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2023.11.19
カンガルギー情報 久しぶりの顔と顔
11月18日、19日 小児アレルギー学会が京都で開かれました。
会場の「京都みやこめっせ」で、懐かしい顔にお会いします。
シンポジウム、教育講演を聴き
「アドレナリン自己注射薬新規処方例の経年変化」を発表します。
友人の小島先生は「乳児期早期からの卵白摂取の安全性と有効性の検討」を発表
充実した学会参加になりました。
2023年11月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.10.22
カンガルギー情報 疾病負担ってなあに
3日目の日本アレルギー学会は、午前中だけ参加します。
アレルギー疾患と心理的ストレス
病気の改善度は、患者さんを診て、検査して、あるいはレントゲンを撮り評価します。
それとは別に、症状が出ていないときにも感じられている、
患者さん自身の不安や恐れ、
患者さん目線から見た病気の改善度に焦点を合わせた講義が続きます。
今回のアレルギー学会の印象は、HAE(遺伝性血管性浮腫)が大きく取り上げられたこと、
そして、疾病負担のはなしが進んだこと。
いろいろな意味で、大満足の学会でした。
2023年10月22日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2023.10.21
カンガルギー情報 2日目も10時間
10月21日、アレルギー学会の2日目も、8時半から18時半まで聴講します。
喘息発症の危険因子、喘息治療のパラダイムシフト、HAE
食物アレルギー、P2X3,もう一度遺伝性血管性浮腫
講演が進むごとに、納得も増え、これからの診療スタイルが見えてきます。
学ぶことが、すべてのはじまり。
2日目も、すっかり楽しみました。
2023年10月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.10.20
カンガルギー情報 今年もWEBで
10月20日から始まった、第72回日本アレルギー学会にWEBで参加しました。
8時半の開会から、18時半の終了まで10時間、
途中1時間のお昼タイムがあるものの、記録をしながらの聴講はきついものです。
自然抗体、食物アレルギー、慢性咳嗽、制御性T細胞、大腸ICL2、遺伝性血管性浮腫
聞いたことがある演題も、初めての演題も、
なるほどそうかと思うドキドキ感満載の講義が続きます。
あとはゆっくり休んで明日に備えるだけ。
充実した一日でした。
2023年10月20日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2023.10.15
カンガルギー情報 45年の歩み
10月12日 兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
316回目の例会講師は、伊藤節子先生。
食物アレルギーの臨床医と研究者として、
長年食物アレルギーの世界をけん引されてきました。
その集大成とでもいうお話をお聞きする機会を企画したのですが、
冒頭から質問の嵐がおさまらず、予定されていた講義内容の半分のところで時間切れ
後半部分は次回に持ち越すことになりました。
映し出されるスライドの一枚一枚に、学会発表当時の会場の雰囲気が思い出され、
研究会が歩んだ歴史とも重なり合い、感無量の研究会となりました。
次回は、慢性咳嗽の最新情報の勉強会です。
兵庫小児アレルギー研究会が、末永く続くことを願います。
2023年10月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.09.16
カンガルギー情報 監視して行動して
9月14日、兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
315回目のテーマは、「大気汚染と健康被害」
講師の先生は、東神戸病院小児科の森岡芳雄先生です。
2酸化窒素、PM2.5、黄砂、アスベスト
大気汚染の健康への影響を、ていねいに説明されます。
最後に参加者の黒坂先生からの
「監視の目と行動が必要」との言葉に、一同大いに納得しました。
2023年9月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.07.14
カンガルギー情報 かゆみってなに
7月13日 314回目の兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
今回のテーマは「かゆみを考える」です。
講師の先生は、京都大学皮膚科の中島沙恵子先生です。
強い雨の中、神戸の会場までお越しいただき、
90分間にわたり、かゆみのお話をしていただきました。
アトピー性皮膚炎が治りにくい原因の一つと考えられるかゆみ
その免疫学的なメカニズム、そして対処法など興味深いお話が続きます。
中島先生には4年前に、「皮膚のマイクロビオーマ」のお話しをしていただきました。
またいつの日か、3度目のご講演をお願いいたしますね。
2023年7月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.06.09
カンガルギー情報 新しい検査法
6月8日、兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
313回目の講師の先生は、徳島大学の木戸博先生です。
アレルギー外来で、当たり前のように検査するIgE
そのIgEには,ヒスタミン遊離に関係するHigh Activity IgEと、
アレルギー反応を引き起こさないLow Activity IgEとがあり、
それらを分けて測定することで、負荷試験の結果を予測することができる。
一言でいえば、このような内容なのですが、
現在進行中の研究成果にワクワクします。
お帰りの時間が迫り、多くの質問をお受けできないで閉会としましたが、
余韻が残る研究会となりました。
遠方までお越しいただきました木戸先生、ありがとうございました。
2023年6月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.04.06
カンガルギー情報 動物病院の近くで
4月6日 中学校で開かれた研修会に参加しました。
ナナと、ハッちゃんがお世話になった動物病院の近くの中学校です。
体育館を使って準備された会場には50名の先生に参加していただきました。
食物アレルギーの基礎編から、アナフィラキシーが起きた時の対応
しめは、消費期限が切れたエピペンを使っての実習をします。
思春期の難しさ、ナッツアレルギーの増加など、
食物アレルギーの世界も、毎年新しい知識が付け加わります。
これからもご一緒に、勉強を続けていきましょうね
2023年4月6日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.03.19
カンガルギー情報 いっぱいいっぱい
3月18日、19日 総合アレルギー講習会に参加しました。
大阪での開催でしたが、今回もWEB参加を選択
930から1700まで、お昼休み20分のハードスケジュール
免疫学の基礎は、B細胞の機能や、自己と非自己を識別するためのシステム
臨床面では、難治性喘息、アナフィラキシー、蕁麻疹、血管性浮腫と
WEBならではの5つの会場を渡り歩きます。
2日間で13時間、画面を見続けての兆候で、目はしょぼしょぼ
それでも、気持ちはいっぱいいっぱい楽しみで満たされました。
2023年3月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.03.10
カンガルギー情報 ホテルの窓から
3月9日、兵庫小児アレルギー研究会の例会を開きました。
会場は、海が見えるホテルの会議室
310回目のテーマは「喘息治療への3成分配合剤の使い方」
講師は、松阪市民病院の畑地治先生です。
先生の講義に先立って、きむらが短い発表をします。
会場とWEBを結び、40名の参加者となりました。
畑地先生、遠いところからお越しいただきましてありがとうございました。
2023年3月10日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.03.09
カンガルギー情報 みんな高校1年生
3月4日、クリニックで「らいちょうの会」を開きました。
「らいちょうさん」は、食物アレルギーのご家族の会です。
最初に自己紹介をしていただくと、みなさん高校1年生の子どものおかあさん
嫌がるときの食べ進め方、
アレルギーが進まないようにする作戦とは
子どもがひとりで行動するときの不安
進学や進路など、これからの課題などなど
13時から気づけば16時半までのおしゃべり会
土曜の外来診察の後、インスタントラーメン1杯食べての参加は
少しお疲れだけど、
楽しいひと時を過ごさせていただきました。
2023年3月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.02.10
カンガルギー情報 皮膚から全身を診る
2月9日 定例の兵庫小児アレルギー研究会に参加しました。
309回目は、西神戸医療センター皮膚科の鷲尾健先生のご講演です。
アトピー性皮膚炎の全身療法と題して、
皮膚で起きている免疫学的な変化
心や日常活動に及ぼす悪影響
鼻炎や喘息との関係など、トータルに診断し、トータルに治療を試みられます
アレルギー科医師の原点に戻るようなご講演に
深い感銘を受けました。
鷲尾先生、ありがとうございました。
2023年2月10日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.01.22
カンガルギー情報 朝からぎっしり
1月22日 喘息の講演会に出かけました。
神戸で開かれる、全国講演会です。
吸入薬の話を中心に、その人に合った治療選択を
高齢者では、心血管病変を併発されている方も多くその配慮を
とすると、小児の特性は何なのかと、改めて振り返ります。
吸入薬の指導を行っても、持続しない現状も出され
薬の味、経済的な理由など、なるほどなるほど
とすると、小児ではなぜ治療が持続されにくいにか
その対策はと、いろいろな自問自答が頭の中を駆け巡ります。
WEBできく講演とはまた違った、緊張感いっぱいの3時間です。
2023年1月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.01.13
カンガルギー情報 寝ても覚めても
1月12日 兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
308回目のテーマは、人工冬眠です。
講師の先生は、理化学研究所の砂川玄志郎先生。
研究の道に入ろうと思われたきっかけや、
冬眠状態になる代謝をコントロールする神経の発見
そして、マウスを冬眠させる研究
冬眠技術を応用することで、救命救急医療や手術のリスクの低減化など
10年単位の未来の医療が大きく変わると言われます。
砂川先生が、テレビに出演されます。
1月15日2330からEテレ、サイエンスゼロの番組です。
深夜の放送ですが、録画されるなどして、ぜひご覧ください。
2023年1月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2022.12.13
カンガルギー情報 世界的な先生を
朝刊の天声人語の欄を見ると、見知った名前
理化学研究所の、砂川玄志郎先生の記事です。
先生は、小児科医から いまは「人工冬眠」の研究者
2023年1月の兵庫小児アレルギー研究会でお話をいただく予定です
世界的な先生のお話が、今から楽しみです。
2022年12月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2022.12.09
カンガルギー情報 おとなの食物アレルギー
12月8日 307回目の兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
今回の講師は、兵庫県立加古川医療センター皮膚科部長 足立厚子先生です。
アトピー性皮膚炎の新しい治療と、おとなの食物アレルギー
大豆や魚、獣肉アレルギーを、ご自身の経験に基づいてお話してくださいます。
グミを食べてアレルギーが出ても、グミ成分のゼラチンが
牛肉由来なのか、魚由来なのかで検査結果の評価が異なります。
大豆アレルギーの奥深さについても、お話しいただき、
有意義な研究会となりました。
足立先生 ありがとうございました。
2022年12月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2022.12.08
カンガルギー情報 久しぶりにお会いして
12月8日 神戸食物アレルギーの会「らいちょう」の勉強会に参加しました。
コロナ禍もあり、久しぶりの開催で
子どもさんもその分大きくなられています。
自分のアレルギーを友人や先生に伝えるべきか、
学校が面白くなくなってきて、どう過ごせばよいのかなど、
ご相談の中身が、少しずつ変わります。
クリニックの教室もしばらくお休みをいただいていましたが、
2023年1月5日(木)から再開します。
ぜひご参加ください。
2022年12月8日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2022.11.13
カンガルギー情報 おきなわでの開催は
小児アレルギー学会2日目も、朝8時からのスタートです。
倫理問題、牛乳早期摂取、応用行動分析学
即時型食物アレルギー、アトピー性皮膚炎ガイドライン
16時過ぎの閉会まで、今日もお昼ごはん抜きになりました。
なぜ沖縄での開催なのかと疑問に思っていましたが、
沖縄の医療と、本土の医療とを比べる中で見えてくるものがたくさんありました。
会頭の大矢幸弘先生の卓越した見識に脱帽です。
いろいろな疑問を、ゆっくりと一つひとつ解決していきたいと思いました。
2022年11月13日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.11.12
カンガルギー情報 やせなかったよ
11月12日 第59回小児アレルギー学会にWEB参加しました。
1日目は8時から始まり、17時過ぎまで、
すぐにアトピッ子さんのティーンズミーティングに参加し21時まで
途中、お菓子とお茶を飲み、立ち上がっては体操。
それでも翌朝計った体重は、やや増 がっかりしました。
学会は、食物アレルギーガイドライン、乳酸菌、食物アレルギーの管理
アナフィラキシーへの備え、アレルギー疾患の蔓延
ウイルス感染とアレルギー と盛りだくさん。
日頃の勉強不足を痛感しました。
2022年11月12日
いたやどクリニック 木村彰宏