年10月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏


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2025.10.07
カンガルギー情報 たくさんの刺激
小児アレルギー学会2日目は、頭の中がしびれる講演ばかり
大塚篤司先生の「医学教育における生成AI活用」
ChatGPTやそのほかの生成AIの活用術とNG例
Gemini Claud Felo Manus など、聞きなれない言葉が登場します。
竹田潔先生の「消化管における腸内細菌と宿主の相互作用」
クローン病の免疫反応が、どのように起きているのか
謎解きの推理と実験結果
最新のサイエンスに触れ、胸が躍ります。
これから医学はどこまで進化するのでしょうか
2025年10月7日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2025.10.06
カンガルギー情報 学会の後は
小児アレルギー学会の終了後は、兵庫小児アレルギー研究会のメンバーで集まります
佐守先生の肝いりで、案内していただいた福島駅近くの居酒屋さんは、
ひとしな、ひとしながおいしくて、
日本酒の飲み比べも、これも最高
とはいうものの、ほんの少しのお酒ですぐに酔ってしまい、
後はジュースで乾杯します。
研究会の昔話に花が咲き、
今週に開かれる研究会は、336回目
会員の先生方の、誰一人でもかけると、続けてこれなかったという思いが
酔った脳裏を駆け巡ります。
もう少し、もう少しだけ、みんなと前を向いて歩きたいと思います。
2025年10月6日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2025.10.04
カンガルギー情報 1日目は雨の中
10月4日 第62回小児アレルギー学会が始まりました。
あいにくの雨の中、ホテルから会場までの道を傘なしで走ります。
一日目のはじまりは、「神経発達症とアレルギー疾患」
さっそく、1回目の質問をします。
坂口志文先生の「制御性T細胞」のお話は、何度目かの挑戦でしたが、今回も難しすぎー
宮坂智充先生の「アレルギー疾患と神経内分泌、精神的ストレス」のお話は、
食物アレルギーの除去食とストレスとの関連に納得
お昼の柳田紀之先生の「エピペン」のお話しには、コメントを入れさせていただきます。
さあ、次はわたしの発表の番です。
少し緊張してきたかな
2025年10月4日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2025.09.07
カンガルギー情報 懐かしい顔ぶれが
9月6日 神戸らいちょうの会の皆さんが集まられました。
冷房が利きやすい、クリニックのキリンの部屋でのミーティングです。
コロナ前に開かれた時から、何年ぶりの集まりになるかなあ
食物アレルギーがおありの子どもさんは、
みな高校生や大学生
自分の力で食べるものを判断し、友だち同士で集い、
海外研修も考えて、そして危機管理も忘れずに
2時間という短い時間でしたが、中身の濃い集まりになりました。
時間があれば、またお会いしましょう
2025年9月7日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2025.07.13
カンガルギー情報 困った時の中尾先生
7月10日、334回目の兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
今日の講師の先生は、山梨大学医学部免疫学講座中尾篤人先生です
中尾先生は「免疫、マジわからんと思ったときに読む本」の著者です。
テーマは、「芳香族炭化水素受容体(AhR)とは何か?」
事前に予習用のスライド原稿をいただき、
5回も6回も読み直したのですが、理解が進みません。
ご講演では、初歩的な質問にも、丁寧にお答えいただきます。
19時から21時まで、今年最高に難しくワクワクする講演会になりました。
2025年7月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.06.13
カンガルギー情報 おみやげまでいただいて
6月12日 333回目となる兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
今回のテーマは、「汗とアトピー性皮膚炎」
講師は、長崎大学皮膚科教授 室田浩之先生です。
進化の過程での、汗腺と毛髪との関連性
発汗の役割と、その機序
汗と、アトピー性皮膚炎との関係
そして、皮膚で日覆を感じる研究
さらには、皮膚の状態をパッチセンサーで解析していく取り組みなどなど
1850から2050まで、閉館時間ぎりぎりまで
基礎知識から最新研究の成果まで、丁寧に解説していただきます。
会が始まるまでの打ち合わせ時間に、長崎名物のカステラをいただきました。
講師の先生からおみやげをいただくことは初めての経験で、
これにも大感激のカンガルーでした。
2025年6月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2025.05.08
カンガルギー情報 かゆみと肌と
5月8日 332回目の兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
今回の講師の先生は、関西医大皮膚科学教授、谷崎英昭先生です。
かゆみの起こり方の整理から、局所療法
そしてかゆみの中心的な役割を果たすIL-31の治療まで
2時間近くお話ししていただきました。
数多くの質問にも丁寧にお答えくださり、
参加者一同、理解を深めることができました。
谷崎先生、本当にありがとうございました。
2025年5月8日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2025.04.11
カンガルギー情報 母の気持ち子のこころ
4月10日、332回目の兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
講師の先生は、もぐもぐ共和国の岡田由佳先生です。
若くして生まれた男の子は、アトピーと食物アレルギー
今から25年以上も前のことですから、アレルギーの専門医に巡り合うことはなく
ご自分で本を読まれ、除去食を作り、育てられました。
その後苦労話のむこうに、一念発起してアレルギーショップを立ち上げられ、
社会的企業の理念のもと、運営を続けられています。
アレルギー対応のドーナッツとスウィーツをいただき、
おいしく会がおわりました。
2025年4月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2025.03.24
カンガルギー情報 頑張って聴講完走
3月23日 総合アレルギー講習会の2日目も、
930から1600まで
実験動物研究、小児食物アレルギー、環境とアレルゲンと聴講します。
さあ、残りの休日の時間は、すこしゆっくりと過ごしましょう
2025年3月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2025.03.23
カンガルギー情報 ギリギリに申込み
3月22日 第11回総合アレルギー講習会にWEB参加しました。
日程が厳しく、ギリギリまで参加を迷っていましたが、前日にWEB登録
1日目は、930から1600まで
お昼はアンパンパン片手に
アレルギー疾患の病態生理、アレルギー疾患と神経
遺伝性血管性浮腫、アナフィラキシーの現状と聴講します。
充実した時間を過ごすことができました。
2025年3月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2025.03.14
カンガルギー情報 最新の研究成果を
3月13日 兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
330回目の例会の講師の先生は、京都女子大学の成田宏史先生です。
果物アレルギーやナッツアレルギーの原因抗原として、
それまで知られていたLTPではなく、
GRP(ジベレリン制御蛋白)の関与を研究され、
従来とは違うGRPのサブタイプの研究結果を報告されました。
1830から2045まで、
会場の閉館時間を気にしながら、討論が続きます。
また5年後に、成田先生の研究成果をお聞きできることを、
今から楽しみにしています。
2025年3月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2025.02.16
カンガルギー情報 皮膚疾患の奥深さ
2月13日、329回兵庫小児アレルギー研究会をひらきました。
講師の先生は、西神戸医療センター皮膚科の鷲尾健先生です。
接触皮膚炎、慢性蕁麻疹、そして、アトピー性皮膚炎と、
170枚を超えるスライドで、説明をされます。
質問はとぎれることなく。
会場をでなければならない2100ギリギリまで、論議が続きます。
最後は、鷲尾先生にお願いしての記念撮影
こうしてみると、ずいぶん身長差があるのですね。
2025年2月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2025.01.10
カンガルギー情報 寒い夜にナッツのお話を
1月9日 年はじめの兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
今年一番の寒さの中を、三宮の会場には7名の先生方がお集まりになり
WEB参加の先生と一緒に討論します。
今回のテーマは「ナッツアレルギーの文献的考察」
講師は、千船病院小児科に西野昌光先生です。
2023年秋の学会でお会いした時に、ご講演をお願いし
一年をかけて海外の論文100編あまりを読まれて、解説していただきます。
検査での感作と、実際に食べて症状が出るのかとのギャップ
卵や牛乳のように、少しずつ食べて治していくことが可能なのか
未解決の問題が山と残っています。
328回目の研究会例会は、好評裏に終えることができました。
2025年1月10日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2024.11.15
カンガルギー情報 卵の負荷試験
11月14日 兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
327回目の例会のテーマは、乳児期の卵負荷について
講師は、ハウス食品の恵千晶様です。
卵負荷をいつから始めるのか
卵白からか、全卵からか
予防のための摂取なのか、治療の摂取なのかと、
1830から2045まで議論が盛り上がりました。
WEBでは、14名、会場には6名の先生方にご参加いただき
楽しい例会になりました。
2024年11月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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2024.11.03
カンガルギー情報 いろんな先生とお話しできて
学会参加の楽しみは、日ごろお会いできない先生方とお話しできること
胸に白いリボンをつけた大会会長の伊藤浩明先生を見つけ
写真を撮らせていただいて、少し長めの食物負荷の話をします。
京都の先生、大阪の先生、神戸の先生、姫路の先生
研究の話、執筆の話、外来診療の話。
頭の中に、いろいろな言葉が残ります。
現地で参加してよかったと思う瞬間です。
2024年11月3日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
