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2014.05.11
カンガルギー情報 しっかり充電
アレルギー学会2日目も、終日会場めぐり
経皮感作とアレルギー
乳幼児の吸入ステロイド
呼気NO測定
舌下免疫療法
角層バリア異常とアトピー性皮膚炎
10時間近く講義を聴きながら、パソコンにメモを入れます。
今すぐにできなくても、いずれ診療の助けとなる知識の山を
いただきます。
夜は、兵庫食物アレルギー研究会のメンバーと懇親会。
知識の交換、近況報告など、話しの種はつきません。
気持ちの充電は、80%超えです。
2014年5月11日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.05.10
カンガルギー情報 京都の学会
5月9日から、第26回日本アレルギー学会が、京都ではじまりました。
4月は、学校の先生方との相談会で忙しく、
気がつけば13回説明会を開いていました。
情報を出すだけでは、疲れてきます。
今回のアレルギー学会は、充電の機会だと楽しみに出かけました。
生物学的製剤の展望
アレルギー性鼻炎の根治療法
アレルギーの早期介入
化粧品による健康被害
アレルゲンコンポーネントを用いた診断
内科、皮膚科、耳鼻科、呼吸器科、リウマチ科など、
小児科分野にとらわれず学会場を走り回ります。
書籍販売のコーナーでは、見慣れたカバーの本が数冊。
さっそくお店の方に断って、写真を撮らせてもらいます。
「食物アレルギー外来診療のポイント63」
兵庫食物アレルギー研究会から12月に発刊した最新号です。
たくさんの方に買っていただけるといいなと思いながら、
1日目の会場を後にしました。
2014年5月10日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.05.09
カンガルギー情報 5月の食物アレルギー研究会
5月8日、231回目の兵庫食物アレルギー研究会が開かれました。
今日のテーマは、「食物アレルギーがある子どもの栄養の摂り方」
講師は、いたやどクリニックの新田栄養士さんです。
小児科医師の他にも、栄養士さん、薬剤師さん、看護師さんなど
多彩なメンバー14名が参加されました。
アレルギーがある子どもに、どのように不足なく栄養を摂っていた
だくのか。
毎日の指導でお困りのテーマなので、矢のような質問が飛び交います。
「おなかが痛くなってきました」と言いながらも、新田栄養士さんは頑張って説明されました。
本当に、お疲れさまでした。
2014年5月9日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.02.18
カンガルギー情報 あなたのまわりのアレルゲン
2月13日、228回目になる兵庫食物アレルギー研究会を開きました。
今月のテーマは、「家庭内のアレルゲン」
ダニ、ゴキブリ、ユスリカ、イヌ、ネコ、花粉、カビなどなど
いろいろなアレルゲンが、わたし達をとりまいています。
講師は、アレルギー検査会社のファディアさん。
しっかり勉強させていただきました。
2014年2月18日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.01.21
カンガルギー情報 年初めおかあさんの勉強会
2014年1月16日(木)、今年初めての「おかあさんの勉強会」を開きました。
8名のおかあさんに、ご参加いただきました。
除去食をお願いする事。忘れてはならない事。
まわりのクラスメイトに、食物アレルギーを伝える功罪について。
などなど、深いテーマでの話し合いになりました。
いくら重症の子どもがいても、
小学校では児童数が600名を超えなければ栄養職員の配置はないこと。
児童数が850名を超えなければ養護教諭の定員は2名にならないことなど、
法的な壁も感じます。
時代や運命に飲み込まれるだけではなく、
時代や運命を切り開いていく気概を持つ事も、話し合いました。
次回は、1月30日(木)930からの開催です。
おかあさん方のご参加を、お待ちしています。
2014年1月21日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.12.16
カンガルギー情報 来年もよろしく
12月12日、兵庫食物アレルギー研究会の忘年会を開きました。
11月に「226回目の例会」を開き、日本のアレルギー研究会の記録を更新中。
今年は、研究会として、
4月に「0・1・2・3歳の食物アレルギー相談対応マニュアル」
12月に「食物アレルギー外来診療のポイント 改訂版」
の2冊を上梓しました。
忘年会では、新しい出版物に話題が集中。
忙しさに忙しさを重ねてお願いすることになった、「じぇじぇじぇ」の一年でしたが、
どの先生方お顔も、満足げです。
来年も、よろしくお願いいたします。
2013年12月16日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.12.12
カンガルギー情報 今年最後の1冊
12月11日、新しい本ができあがりました。
「食物アレルギー外来診療のポイント63」です。
同名のポイント57が刊行されてから、4年が経ち、
大幅に執筆変更された「改訂第2版」です。
ページ数は139pから、196pへと40%増え、
お値段は14%UPの4800円となりました。
兵庫食物アレルギー研究会のメンバーが、総力をあげて作りあげた1冊です。
少しお高いですが、最新の情報がたくさん詰まっています。
是非、お買い求めください。
2013年12月12日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.11.30
カンガルギー情報 2日目の学会
11月29日は、アレルギー学会2日目です。
9時からのはじまりに、大急ぎ。
シンポジウム「小児気管支喘息における末梢気道の重要性」は、毎日の診療に大きな示唆を与えてくれます。
今の症状に基づく治療ではなく、末梢気道病変を頭に置いた長期的な喘息管理の重要性。
それを、どのように実現していくのかが課題です。
次は、「CD1と獲得免疫」
免疫系に反応する抗原の主体は、タンパク質だと考えられてきましたが、脂質抗原や
リポペプチドが抗原となりうると言う基礎的研究です。
アレルギーの原因探求について、根本的に修正を迫る内容で感動です。
「プロバイオティクスとアレルギー予防」も、おもしろいテーマです。
ヒトの体に数多く存在する腸内細菌。
それを変える事で、花粉症やアトピー性皮膚炎を軽くしようと言う試みです。
食生活に深くかかわる、これからの学問です。
2013年11月30日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.11.29
カンガルギー情報 今年のしめの学会
2013年11月28日から、63回日本アレルギー学会がはじまりました。
1日目は、「アトピー性皮膚炎の治療」を聴講。
ステロイド外用薬、プロトピック外用薬、TARCの臨床的な意義 などを学びました。
アトピー性皮膚炎と言う診断の中に紛れ込む、他の疾患を鑑別する難しさを感じました。
次に、「抑制免疫の基礎理論」を聴講。
難しくて殆ど追いかけられません。
ただ、自己に対する免疫応答は失われているのではなく、一時的に抑制されてると言うお話に興味を覚えました。
ガン治療には、免疫を高める治療を、
アレルギーや自己免疫疾患には、免疫を弱くする治療を、
「ほどほど」ということの難しさですね。
昼は、「舌下免疫療法」
来年から、舌下免疫療法が認可されるそうですが、
毎日錠剤をなめ続ける事で、アレルギー性鼻炎だけでなく、喘息の発症も抑える事ができる。いろいろなアレルゲンの獲得も妨げる事ができると言うお話です。
午後からは、「アトピー性皮膚炎と心身医療」
毎日の診療の中で、身体だけではなく、患者さんの心も大切に診ると言う、
当たり前で一番難しいお話です。
続いて、秋山仁先生の「数学のお話」
これは、別ブログにします。
最後は、「小児気管支喘息」
乳児期の喘息診断と、成人に達した時の治療成績、
ホクナリンテープ®の位置づけなど、毎日の診療を続けているうえでの疑問が整理できます。
9時から19時まで、たっぷり、どっぷりの一日です。
2013年11月29日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.11.09
カンガルギー情報 年末の出版をめざして
「食物アレルギー 外来診療のポイント」(診断と治療社)の
改訂第2版の準備が進んでいます。
57のポイントが、64に増量し、連日校正の嵐です。
何度も目をとおし、赤で訂正を入れ、
一息ついて、ポストに投函する時の爽快感。
数日後には、次の便で新しい校正が届き、ガックリとうなだれる毎日です。
発刊された時にはお知らせしますので、ごひいきにしてくださいね。
2013年11月9日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.10.20
カンガルギー情報 半世紀目の小児アレルギー学会
10月19日、50回目を迎える小児アレルギー学会に出かけました。
会場は、パシフィコ横浜。
会場前で写真をとり、さあ勉強のスタートです。
食物負荷試験、学校におけるアレルギー対応、喘息治療、食物アレルギーなどなど
一日学会場を駆け回ります。
昨年12月に亡くなられた沙清さんの追悼シンポジウムには、一番広い会場が超満員。
奇しくも10月19日に11回目のお誕生日を迎える予定だった沙清さんの、
昨年のお誕生日の写真が映し出されると、会場は涙涙・・
おとうさん、おかあさんも出席され、沙清さんの思い出を語られました。
アレルギーがある子どもたちの安全と幸せを守る研究を進めていこうと
会場中が悲しみの決意につつまれました。
2013年10月20日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.08.10
カンガルギー情報 ことしも元気で
8月8日、兵庫食物アレルギー研究会のメンバーが集まり、納涼会を開きました。
参加された先生方は、14名。
無理やり席をくっつけて、顔が見えるようにセッチング。
お酒を飲みながら、話題は食物アレルギー。
どのように離乳食を指導するのか。
アトピー性皮膚炎の治療は、
負荷のしかたは
などなど、気づけばあっという間に、お開きの時間。
研究会は、先月で223回目を終え、250回を目指して続行中。
会員の先生方、みなさん、ことしも元気です。
2013年8月10日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.07.30
カンガルギー情報 夏風邪でご迷惑を
7月28日、「子どものこころ相談医」研修会の2日目です。
家族支援
発達障害
PDD
デートDV
まど、なるほど、そのような見方、考え方もあったのかと、
驚きの一日です。
夏風邪は、相変わらず。
咳き込みだすと、止まりません。
明けて、29日の午前午後の診療は、
声を出して説明するたびに、咳き込んで、診察を中断します。
診察にこられた皆さまには、ご迷惑をおかけしました。
申しわけありませんでした。
2013年7月30日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.07.28
カンガルギー情報 夏風邪をおして
7月27日、「子どものこころ相談医」資格を更新するために、
一日研修会に出かけました。
ドッグセラピー
震災支援レインボーハウス
バイリンガル
などなど、中身の濃い研修会です。
残念なことに、夏風邪をひいてしまい、
咳に鼻水と、最悪のコンディション。
今日28日の2日目も、がんばって参加してきます。
2013年7月28日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.06.14
カンガルギー情報 汗のお話
6月13日、222回目の兵庫食物アレルギー研究会を開きました。
講師は、大阪大学皮膚科の室田浩之先生。
(写真の左にお座りの先生です)
不能汗腺、能動汗腺、
初期発汗、大量発汗
定量的軸さく反射性発汗試験 などなど、初めて聞く言葉が続きます。
アトピー性皮膚炎の指導として、
「しっかりと汗をかいて、汗を洗い流して、着替えをして」
参加された19名の先生方も、興味深くお聞きされていました。
室田先生、ありがとうございました。
2013年6月14日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.05.27
カンガルギー情報 子どものこころ
5月25、26両日、「子どもの心」研修会に出かけました。
会場は、ポートアイランドの会議室。
高木先生とご一緒です。
テーマは、不登校、虐待、睡眠障害、学習障害など、ハードな内容です。
参加者も、アレルギー学会とは違った顔ぶれ。
ここでも気になるのは、新しい本の売れ行きです。
本を手に取られて、内容を見ておられる先生をみかけると、
「そのままレジへ・・」と、心の中で後押しします。
疲れたけれど、いっぱい学べた2日間でした。
2013年5月27日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.05.12
カンガルギー情報 あたらしいガイドブック
学会に参加する楽しみのひとつは、あたらしい本に出会うこと。
各フロアーに設けられた書籍コーナーには、いろいろな顔の本が並んでいます。
そのなかで、いちばん目立つコーナーに置かれていたのが、
ピンク色の最新刊。
「0・1・2・3才の食物アレルギー相談対応ブック」
兵庫食物アレルギー研究会の先生方と一緒に、昨年末から取り組んできたガイドブックです。
それとなく見ていますと、本を手に取り、元に戻す先生。
お買い上げになられる先生。
そのたびに、心の中で、「それいけ、それ、買ってください」と叫ぶわたしがいます。
多くの方に愛される一冊になると、いいですね。
2013年5月12日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.04.10
カンガルギー情報 さくらの小学校で
4月9日 大阪郊外の小学校に、食物アレルギーの講義に出かけました。
小学校のまわりは、さくらの名所。
あと1週間早ければ、満開のさくらに出会えたとのことでした。
正門を入ると、木で作られた何種類もの小鳥を飾った大きなパネルが。
豊かで、のんびりとした、小学校生活が送れそうな気がしました。
2013年4月10日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.04.04
カンガルギー情報 入学前説明会その⑤
4月3日、2013年度「食物アナフィラキシー入学前説明会」の第5回目を開きました。
15の保育所、幼稚園、小学校、中学校、児童館から、62名の職員の方と保護者の方、
職員あわせて78名の方にご参加いただきました。
新年度となり、先生方の人事の異動も一段落されたのか、
昨日に続き、大きな説明会になりました。
1830定刻からの開始、2100を超える時間まで、数多くのご質問をいただきながら、
会を終えることができました。
ご参加いただきまして、ありがとうございました。
入園、新入学を前にした合同説明会は、今年初めて企画させていただいた取り組みです。
5回の説明会を通じて、65の保育所、幼稚園、小学校、中学校、児童館、
205名の教職員、保育の先生方、
40名の保護者の方にお集まりいただけるという大きな会となりました。
まだまだお伝えしきれなかったこと、
説明不足だった点など、反省すべき課題が多く残りました。
ご協力いただきましたアンケートをもとに、さらに分かりやすい説明会をめざしたいと思います。
先生方と連絡を密にとりながら、子どもたちの健康を守りたいと思います。
今後とも、よろしくお願いいたします。
最後に、資料をコピーし、仕分けをし、会場をセッティングし、案内をし、そして後片付けをし、遅くまで一緒に会の運営に携わっていただいた職員のみなさまに、深く感謝いたします。
職員のみなさまの力がなければ、先生方をお迎えすることはできなかったでしょう。
ありがとうございました。
2013年4月4日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.04.03
カンガルギー情報 入学前説明会その④
4月2日、2013年度「食物アナフィラキシー入学前説明会」の第4回目を開きました。
19の幼稚園、小学校、中学校から、67名の職員の方と保護者の方、
職員あわせて75名の方にご参加いただきました。
クリニック外来の、椅子を総動員して席を作りましたが、
後ろの席の方は、スライドが見えにくかったのではないかと、心配しています。
1730定刻からの開始、1930まで熱心にお聞きいただきました。
ご参加いただきまして、ありがとうございました。
説明会の今後の予定は、明日の一回となりました。
第5回目 4月 3日(水)1830~2030
参加を希望される方は、FAXで、いたやどクリニックまでご連絡ください。
FAX番号 078-611-0964
2013年4月3日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏