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2022.04.13
カンガルギー情報 お花の学校で
4月12日芦屋市の小学校の、アレルギー研修会に出かけました。
新入生を迎えたばかりの学校は、お花でいっぱいです。
近くの小学校の先生方にも、お集まりいただき、
70分あまり、食物アナフィラキシーのお話をします。
この一年、大きな出来事が起きませんように
願いを込めながら
2022年4月13日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.03.31
カンガルギー情報 注意に注意して
学童に通っている男の子が、食物アレルギーのニアミスにあいました。
男の子には、ヘーゼルナッツアレルギーがあります。
学童で配られたお菓子には、ヘーゼルナッツペーストが
幸い大きな症状は出なかったのですが、
注意に注意を重ねてくださいね。
2022年3月31日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.03.27
カンガルギー情報 2日目もたっぷりと
総合アレルギー講習会の2日目
朝から、7本の講義を聞きます。
食物アレルギーの基礎、発症予防、消化管アレルギー、成人食物アレルギー
アレルゲン、ダニ対策
ヘッドフォンを使っての聴講を続けると、耳たぶが痛くなります。
知っていることの再確認と、新しい知識と
学会聴講は、おもしろくてやめられません。
2022年3月27日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.03.26
カンガルギー情報 基礎研究のおもしろさ
第8回総合アレルギー講習会にWEB参加しました。
入室方法が分からなく、開始2分前に滑り込み参加。
小児科、内科、皮膚科、耳鼻科、眼科の広い分野のアレルギーについて
基礎から臨床まで、ずらりと演題が並びます。
今回もねらいは臨床研究の演題です。
腸管免疫寛容、経口免疫療法、腸内フローラ
研究用マウス、エンドリソゾーム
初めて耳にする言葉も多く、理解は20%どまり
それでも、アレルギーの基礎研究はおもしろいですね。
2022年3月26日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.03.12
カンガルギー情報 若い人と喘息と
3月10日、299回目の兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
今日のテーマは、気管支喘息
前座として、「思春期喘息へのトリプル製剤の効果」をお話させていただきました。
食物アナフィラキシーとコントロールが不十分な喘息をあわせもつ危険性
将来の経年低下に備えた呼吸機能の発育の観点から、
WEB上での講演のために、聞かれている先生方の反響が見えません。
本講演は、小賀徹先生にお願いいたしました。
「トータルコントロールを目指す新時代の喘息治療」
会場から多くのご質問をいただき、時間ぎりぎりまで論議を深めることができました。
会の運営に携わっていただきましたみなさまがた
ありがとうございました。
2022年3月12日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.02.11
カンガルギー情報 かゆみを止める
2月10日 兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
298回目は、アトピー性皮膚炎の診断と治療
講師は、神戸大学皮膚科の福永淳先生です。
アトピー性皮膚炎は、長くお付き合いする病気から
治すことができる病気へと、大きく治療が変わっていくようです。
分かりやすい表現と、準備された中身
講師の先生の力を感じます。
園地参加、そしてWEB参加の先生から、
沢山の質問を受けながら、好評理に例会を終えることができました。
オミクロン株の大流行下で、病院勤務の先生も
クリニックの先生も疲れ切られている毎日ですが
ご参加いただいた先生方、ご準備いただきましたスタッフのみなさま
ほんとうにありがとうございました。
2022年2月11日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.01.14
カンガルギー情報 オミクロン
1月13日 297回兵庫小児アレルギー研究会の定例会を開きました。
今回のテーマは、オミクロン株と、感染対策の基本
神戸協同病院の上田耕蔵先生と、杏林薬品の真名子岳人先生が講師です。
会場には3名、WEB上で39名の先生方にご参加いただき、
活発な討論となりました。
ワクチン接種と自粛をもってしても、
オミクロン株の大流行を避けることができない。
医療のありかたが、根本的に問われる時代になるだろうという予測に、
参加者一同、気が引き締まる思いがしました。
講師の先生方、参加いただきました先生方、ありがとうございました。
2022年1月14日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.11.17
カンガルギー情報 努力のむこうに
11月13日、14日から、第58回小児アレルギー学会に参加しました。
今回も、現地の横浜には出かけず、自宅からのWEB参加です。
今回の一押しは、茂呂和世先生の「ILC2発見物語」
ネズミの腸間膜の脂肪組織に、見慣れない細胞集物語。
ノーベル賞級といわれる世紀の発見を、深く楽しく語られます。
時間を忘れるほどに胸躍る楽しいひと時でした
2021年11月17日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.10.15
カンガルギー情報 コロナのいく末
10月14日よる、兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
295回目のテーマは「コロナは収束しない」
神戸協同病院院長 上田耕蔵先生のお話をおうかがいします。
統計学的検討から、以下の結論を導かれます。
①ワクチンの普及だけでは、コロナは収束に向かわない。
②ワクチンに加え、社会的自粛が必要となる。
③第6波に備えて、医療連携を強化する必要がある
いま、何を準備しておけばよいのか、示唆に富むご講演でした。
2021年10月14日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.10.11
カンガルギー情報 3日目はパンパンに
引き続き、日本アレルギー学会にWEB参加します。
喘息診療ガイドラインの改訂点
食物アレルギーの診療の現状と将来の展望
時計じかけのアレルギー
患者さんとともに歩むアトピー性皮膚炎治療
3日目になると、情報量の多さに頭がパンパンになります。
鍵になる知識は忘れないように、復習の時間が必要ですね
2021年10月11日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.10.10
カンガルギー情報 二日目もたっぷりと
昨日に引き続き、日本アレルギー学会学術集会にWEB参加します。
免疫系と神経系のクロストーク
食物アレルギーの今後の治療展望
喘息治療薬トリプル製剤の使用意義
食物アレルギー研究の最新の進歩
を、聴講します。
5時間あまり、たっぷりと
明日からの診療に備えて、頭のリニューアルをはかります。
2021年10月10日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.10.09
カンガルギー情報 アレルギーアレルギー
10月8日から、第70回日本アレルギー学会学術大会が始まりました。
会場の横浜には出かけられず、自宅からのWEB参加です。
1日目は、自然免疫と獲得免疫のクロストーク
会長講演
喘息治療におけるトリプル療法の意義
乳児期の免疫機構とアレルギー疾患発症予防戦略
などなど、6時間余り聴講します
今の興味の向かい先と、理解の段階の深さによって、
講演のおもしろさが変わります。
この日の一押しは、乳児期の免疫機構とアレルギー疾患発症予防戦略
なぜ乳幼児期に食物アレルギーが発症しやすいのか、
いままでの疑問が腫れたように思います。
少しゆっくりとし、あと2日の学会に備えます。
2021年10月9日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.08.01
カンガルギー情報 前から2番目の席で
8月1日 気管支喘息の研修会に出かけました。
今回は、製薬メーカーさんの研修会
広い会場は、定員の4分の1以下の座席
早く会場入りしたので、わたしの咳は前から2番目
講師の先生のすぐ後ろです。
2つの講演が終わり、熊本大学の先生に質問をします。
喘息の自覚症状と、医師が考えるその人の重症度レベルとのギャップについて
成人期よりも思春期の子ども達の方が多いと思うのですが・・
適切な治療を目指しながら、悪化予防を考えて少し多い目の治療を考えたときに、
起こりうるデメリットとは何でしょうか
しろうとのような質問にも、講師の先生は一つひとつていねいにお答えいただき、
ありがたく思いました。
対面でお聞きできる講演会が安心して開かれる時期が来ることを、強く願いました。
2021年8月1日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.07.09
カンガルギー情報 今日はCOPD
7月8日 兵庫小児アレルギー研究会の例会に参加しました。
293回の例会のテーマは、「COPDと小児」
姫路の黒坂文武先生に講師をお願いします。
小児期の気管支喘息が、年齢と共にどのように変化していくのか
肺の発生から、刺激を受け、喘息が発症し
さらに、その一部の人がCOPD(慢性閉塞性肺疾患)に移行していく
その道筋を、ゆっくりと解説していただきます。
今回も会場とWEBとのハイブリッド開催ですが、
まだまだシステム面での改良の余地を感じました。
おそくまでご参加いただきました先生方 お疲れさまでした
2021年7月9日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.06.06
カンガルギー情報 喘息三昧
6月5日、6日の二日間、
WEBで「第7回総合アレルギー講習会」に参加しました。
5日は食物アレルギー、遺伝性血管性浮腫、新しい喘息薬
6日は成人喘息、アレルゲン
2日合わせて、11時間を超える視聴です。
講演を聴きながら、資料で確認し、パソコンにまとめを入力と大忙し。
疲れた後は、ハッちゃんとゆっくりお散歩します。
知らなかったこと、今までの知識が整理できたこと、
次の研究テーマが見えてきたことなど、
有意義に過ごせた2日間でした。
2021年6月6日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.05.15
カンガルギー情報 アトピー新薬
5月13日 兵庫小児アレルギー研究会に出かけました。
291回目の例会は、「JAK阻害外用薬の基礎と臨床」
アトピー性皮膚炎は、皮膚の炎症、かゆみ、バリア障害が重なって
悪化していきます。
JAK阻害外用薬は、この3つの原因に効果があり、
特にかゆみには数日で改善効果が見られます。
会場には4名、WEBで40名の先生方と講演を聴き、
活発な討論をします。
月に一度の集まりを、これからも続けていきたいと思います。
2021年5月15日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.04.10
カンガルギー情報 かび退治
4月8日 兵庫小児アレルギー研究会例会を開きました。
今回も、現地会議室とWEB参加のハイブリッド形式での開催です。
290回目のテーマは、カビの繁殖の秘密と対策
ダスキン(株)の研究員、原田一宏先生、荻野文敏先生が講師役です。
カビが増える4つの条件(栄養、水分、時間、温度)
このうち、湿度を60%以下にすることを強調されます。
その後、キッチン、浴室、リビング、寝室の各場所にわけて
対策の要点を説明していただきます。
30名近い参加者から、活発な質問があり、
にぎやかな研究会になりました。
ご参加いただいた先生方、ありがとうございました。
2021年4月10日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.03.12
カンンガルギー情報 まだまだ喘息
3月11日 兵庫小児アレルギー研究会の例会を開きました。
今回も、現地とWEBのハイブリッド開催です。
289回目の3月例会のテーマは、「重症喘息」
講師役は、県立こども病院アレルギー科の田中裕也先生です。
ステロイド吸入療法が標準的治療となり、
喘息で亡くなる子どもが、ゼロになりました。
でも、走ると息切れがする、やりたいことができないなど
パフォーマンスに制限を受けている子どもは 少なくありません。
吸入ステロイドで限界がある子どもには、
生物学的製剤の考慮も
喘息治療の道は、まだまだ続きます。
お集まりいただいた先生方、ありがとうございました。
2021年3月12日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2021.01.15
カンガルギー情報 もうすぐ花粉の季節
1月14日、 兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
288回目の例会のテーマは、「スギ舌下免疫療法」
商品名シダキュアの製造元、鳥居薬品の土井先生、前川先生に
東京からリモート講義をしていただきました。
ダニ舌下療法、スギ舌下療法の併用を行う時に、注意すべきこと
また、その具体的は併用の仕方などを学びます。
ダニ舌下は、気管支喘息治療との関係
スギ舌下は、PFAS(花粉から、果物、ナッツ、野菜アレルギーへの進展)
に効果があるのかという課題を、WEB参加者を交えて論議します。
2時間余り、活発な討論ができ、ありがたく思います。
ご参加いただきました先生方
おつかれさまでした。
2021年1月15日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2020.11.14
カンガルギー情報 見えない解決策
11月12日、定例の兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
今回も会場参加とリモートを使った、ハイブリッド研究会
287回目例会のテーマは、「発熱患者さんへの対応」
インフルエンザ、新型コロナ同時流行期を前に、
病院、診療所の対応策を検討します。
発熱以外の定期受診患者さんの安心安全
発熱患者さんの安心安全
医療スタッフの安心安全
持続可能な経営
この4つの視点から、解決策を考えます。
参加された先生方の熱心な討論に、今回も2時間越えの会となりました。
2020年11月14日
いたやどクリニック 木村彰宏