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2015.11.22
カンガルギー情報 鹿のすむ都で
11月21日、第52回日本小児アレルギー学会が始まりました。
呼吸機能
食物経口負荷試験
喘息の長期管理
中枢神経系と免疫
食物アレルギーはなぜ増えたか
どの発表や講演もおもしろく、8つに分かれた会場を走り回ります。
参加者と意見を交換し、考えを深めます。
学ぶこと、かみ砕くこと、そして伝えること。
まだまだ、頑張れそうに思います。
2015年11月22日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.10
カンガルギー情報 ワクチンの定期接種を
10月8日、兵庫小児アレルギー研究会の例会を開きました。
「兵庫食物アレルギー研究会」から、
「兵庫小児アレルギー研究会」に名前を変えて
通算244回目の開催数を引き継ぎます。
今月のテーマは、「B型肝炎のすべて」です。
B型肝炎は、お母さんから赤ちゃんへの垂直感染の対策が中心
その後、性感染症などの水平感染が課題となってきました。
赤ちゃんのうちに、B型肝炎ワクチンを
244回目の例会も、しっかり学ぶことができました。
2015年10月10日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.08.30
カンガルギー情報 8月は納涼会
8月27日、兵庫食物アレルギー研究会の納涼会を開きました。
毎月の例会(研究会・勉強会)は、8月はおやすみ。
16名の先生方と、お酒を飲みながら歓談します。
食物アレルギーのこと、職場のこと、家族のこと、
話は尽きません。
もうすぐ9月です。
アレルギーの専門医として、みなさんひと踏ん張りしましょうね。
2015年8月30日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.07.07
カンガルギー情報 大人になったら
7月5日、発達障害の講演会に参加した。
ASD「自閉スペクトラム障害」、ADHD「注意欠陥多動障害」などの
発達障害は、診断がついていないものの支援が必要な子どもまで入れると
男児で15~25%、女児で5~10%と言われています。
特性をもちながらも、工夫と経験を積むことにより
社会参加ができるために、
理解され、愛される小児期の体験が必要です。
休日の勉強会は、体力的につらいものがありますが、
参加してよかったと思いました。
2015年7月7日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.06.13
カンガルギー情報 241回は大人の喘息
6月11日、兵庫食物アレルギー研究会を開きました。
241回のテーマは「コントロールが不十分な患者さんに対するスマート療法の意義」
岸和田市民病院呼吸器内科の加藤元一先生に講義していただきました。
好酸球性炎症と、機械的な気道損傷
その結果としてリモデリングの進行と、
深い内容が続きます。
ディスカッションも活発で、会場終了時刻の21時が気になります。
アレルギーの分野のいろいろな事柄をみんなで学びあい、
診療に役立てていくことができればと思います。
2015年6月13日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.06.03
カンガルギー情報 窓から見える
6月2日、兵庫区の小学校の研修会に出かけました。
通勤の電車の窓から見える小学校です。
ランチルームに設置された講義室。
若い先生方に囲まれて、ロールプレイングを行います。
ある時は、笑顔で、ある時は 厳しい顔つきで、
アナフィラキシーが起きた時の対応を学習します。
心配な時には、お電話をくださいね。
2015年6月3日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.05.29
カンガルギー情報 売れ行にきが気になって
アレルギー学会3日目は、キャリアバッグを引いて学会場へ。
通勤時間にぶつからないように、ホテルを早く出かけます。
「アトピー性皮膚炎の自然経過」
「ランゲルハンス細胞」
を聴講して、神戸に帰ります。
気になるのは、新しく出た本の売れ行きです。
会場で出会う知り合いに宣伝し、
即販コーナーでは、手に取られる先生が会計に行かれるのを見守ります。
基礎研究と、臨床応用と、
しっかり学べた3日間でした。
2015年5月29日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.05.28
カンガルギー情報 二日目もしっかりヘロヘロ
5月27日 日本アレルギー学会2日目は、
会場まで迷わず、遅刻せずに到着
「汗とアレルギー」
「ピーナッツアレルギーの食事予防」
「アレルギーの発症機序と発症予防戦略」
「乳児アトピー性皮膚炎に対する保湿スキンケアの重要性」
「安全な経口負荷試験の実施」
「免疫療法」
「食物アレルギーとアレルゲン」
「プロバビリーカーブとカットオフの考え方」
大阪の佐守先生と、1日珍道中です。
やはり、学会は気心の知れた先生と聞くのが一番です。
夜は、あとぴっ子の吉澤さん、赤城山と居酒屋へ
しっかりヘロヘロの1日です。
2015年5月28日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.05.27
カンガルギー情報 学会が始まった
5月26日 64回目の日本アレルギー学会が始まりました。
8時20分に会場入りすると、10分前から始まっています。
「乳幼児早期のアレルギー予防」
「皮膚バリア機能障害とアレルギー疾患」
「マダニと食物アレルギー」
「食物アナフィラキシー指導」
「ダニアレルギーの免疫療法」
1日会場を駆け抜けます。
夜は、関西医大の先生と居酒屋へ
1日ごくろうさまカンガルーです。
2015年5月27日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.05.26
カンガルギー情報 出発はおおナマズ
5月25日、アレルギー学会に出席するために、上京します。
新神戸駅で待ち受けていたのは、おおナマズ。
関東で地震があったとのニュースです。
ジェットコースターや飛行機など、足元が揺れ動くものは
大の苦手なカンガルー。
恐る恐る情報を集めます。
東京に滞在しているときには、おとなしくしていてくださいね。
2015年5月26日
いたやどクリニック 木村 彰宏
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2015.05.16
カンガルギー情報 アレルギー小児科医の役割
5月14日、240回目となる兵庫食物アレルギー研究会に
参加しました。
今月のテーマは、「相談活動から見える学校給食の課題」
講師は、アトピッ子地球の子ネットーワークの赤城智美先生です。
全国各地から寄せられる、給食やエピペンについて
保護者の方からの相談。
学校の先生方と一緒に、子どもを守る上での
アレルギー小児科医師や、主治医の役割を強く感じました。
2015年5月16日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.04.29
カンガルギー情報 ダブルは体に
4月28日、クリニック近くの小学校に出かけました。
食物アナフィラキシーの勉強会です。
給食も始まった放課後、通われている男の子も同席です。
研修が終わり、男の子から鋭い質問。
「救急車を呼ぶ時は、いつ迎えにでるのですか」
う~ん、どうお答えしようかな。
クリニックに戻ると、会議には大幅遅刻。
続いて中学校の先生が来られます。
道に迷われて、開始がおくれ、終わると9時半に。
さすがにダブルは、体に答えます。
会議には遅れ、堀先生の歓迎会には参加できず、
申しわけなく思っています。
帰ると、ナナちゃんがシッポをふってお出迎え。
さあ、ごはんにしましょうか。
2015年4月29日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.04.19
カンガルギー情報 最前列へ
日本小児科学会の聴講後、書籍展示ブースにまわります。
発売されたばかりの「食物アナフィラキシー対応ガイドブック」が
展示されていることを確かめて、他書4冊を購入。
会計の時に、係の人に、著者の一人であることを告げると、
さっそく、最前列の目立つところに移動してもらえました。
出版社の方と待ち合わせ、出版までの苦労話をし、
本の宣伝チラシをつくり、
共同執筆をお願いした先生方に送るよう、依頼します。
執筆、校正、出版のあとは、
ひとりでも多くの方の目にとまるよう、営業活動も大切です。
2015年4月19日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.04.18
カンガルギー情報 答えを探して
4月18日、ⅰ18回日本小児科学会学術集会に出かけました。
6時半に自宅を出発し、会場の大阪国際会議場へ。
まずは、「間葉系幹細胞やTリンパ球を用いた細胞治療」
おなじみの免疫細胞を用いた、GVHDや白血病の治療を聴講。
次に「NIPT:新型出生前診断の光と影」
妊婦さんの血液から胎児の遺伝子疾患の有無を診断する技術です。
何のための診断なのか
誰のための診断なのか
熱い論議が繰り広げられます。
「生まれる前も、生まれてからも
子どもたちの生きる権利を擁護する立場にある」
小児科医師の立場が鮮明に提示されます。
最後は、「発達障害の地域連携」
千葉の素晴らしい実践をお聞きします。
短い時間でしたが、深い内容の学会になりました。
2015年4月18日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.04.16
カンガルギー情報 できましたアナフィラキシーの本
お待たせしました。
アナフィラキシーの本ができあがりました。
「いざというときに学校現場で役に立つ
食物アナフィラキシー対応ガイドブック」(診断と治療社)
少し長い書名です。
4月17日から大阪で開かれる小児科学会で先行発売されますが、
一般書店では、5月からのお目見え予定です。
食物アナフィラキシーが起きた時に何をすればよいのか、
イラストをふんだんに使い、ていねいに解説を加えました。
定価は1900円+税
是非、お手にお取り、お買い求めください。
2015年4月16日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.04.13
カンガルギー情報 花散りはじめし京都で
4月12日、日本医学会総会に出かけました。
7時前に出発しても、京都国際会議場に着くと
第一講演が始まっています。
立見席で、「こころを映像化する」を聴講。
その後も利尿剤の話、がん免疫療法、先端医療を支える技術の話と
アレルギーからは遠い知識を詰め込みます。
どの分野もおもしろく、ワクワクします。
行き帰りは、小説の世界にはいり、充実した一日となりました。
2015年4月13日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.03.10
カンガルギー情報 お待たせしています
学校の先生方にお読みいただこうと執筆中の
「(仮題)食物アナフィラキシー対応ガイドブック」
3月8日は、東京から編集の方にクリニックまで来ていただき、
4時間以上にわたって、最終校正を行いました。
みなさまのお手元にお届けできるまで、あと一息です。
2015年3月10日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.09
カンガルギー情報 モストグラフ
1月8日夜、236回目になる兵庫食物アレルギー研究会を開きました。
今日のお題は、「総合呼吸抵抗検査装置:モストグラフ」
喘息の診断やコントロールの評価には
患者さん自身の自覚症状に基づくものと、
スパイロやNO等の検査機器による客観的評価があります。
モストグラフは、後者に位置します。
努力呼吸を必要としないので、低年齢でも測定可能な検査です
講義の後は、機器を使っての実習
クリニックでも欲しいなと、ないものねだりのカンガルーでした。
2015年1月9日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.11.14
カンガルギー情報 みんなで仲良く
11月13日、235回目となる
兵庫食物アレルギー研究会を開きました。
今月のテーマは、先週に開かれた
小児アレルギー学会のリメイク版です。
みんなで、発表したての演題を持ち寄ります。
京都の伊藤先生は「負荷食品標準化のための抗原性の評価」
姫路の黒坂先生は「姫路市におけるアレルギー調査」
三木の小島先生は
「乳幼児の汗アレルギーとIgE,TARC値との関係」
大阪の谷内先生は
「加熱牛乳による急速経口免疫療法の有効性と安全性」
神戸の田中先生は
「原因不明のアナフィラキシー症状を認めた
新生児・乳児消化管アレルギーの一症例」
神戸のきむらは
「食物アナフィラキシー研修会でのロールプレイング指導の有用性」
みんなで仲良くワイワイと発表し、質問を出し合います。
楽しい時間を過ごす事ができました。
ご参加いただきました先生方、お疲れ様でした。
2014年11月14日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.11.10
カンガルギー情報 おひさしぶりに
小児アレルギー学会2日目は、雨模様
800mくらい離れた2つの会場を移動するのは 大変です。
朝一番は、ロールプレイングの発表。
しっかりと質問をしていただき、満足です。
続いて、スキンケアやロールプレイングの実習
舌下免疫療法
経口免疫療法
除去食中の栄養指導
最後は、震災と食物アレルギーのコーナーの司会です。
以前、神戸に住んでおられ研究会をご一緒した箕浦先生は、
震災体験と備蓄の調査をされご発表。
7年近く前に四日市で講演をさせていただいた時の
主催者のおかあさんとも再会し、しばし歓談。
おひさしぶりの連発です。
すっかりと遅くなりましたが、さあ、神戸に帰りましょう。
2014年11月10日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏