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2017.06.17
カンガルギー情報 暑い学会
6月16日から、66回日本アレルギー学会がはじまりました。
会場は東京フォーラム
モダンで、移動しにくい会場です。
あさ 8時半から
腸内細菌と免疫学的恒常性の維持
職業喘息
医学的な統計の見かた、考え方
TARCなど、興味深い講演会場を渡り歩きます。
夏用のスーツとネクタイ姿で出かけたものの、暑くて暑くて
まわりの方は、殆ど半そでシャツとノーネクタイ
読み間違いは、熱中症のもとですね。
2017年6月17日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.14
カンガルギー情報 免疫療法の今
5月11日、兵庫小児アレルギー研究会の例会を開きました。
529回目となる例会のテーマは、「小児の環境アレルゲン免疫療法」について
講師の先生は、神戸市立中央市民病院小児科の田中裕也先生です。
田中先生は、小児アレルギー分野での若手のホープ
アレルギー性鼻炎や喘息の治療として、
皮下免疫療法、舌下免疫療法の特徴と有効性について、
わかりやすく ていねいに説明していただきます。
センター病院と、アレルギー専門のクリニックの連携が
拡がっていくよう、これからも共同の勉強会を進めていきたいと思います。
2017年5月14日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.04.03
カンガルギー情報 今日はADHD
4月2日、ADHD(注意欠如・多動症)の講演を聴きに出かけました。
講師は、大阪の荒木敦先生と、
山口から来られた林隆先生です。
ADHDがある子どもの気持ち、困り感、理解を深める手がかりなど
2時間半余り、明日からの診療に役立てることができる
即戦力のお話を、たくさん聴くことができました。
お休みの日の研修はつらいものがありますが、
得るものが大きいと、疲れもまた喜びに変わります。
2017年4月3日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.03.13
カンガルギー情報 257回目は
3月9日、兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
257回目は、京都女子大学の成田宏史先生をお招きして、
「食品学から攻める食物アレルギー」の講義をしていただきました。
成田先生がこれまで取り組んでこられた
母乳哺育とアレルギー、果物・野菜アレルギーの研究の集大成だけに、
熱のこもったお話をしていただきました。
過去最高の25名の参加者からは、鋭い質問が飛び交い
研究会にまた一つ、新たな歴史が書き加えられたように思います。
2017年3月13日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.03.04
カンガルギー情報 〆が甘すぎて
3月3日、アトピッ子さんの企画で、
石井食品京丹波工場の見学に出かけました。
石井食品さんは、①無添加調理、②厳選素材、③品質保障番号の
3つの柱を合言葉に
2006年からミートボール・ハンバーグの全製品から卵と乳を抜かれ、
2012年からは、卵・乳・小麦・エビ・形を整えて、油で揚げて、
袋に詰めて、殺菌、アレルギー検定を受けるまで、出荷を待ちます。
午後は、時間をいただいてお話をさせていただいて、
夜は懇親会&二次会
〆はもちろん、甘いもの。
これがまた強烈な甘さです。
7時に家を出て、ホテル着は11時まえ。
みなさまお疲れさまでした。
2017年3月4日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.03.01
カンガルギー情報 2回目のアレルギー大学
2月26日、第2回目の神戸アレルギー大学が、
神戸女子短期大学のキャンパスで開かれました。
今回は、2部構成。
第1部は、神戸市こども家庭局の林和美先生と、
小島崇嗣先生のご講演
第2部は、今困っていることの、グループ討議
13時半から、17時まで、たっぷりの学習会になりました。
2017年3月1日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.02.11
カンガルギー情報 タイトコントロール
2月9日、定例の兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
256回目となるテーマは「小児アトピー性皮膚炎のtight controlの意義と方法」
大阪府立呼吸器・アレルギーセンターの片岡葉子先生に講師をお願いしました。
生後2~3か月ごろまでに、皮膚炎のコントロールをしっかりと行えば、
その後の食物アレルギーの進行も抑えることができ、
また、成人期の重症アトピー性皮膚炎を回避できる可能性がある
その方法と注意点などにつき、2時間の講義を受けました。
生後2~3か月と言うと、初回の予防接種で小児科を受診される月令です。
この時に皮膚炎を観察し、しっかりと治療的介入を行うことが
その後の子どものアレルギーの歴史を決めるとすれば、
小児科医としての役割と責任の重さを感じます。
この視点が、今後どのように証明され、臨床的に応用されていくのか楽しみです。
寒い夜間の研究会にもかかわらず、21名の先生方のご参加をみました。
また、お手伝いいただいた、マルホ株式会社のみなさまにも感謝いたします。
みなさま ありがとうございました。
2017年2月11日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.11.11
カンガルギー情報 小児アレルギー学会リメイク版
11月10日、兵庫小児アレルギー研究会の例会を開きました。
254回目の今回は、日本小児東洋医学会・小児アレルギー学会のリメイク版
佐守先生
「日本小児東洋医学会会頭講演:小児アレルギー試行錯誤の30年」
黒坂先生
「0歳児で喘鳴を発症した児の5歳児の喘鳴有症率と喘鳴危険因子」
小島先生
「喘息回復期の間欠型喘息におけるモストグラフ検査の特徴
田中先生
「神戸市長田区・兵庫区・須磨区の3区における
食物アレルギー児童に対する地域連携での取り組み」
谷内先生
「オブマリズム併用食物経口免疫療法の有効性と安全性」
「醤油製造における大豆アレルゲンの分解・除去」
木村
「一般社団法人兵庫小児アレルギー研究会における
外来食物経口負荷試験の現状」
19時前から始めたのですが、盛りだくさんな内容で、
21時過ぎまでのロングラン、熱心な討論が続きました。
2016年11月11日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.10.10
カンガルギー情報 学会2日目
学会2日目は、小雨の中会場へ
8時半から、改訂された「食物アレルギーガイドライン2016」の説明会に参加します。
食物経口負荷試験(OFC)、経口免疫療法(OIT)の定義が提案され、
兵庫の研究会で行っている負荷試験の位置づけが整理できました。
15時に会場を後にすると、前橋の街は秋祭り一色
遠くに屋台も見えます。
神戸に着くと20時、さあ、ナナとハッちゃんのお散歩です。
2016年10月10日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.10.09
カンガルギー情報 学会一日目は
前橋で開かれた小児アレルギー学会の一日目
午前中 「兵庫小児アレルギー研究会」の先生方にお願いした
「外来での食物経口負荷試験」のアンケート結果を発表しました。
その後、朝8時半から、18時半まで、会場を渡り歩きます。
食物アレルギー、
乳幼児への吸入ステロイド療法
腸内細菌
アレルギー疾患への早期介入
患者と医者とのパートナーシップ
と、内容も盛りだくさん。
夜は研究会仲間と、懇親会を開きます。
しっかり聞いて、たっぷりと疲れました。
2016年10月9日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.07.15
カンガルギー情報 アレルゲンコンポーネントって
7月14日、兵庫小児アレルギー研究会の例会を開きました。
251回目のテーマは、「アレルゲンコンポーネント検査」
講師は、サーモフィッシャーダイアグノスティックKKの田中昭先生
同じ卵アレルギーの子どもにも、食べ進めがうまくいく子どもと、
進まない子どもがいます。
この違いを、もっと正確に予測する目的で開発されたのが
アレルゲンコンポーネント検査です。
卵以外にも、小麦やピーナッツ、大豆など
更には、くるみやカシューナッツ、ヘーゼルナッツ、ごま、ソバへと
より正確な診断に寄与する検査法の開発が進んでいます。
いつものように、質疑応答は途切れることなく、
活発で、楽しい研究会になりました。
2016年7月15日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.06.19
カンガルギー情報 東京フォーラム二日目
日本アレルギー学会の2日目のメインは、イギリスからのお客さま
二重抗原暴露仮説を提唱された、Gideon Lack先生です。
「LEAP study」「LEAP-on study」「LEAP sib study」と最新の研究結果を発表されます。
食物アレルギーにならないようにはどうすればよいのか、
食物アレルギーになった子どもをどのように治していくのか
興味深いお話が続きます。
午後からは、大学の同窓会が神戸で開かれます。
心を残しながら、会場を後にしました。
2016年6月19日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.06.18
カンガルギー情報 東京フォーラムで
6月17日 日本アレルギー学会の一日目がはじまりました。
会場の東京フォーラムは、12の会場に分かれて移動が大変です。
わたしが選んだのは、
「アトピー性皮膚炎の発症予防」「喘息の治療標的として気道分泌を考える」
「アレルギーと行政」「スギ花粉症に対する舌下免疫療法」
「ナッツアレルギー」「小麦アレルギー」「喘息の分子標的薬の可能性」
乳児から、成人まで、幅広く最新の話題を集めます。
月に一度の「兵庫小児アレルギー研究会」のテーマが見つかると、
ワクワクします。
終わって、「アトピッ子地球の子ネットワーク」さんと、連夜の打ち合わせ
いろんなことがやれそうで、楽しみです。
2016年6月18日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.06.15
カンガルギーの輪舞曲 梅雨時のダブルヘッダー
6月14日、今年で一番の忙しい一日になりました。
7時に家を出て、満員電車で大阪のホテルに、
2つのホテルのスタッフの方に、合同のアナフィラキシーの話をします。
飲み物がないため、喉がカラカラです。
外国の方が多いこのホテルは、アレルギー対応のリクエストも多様です。
「断らないサービスを目指しています」
その心意気とプライドに脱帽です。
2時に会場を出て、いたやどで開かれる須磨区・垂水区保育所研修会に
約束の時間を過ぎ、お世話係の先生はハラハラされています。
3時過ぎから5時半まで、もう一度アナフィラキシーの話
マイクがないために、肉声で力がはいります。
終わってクリニックに戻り、会議に参加。
子どもの居場所づくりを論議します
7時から19時まで、心ゆくまで話し続けた梅雨の一日になりました。
2016年6月15日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.06.10
カンガルギー情報 250回になりました
6月9日、兵庫小児アレルギー研究会の定例会が開かれました。
250回目のテーマは、「ACOSを考える」
岸和田市民病院呼吸器センター・センター長の
加糖元一先生が、講師を務めてくださいます。
ACOSは、気管支喘息と、COPDを合併する呼吸器の病気のこと。。
小児科では経験しないものの、おとうさんやお母さんからのご相談にお答えするためにも
知っておきたい基礎知識です。
1991年に発足した研究会は、年に10回のペースで例会を重ね、
250回を数えることができました。
これも、先生方のご厚意のおかげだと感謝しております。
これからも、地域でのアレルギー研修、研究を積み重ねていきたいと考えています。
2016年6月10日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.05.22
カンガルギー情報 いいお話をいっぱい
5月22日、エピペン®を持っている中高生との懇談会に参加しました。
アトピッ子地球の子ネットワークの企画です。
会場は、東京のアトピッ子の事務所。
学校生活、先生や友だちとの関係
給食、修学旅行の悩み
エピペン®を持っていること
負荷試験について
最後は、将来の夢、
13時から、16時過ぎまで、畠山さんの名司会で進みます。
かんがるうっ子と同じ世代の青年が、しっかりと自分の言葉で語ります。
本人にしか分からないこと、語れないこと
いいお話を、いっぱいいただきました。
夜は大人たち6人と、ご苦労さん会
みなさん、お疲れさまでした。
2016年5月22日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.01.29
カンガルギー情報 法人化しましたよ
1991年から続けてきた、「兵庫食物アレルギー研究会」は、
このたび「一般社団法人兵庫小児アレルギー研究会」と名称変更し、
法人化手続きを終えることができました。
毎月第二木曜日6時半から開いている例会も、261回を数え、
4人から始めた会員の先生がたも、50人を超える世帯になりました。
この間、5冊の食物アレルギー関連の書籍を上梓させていただき、
さらなる研究活動を続けていこうと、会員一同張り切っております。
アレルギーについてご興味がおありの先生方は、
いたやどクリニックの木村までご連絡いただけますと幸いです。
2016年1月29日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.01.17
カンガルギー情報 満員御礼
1月14日、定例の兵庫小児アレルギー研究会を開きました。
黒坂先生の「LEAP療法」の抄読会、
神戸大学皮膚科の福永先生の「じんましん」の講義と盛りだくさん、
初雪が降る寒い夜でしたが、
会場は、過去最高の26名の先生方の熱気であふれます。
震災から、21年。
今年も、ぶれない勉強会を続けていきたいと思います。
2016年1月17日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.11.23
カンガルギー情報 二日目も早くから
日本小児アレルギー学会の二日目
8時半から始まるワークショップの会場は、満員御礼
食物アレルギー経口免疫療法
喘息の長期管理
安全性を見越した吸入療法指導
エピペン などなど
アレルギーの予防のコーナーでは座長を務め 長い一日が終わります。
帰路は、奈良駅から三宮まで一本道。
小島先生と、次の研究テーマを語り合います。
大勢の先生方と学び続けること、
たっぷりとパワーをいただいた学会参加でした。
2015年11月23日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.11.23
カンガルギー情報 狭い個室で
学会参加の楽しみは、先生方との懇親会
居酒屋さんの予約を取っていただき、
兵庫小児アレルギー研究会の先生方と歓談します。
話は、研究会の運営や、研究テーマ
お酒の席でも、仕事の会話が弾みます。
さあ、明日も頑張って、講演を聞きまくりましょう
2015年11月23日
いたやどクリニック 木村彰宏