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2013.04.12
カンガルーの輪舞曲 ガラガラ声で
4月11日、北区の小学校に、「食物アレルギーの対応」の説明に出かけました。
一年生の女の子には、複数の食べ物にアレルギーがあります。
新学期がはじまり、子どもたちが下校したあと、5時過ぎまで説明会は続きます。
数日前から、喉を痛めてのガラガラ声。
先生方とお話をしながら、学校と医療機関、間に立つ救急隊とのホットラインの構築の
必要性を痛感しました。
学校での説明会の後は、兵庫食物アレルギー研究会の定例会です。
さあ、もうひとがんばりです。
2013年4月12日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.03.04
カンガルーの輪舞曲 ほっと一息
3月2日、神戸市小児科医会で講演させていただきました。
テーマは、「一般外来でも行える食物負荷試験」。
2012年は、1年がかりで、1667件の食物負荷を行いました。
このデータをもとにして、発表です。
会場は、いつも顔をあわせる小児科の先輩・後輩の先生方で満席。
他にもお伝えすることがなかったのかなと、自問しながら壇を降りました。
年初より続いた講演会は、今回で一区切りがつきました。
ほっと一息のカンガルーです。
これからしばらくは、新入生説明会に向けての準備が始まります。
4月中旬に発刊予定の「あたらしい食物アレルギー本」の準備も続きます。
春は、もう少し向こう側です。
2013年3月4日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.02.21
カンガルーの輪舞曲 きびしさの中に
2月19日、児童自立支援施設で講演をしました。
といっても、内容は「食物アレルギーと施設管理」です。
園生は、全員寮に入り、暮らしています。
食事は、厨房で一括調理される場合と、各寮で寮生が交代で調理する場合があります。
学校の給食に比べると、食事回数も多く、調理間違いや誤食のリスクが高くなります。
近畿各県から集まられた支援員さんを前に、1330から懇親会を含めて1700過ぎまで講演と、討議を続けました。
児童自立支援施設は、平成9年の児童福祉法の改正により、従来の「不良行為をなし、又はなすおそれのある児童」に加え、「家庭環境その他の環境上の理由により生活指導等を要する児童」が付け加えられました。
広い運動場を見ると、ジャージに身を包んだ子どもたちが、身体を鍛えています。
園長先生とお話しすると、指導員の方の厳しい職場環境もみえてきます。
「自ら考え、そして行動し、その結果について責任を取る」
「学園のあゆみ」の冒頭に書かれていたことばに、共感しました。
きびしさの中に、夢と希望がそだちますように。
失敗しても、やり直すチャンスが与えられる社会でありたいと思います。
2013年2月21日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.02.17
カンガルーの輪舞曲 女子力に引っ張られ
2月16日、講演に出かけました。
関西女子短期大学を卒業された、OBの養護教諭の先生や、勉強中の学生さん、80名の集まりです。
買ったばかりのピンクのネクタイを締めて、7時過ぎに大阪へ出発します。
新開地からは、直通特急で乗り換えなし。
車中では、ひたすらスライドの整理です。
電車を降りると、調べた地図とは違う建物が・・
また、ひと駅手前で降りてしまったようです。
「大阪国際交流センター」は、設備も良く、話しやすい会場です。
10時から、12時まで、質問の時間を食べてしまいました。
帰ろうとすると、「懇親会」のお誘いが・・
質問をお受けすることができなかったので、参加させていただくことにしました。
学校医さんとの関係、ご父兄との関係など、学校現場でのいろいろな悩みをお聞きすることができました。
養護教諭の先生方が置かれているお立場も、伝わってきました。
今後の講演や執筆に役立てることができる情報を、たくさんいただきました。
気が付くと3時をまわり、フラフラです。
家に帰ると6時過ぎ。
お誘いを受けた時の女子力に引っ張られ、
結局、午後からの2つの会を、無断欠席することになりました。
申し訳ありませんでした。
2013年2月17日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.02.15
カンガルーの輪舞曲 稲美の学校で
2月14日、稲美町の小学校での講演会に出かけました。
40名を超える先生方や、保護者の方にお集まりいただきました。
コンパクトな説明を、コンパクトな説明をと、準備しましたが、
それでも、75分。
お伝えしたいことを、もう少し絞り込む力量が必要なのですね。
夜に開かれる兵庫食物アレルギー研究会に出席するために、
ごあいさつもそこそこに、稲美の地を後にしました。
お集まりいただきましたみなさま方、
ありがとうございました。
2013年2月15日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.02.06
カンガルーの輪舞曲 三宮のおしゃべりさん
2月5日、神戸市の私立保育園に勤務されている保育士さん、栄養士さん、調理士さんむけの講演会で、お話をさせていただきました。
「保育園における食物アレルギーの対応(アレルギー疾患の共通理解と関係者の役割)」という、長い長いテーマです。
保育士さん向けの危機管理の話と、栄養士さん、調理士さん向けの食材の話。
二つのサブテーマを、どのようにうまくお伝えするのか。
時間配分が難しいところです。
あれもこれもと事前に用意したスライドは、85枚。
講演会はライブです。
話し手のほうに迷いがあると、ほころびが出ます。
90分講演、30分質疑応答の打ち合せが、
135分講演、20分質疑応答という、大幅な時間延長になってしまいました。
何を伝えたいのかの、絞り込み。
まだまだ、修行が足りません。
参加されたみなさまや、お世話していただいたかたに、ご迷惑をおかけしました。
反省しきりの、カンガルーです。
2013年2月6日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.01.30
カンガルーの輪舞曲 どこで降りるの
1月29日、尼崎の小学校で開かれた、「食物アレルギー」の研修会に出かけました。
最寄駅は、阪急塚口駅。
しばらく歩くと、電信柱の町目表示が違います。
駅まで戻り振り返ると、「阪急武庫之荘駅」です。
西宮北口の次は、「塚口駅」と思い、
ひと駅手前で降りてしまったようです。
あわてて阪急電車に乗り、目的地へ。
小学校には、3名の食物アナフィラキシーのお子さんが通われています。
6時間目の授業を急遽お休みししていただき、
全職員参加の研修会を、セットしていただきました。
2時間余り、しっかりとお聞きいただきました。
今後とも、よろしくお願いいたします。
2013年1月30日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.01.16
カンガルーの輪舞曲 フルコースで
1月15日、西宮の保育所所長先生の研修会に出かけました。
食物アナフィラキシー事故を受け、会場は50名を超える先生方で満員です。
「食物アレルギーと保育所の役割」について、
エピペン®の実習をはさみながら、150分間フルコースでお話しました。
終わるころには、空腹で、おなかがクークー。
講演ダイエットができそうです。
講演の後、「カンガルーのポケット」の即売会に早変わり。
後日お届けする冊数を含めて、20数冊をお買い上げいただきました。
ありがとうございました。
2013年1月16日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.11.23
カンガルーの輪舞曲 鉄人公園
11月20日、COOP自然派さんのお誘いで、
「食物アレルギー最新情報」のお話をさせていただきました。
今年は、講演会の当たり年。
11月の最後に、鉄人公園のある地元新長田で〆の講演会ができ、喜んでいます。
昨日の帰宅時に、半額になった広島焼きを4枚も買って帰り、
夕食の後の夜食に食べるとおなかが張り、寝付けません。
睡眠不足の講演会スタートでしたが、
2時間近く、しっかりとお聞きいただけました。
「カンガルーのポケット」本も、5冊お買い上げいただき、
ありがとうございました。
45回を数えた今年のカンガルーの講演の旅も、今回の鉄人公園でおしまいです。
いっぱい本を読んで、スライドも作って、充実した一年でした。
さあ、これから年末までは、好きな小説や新書を山ほど読むぞ~。
そう、鉄人に声かけて、さっそく本を4冊お買い求めのカンガルーでした。
2012年11月23日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.11.19
カンガルーの輪舞曲 雨上がりの東京
11月18日、東京で喘息のお話をさせていただきました。
アトピッ子地球の子ネットワークのお誘いです。
わたしに与えられたミッションは、「食物アレルギーと気管支喘息」との関係です。
喘息の診断、治療から、環境整備、体力づくりまで、フルコースを一気にお話する機会は多くありません。
「家族と専門医が一緒に作った、小児ぜんそくハンドブック 2012年改定版」と、
「ココが知りたい小児ぜん息 Q&A」を「たね本」に、
90枚のスライドと、解説を作ります。
たっぷり、どっぷり2時間の喘息講義。
ヘロヘロ・カンガルーのできあがりです。
2012年11月19日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.11.09
カンガルーの輪舞曲 明石にて
11月8日、明石で、「食物アレルギーの基礎知識と対応」のお話をさせていただきました。
参加された方は、保育所・小学校の管理者、栄養士さん、調理員さん。
2時半から5時近くまで、80枚のスライドを使い、たっぷり講義です。
エピペンのトレーナーを使い、食物アナフィラキシーが起きた時の対応も実習しました。
のどがれも、なんのその。
カンガルーは、今日も飛び回ります。
2012年11月9日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.10.28
カンガルーの輪舞曲 大阪にて
10月27日、大阪食物アレルギー懇話会で、お話をさせていただきました。
関西医大の谷内教授のお招きです。
会場は、100名近い先生方で、満席です。
「外来で行う食物負荷試験」
早口の説明となり、お聞き苦しかったのではないかと、反省しきりです。
これで、10月の講演会全日程が終わりました。
さあ、新幹線で東京へ。
次の構想を練りながらの、小休止です。
2012年10月28日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.10.22
カンガルーの輪舞曲 防災のこころえ
10月21日午後から、「食物アレルギーがある子どもの防災こころえ」に参加しました。
阪神・淡路才震災から、東日本大震災へと話しをすすめ、
食物アレルギーがある子どもがどのように暮らしたのかを、お伝えしました。
ものの備蓄、情報の備蓄、つながりの備蓄という、3つの備蓄を中心に説明。
参加された方は少なかったのですが、有意義な時間となりました。
2012年10月22日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.10.22
カンガルーの輪舞曲 食物アレルギー入学前相談会
10月21日、食物アレルギー説明会を開きました。
2013年4月に入学される、子どもさんが対象です。
34名の方のご参加で、1階待合室は満員です。
10時から70分、スライドを使っての説明。
その後、3年生になる子どもさんのお母さんに、実際の体験談をお話していただきました。
時間が許す限りの質疑応答。
4月の給食開始に向けて、準備が続きます。
2012年10月22日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.10.12
カンガルーの輪舞曲 濃厚な時間
10月11日、奈良の教育研究所に出かけました。
栄養教諭の先生方の新卒研修です。
9時から12時までこってりと食物アレルギーのお話をさせていただきました。
午後からは、河合町立小学校の石田栄養教諭が「学校における食物アレルギーの対応について」お話をされました。
現場でのご苦労と工夫がうかがわれる、とてもいいお話です。
今回も鹿のいない奈良の旅でしたが、濃厚な時間を過ごすことができ、大満足で帰路に着きました。
2012年10月12日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.10.04
カンガルーの輪舞曲 千葉にて
10月3日、千葉大学の河野先生、下条先生のお招きで、食物アレルギーの講演会に出かけました。
今まで出かけた500回以上の講演会で、雨に降られたのはたったの3回。
打率99.5%以上の「仕事は晴れ男」です。
今回は、関東での講演とあって、緊張したのか、晴れの神通力は通じなかったようです。
「一般外来で行える食物負荷」
私に与えられたミッションです。
130名以上の先生方を前に、説明。
少し早口過ぎて、時間を余しながらも、無事終える事が出来ました。
千葉の先生方に、いろいろなヒントをいただき、これからの診療・研究の糧とすることができそうです。
ありがとうございました。
2012年10月4日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.09.12
カンガルーの輪舞曲 シカがいない奈良
9月11日、奈良に「学校給食と食物アレルギー」のお話に行きました。
奈良というと、「やったあ、シカにあえるゾ」と、楽しみにしていましたが、
今日出かけたところには、シカは1匹も歩いていません。
給食関係の管理職研修と言う事で、給食施設長の方へのお話かなと準備をしていましたが、
会場内をのぞくと、貫禄充分な方々が120名あまり座られています。
係の人にお尋ねすると、学校長、教頭先生が大半との事でした。
控室で急遽スライドの差し替えを行い、管理職先生向けのバージョンに変更。
あとは、90分ノンストップでお話させていただきました。
それにしても、ひやひやの研修会。
うまくお伝えできたかどうか、不安が残る一日となりました。
2012年9月12日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.09.09
カンガルーの輪舞曲 京都にて
9月8日、京都で開かれたシンポジウムに出かけました。
主催は、アレルギーネットワーク京都 「ぴいちゃんねっと」です。
市場河原町から、祇園を通り抜けて、三条にある会場まで歩きます。
道の両側は、料亭ばかり。
お昼を食べる場所は、見つかりません。
今日のテーマは、「食物アレルギーの学校での対応」
新入学を控えたお母さんが、集まられます。
少し広い目の会場、でも、マイクレスで説明します。
短い時間でしたが、有意義なシンポジウムとなりました。
2012年9月8日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.08.22
カンガルーの輪舞曲 五色の町で
8月21日、淡路島洲本市の五色町に、食物アナフィラキシーのお話に出かけました。
三宮から、高速バスに乗り90分。
バスは、海岸線を走ります。
会場の小学校は、木がたくさん使われて、暖かい雰囲気です。
50名の教室は、満席。
4時過ぎまで、たっぷりお話をさせていただきました。
暑い中、みなさん、ごくろうさまでした。
2012年8月22日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2012.08.20
カンガルーの輪舞曲 ごうけんに行きました
8月19日、「ごうけん」に行きました。
「ごうけん」って、何のことでしょう・
全国保育団体合同研究集会の略です。
今年で44回目、兵庫での開催です。
「子どもの健康・安全と保健活動」の分科会の世話人ということで、
ただ坐って発表を聞いていればよいのかと思っていますと、
前日の打ち合わせで、40分程度のプレゼンをせよとのこと。
急遽準備をして、滑り込みます。
9時から4時半までたっぷりの分科会。
保育所で働く看護師さんの悩みやご苦労が、よく分かりました。
写真は、お昼にいただいたお弁当のふたの絵です。
持って帰ろうと思うほどのかわいさです。
2012年8月20日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏