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2017.06.19
クリニックだより 夏の急病診療所
6月18日 神戸市の休日急病診療所にでかけました。
いいお天気が続くので、病気の子どもは少ないかと思っていたのですが、
発熱、下痢・嘔吐の子どもさんで忙しくなりました。
全身発疹、元気のなさなど、診断がむずかしい子どもさんが続きます。
日頃は、アレルギーがある子どもさんの診察の日々ですが、
いつもと違う脳の部分が活性化する外来でした。
2017年6月19日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.11.15
聴診器のむこうに ストロークロー
4年生の男の子の手には、なにか青いのが・・
手から、爪の先を越えて、伸びています。
「学校の理科の実験で、手の関節を作ったんだ」と、説明してくれるけど、
プロレス技の「アイアンクロー」みたい。
でも、よわそうなので「ストロークロー」
夜中に通りで出会うと、心臓に良くないですけれどね。
2016年11月15日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.10.04
聴診器のむこうに 名前はみっちゃん
8才と、3才の姉弟の手には、かわいい恐竜さんのぬいぐるみ。
Q「お名前は?」 A「みっちゃんです」
Q「種族は?」 A「ティラノザウルスです」
Q「お年は?」 A「・・・」
Q「食べ物は?」 A「おにくです」
福井の恐竜博物館の生まれとのことですが、
名前が、何故「みっちゃん」なのか、最後まで分からなかったのですが、
かわいい恐竜さんなので、不問ということにしましょうか。
2016年10月4日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.09.25
7+8= ボクからもおめでとう
あさの おさんぽでは、みつからなかったです。
「しっかり してよ」って、
ナナちゃんに おこられたので
ボクは がんばります。
まっくらな こうえんで さがしもの みつけ
「796こめ」は、「ボクからもボール」って、なづけます。
2016年9月25日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.09.05
聴診器のむこうに よくできました
小学2年生の女の子に質問します。
「今年の夏は、何が楽しかった?」
女の子は 答えます。「海水浴」
以前同じ答えをした男の子に、
どこの海なのかを訪ねると「・・・」ということがありましたので
「海って、どこの海に行ったの?」と、重ねて尋ねます。
女の子は、「あわじ!」と、大きな声で答えます。
地名を知っていても、それがどこなのか分からない男の子に出合ったことを思い出し、
「あわじって、どこにあるの、北海道かな?」って、尋ねると
「兵庫県のみなみ」って、答えが返ります。
よくできました、
親として、連れていき甲斐があるというものです。
女の子は、来年度の「家族旅行券」を手に入れたも同然です。
さすがは女の子と思いながら、次の患者さんを診ることにしました。
2016年9月5日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.04.14
7+8= かんのもどり
あったかくなったのに、さむいです。
ちゃいろの コートをきてて、よかったです。
「はやく おさんぽ やめよ」っていう おとうさんを
こうえんまで、ひっぱっていきます。
こんなひは やっぱり かくれボールさん
もしもし、ボクが みつけましたからね
「774こめ」は、「かんのもどりボール」って、なづけます。
2016年4月14日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.03.09
7+8= ねているあいだに
旅行から帰ってきたおねえちゃんは、
カバンから、おみやげを取り出します。
おとうさんには、ロゼッタストーンのUSB
おかあさんには、チョコレート
じぶんには、水色トレーナーと、ぬいぐるみ
わたしと、ハッちゃんには、なしです。
「なまものは、持って帰れなかったから」って、言いわけします。
なんにもなしで いいですよ~だ。
おねえちゃんが ねているあいだに、ぬいぐるみは、わたしのもの。
どのぬいぐるみに しよおかなっ
2016年3月9日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.10.02
クリニックだより 10月の勉強会
10月1日、月が替わって初めての日、おかあさんの勉強会が開かれました。
雨の中、今朝は8名のおかあさんの参加です。
除去食を続けるときに注意すること、
喘息と食物アレルギー
転勤、海外研修の注意点 など
今日も多彩な相談です。
年内の予定は、
10月15日(木)
11月5日(木)
11月19日(木)です。
ご相談ごとがありましたら、ご参加ください。
お待ちしております。
2015年10月2日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.06.28
カンガルギー情報 喘息治療の深み
6月27日、東京で行われた喘息の勉強会に参加しました。
改訂されたばかりの喘息ガイドライン2015
ビタミンDの働き、免疫抗体療法、Microbiota
SMART療法
喘息の実態調査
そしてディスカッション。
知っていること、深められたこと、初めて知ったこと
頭の中は、喘息への興味でいっぱいです。
かえって文献を検索して、一つ一つ深めようと思います。
2015年6月29日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2015.03.09
クリニックだより 3月の急病診療所
3月8日、西部休日急病診療所に出かけました。
温かくなり、来所者は減少
それでも、インフルエンザA型、B型、
水痘、手足口病、RSウィルス気管支炎
急性胃腸炎と、多彩な疾患にかかられて来所されます。
寒暖差が激しくなり、花粉症も影響しているのかもしれません。
公立高校の入学試験まであと数日。
体調管理に気をつけてくださいね。
2015年3月9日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.03.02
カンガルギー情報 あわあわ研修会
2月28日、スキンケア実践セミナーに出かけました。
福永先生の講義に続き、渡木看護師さんによる実習が始まります。
テーマは、泡立て洗いのこつ。
洗面器や、ビニール袋、ペットボトルを使って、
あわあわを作ります。
服を汚さぬように、実習生はエプロン姿。
聞くと、実践するとは おお違い。
クリニックでも、おかあさん方を対象に、
スキンケア実践セミナーができればと思います。
2015年3月2日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.02.23
カンガルーの本棚 にぎやかで懐かしく
西加奈子さんの「円卓」(文春文庫)を読みました。
主人公は、公団住宅に住む小学3年生「こっこ」。
祖父母に両親、3つ児の姉の8人家族で暮らす「こっこ」は、
孤独にあこがれます。
夏休みが明け、ほんの少しだけ少女に近づいていく「こっこ」
大阪弁が飛び交う公団の公園に、
なつかしさを感じます。
2015年2月23日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.29
7+8= ギザボー
けさ さむいです。
にくきゅう つめたいです。
こうえんには だあれも いません。
でも ボクは さがします。
やった~、みつけた ぎざぎざボール。
ことし、はじめてです。
「683こめ」は、「ギザボー」って、なづけます。
2015年1月29日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.11
カンガルーの本棚 つらさがこみ上げる
東野圭吾さんの「手紙」(文春文庫)を読みました。
犯罪者の兄をもつ弟は、世の中の偏見や差別の嵐と出会います。
就職、恋愛、そして最愛の家族を巻き込んで・・・
この先はどうなるのかなという興味と、
これ以上は読み進めることができない「つらさ」とが交錯します。
主人公をこれほどまでに苦境に追いやる作者を
恨みたくもなります。
その中で、就職先の社長さんとの会話に救いを感じます。
他殺であれ自殺であれ、人がその命を突然に絶たれることは
その人の命だけではなく、
その人を愛する人の生きる力さえも奪ってしまいます。
つながりの糸を、一本一本結びなおしていく中で、
被害者への贖罪を果たしていけるのだと。
映画化されたと聞きますので、DVDも観てみたいと思いました。
2015年1月11日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2015.01.01
散歩のたのしみ 初日の出にむかって
明けましておめでとうございます。
紅白歌合戦を最後まで見ての大みそか。
眠い目をこすりながら いつも通りの時間に起きだして、
ナナとハッちゃんに、ごあいさつ
「明けましておめでとうございます。
おいしいものを いっぱいあげるから、長生きしてよね」
ナナちゃんは、何のことですかと 顔をそらします。
ハッちゃんは、まじめに 顔を見つめます。
暖かな大みそかと一変して、元日の朝のお散歩は手がかじかみます
かんがるうっ子と今年一年の目標を語り合いながら歩いていくと、
東の空が明るくなります。
木々の間からの、初日の出。
両手を合わせて、今年一年の健康と平癒を願います。
みなさまにも、よい一年でありますように。
2015年1月1日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.10.29
カンガルーの輪舞曲 地元の先生と
10月28日、神戸市長田区の養護教諭の先生の
研修会に参加しました。
クリニックの地元地域の小学校なので、
大勢の食物アナフィラキシーがある子どもさんが
お世話になっています。
それだけに、いつもより緊張して、研修会に臨みます。
しめは、いつものロールプレイング。
小児アレルギー学会で使う写真も、撮らせていただきました。
これからもおつきあいの程、よろしくお願いいたします。
2014年10月29日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.03.02
カンガルーの輪舞曲 かみかみカンガルー
3月1日、インターネットテレビの収録をしました。
テーマは、「アトピー性皮膚炎へのプロアクティブ療法」です。
10分ほどの放映収録に、5人のスタッフがクリニックに来られ、
4時間を超える収録となりました。
いい間違えたり、言葉を咬んだりと
すっかり「かみかみカンガー」になりました。
本当にいい経験をさせていただきました。
感謝の気持ちでいっぱいの、カンガルーです。
2014年3月2日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2014.01.06
7+8= はなしろハッちゃん
こうえんの、くさむらは、なんだか いいにおい。
さっそく、ほりかえして、たしかめます。
おててで、おさえて、
おはなで、もちあげて、
「ハッちゃん、おはなが、まっしろに なってるよ」
はなたかハッちゃんのあとは、
はなしろハッちゃんの たんじょうです。
2014年1月6日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2013.10.02
7+8= おとうさんのまほう
いいおてんきなので、いつもの みぞたんけん。
でぐちに つくと、なんだかヘン。
いつもより、ふかくって、ミゾからそとに、でられません。
さては、おとうさん、「まほう」をつかいましたね。
ハリーポッターばっかりよんでるから、
いたずら したんでしょ。
でも ボクは へいきです。
エイヤアっと、「ミゾからだっしゅつ じゅもん」です。
2013年10月2日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.01.21
カンガルーの輪舞曲 講演はじめ
1月20日大寒の日、今年始めての講演をさせていただきました。
神戸市立の養護教諭の先生方90名が、ご参加されました。
喘息、アトピー性皮膚炎、花粉症、食物アレルギーのポイントを、4題話といった形で説明させていただきました。
2時間いただいた予定の講演時間では収まりきれず、ご迷惑をおかけしました。
学校での子どもの健康を守る要は、養護教諭の先生方です。
これからも、なにかとお世話になると思いますが、よろしくお願いいたします。
2011年1月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏