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2022.10.27
聴診器のむこうに マニュアル化
工場で働いている青年の趣味は、鉄道写真
最近の撮り鉄のマナーの悪さに、憤ります。
見せてくれたのは、食堂の清掃のマニュアル本
得意のカメラで撮った写真付きの分かりやすさ。
ひとりひとり、いろいろな才能があるのですね。
2022年10月27日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.10.26
聴診器のむこうに むらかみさま
7才の男の子は、スワローズのユニフォーム姿
「むらかみさま」の大ファン
おばあちゃんから、お誕生日にプレゼントしてもらいました。
時は日本シリーズの真っ最中。
大阪ドームへ、直行です。
2022年10月26日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.10.25
聴診器のむこうに ピカチュウお席かわってね
1才8か月の女の子は
椅子に座っている 大きなピカチュウを
よいしょ、どっこいしょと 持ち上げて
「ピカチュウさん 代ってね」
あれれれ 自分が座ってしまいましたよ。
2022年10月25日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.10.21
聴診器のむこうに なめたらあかん
6才の男の子は、手首がかゆいといいます。
「おかあさんに、なめてもらったら なおるかもよ」と助言しますと
「なめたらあかん、なめたらあかん」と歌いだします。
さすが関西風のツッコミ。
ナイスですね
2022年10月21日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.10.20
聴診器のむこうに 眠れなかったよ
11才の男の子は、自然学校から帰ったばかりです。
とっても楽しかったそうですが、眠れなかったとのこと
「どうして、」と心配して尋ねると
しばらく考え込むので
「母さんと離れて寝たから、寂しかったんでしょ」と言うと、
「ちがうわい」と即答されます。
「早く寝なさいって先生に言われたけど、友だちと話してて・・」
なるほど、交友関係を深める取り組みをしたのですね。
でも、本当は寂しかったんじゃないかな
2022年10月20日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.10.18
聴診器のむこうに 重い荷物をせたろうて
15才の男の子のカバンは、LLサイズ
お願いして重さを図ると、8.1Kg
背負いひもは、おかあさんが選んだ特注品
看護師さんと、かわりばんこに背負います。
ずっしりと肩に来る重さ
勉学も苦行のひとつですね。
2022年10月18日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.10.17
聴診器のむこうに ポイントデー
8才の男の子に、「今日さいけつしようか」と提案すると、
「いやいや、次にして」と言われます。
そこで、「今日採血すると、ポイント3倍の日だから、
クリスマスのプレゼントがランクアップするよ」と教えると
おかあさんが、「ポイントデーの日は、お買い物を多い目にするでしょ」
それを聞いた男の子は、
「買い過ぎて、くさらせてしまうでしょ」と反論します。
採血までの道のりは、遠そうです。
2022年10月17日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.10.16
聴診器のむこうに お兄さんのマネをして
1才半の男の子のマイブームは、物を投げること
おさじや食べ物を投げては、母を困らせます。
高校生と中学生のお兄さんは、背が高くてバスケ部です。
もしかして、お兄さんのマネをしてるのかな。
ボールを渡して、ゴミ箱にうまく入ればほめてあげましょう
食べものを投げた時は、スルーしましょうと助言します。
しっかりと練習して、NBA選手を、めざそうね
2022年10月16日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.10.15
聴診器のむこうに 今日は何の日
9才の男の子が わたしに尋ねます。
「先生、今日は何の日か知ってる?」
「えーっと、焼いもの日かな」と答えると
「ブーッ、鉄道の日でした。150周年の日です」と教えてくれます。
ここで話が終わらないのが、わたしのいいところ
「そうだった、先生が小学生の時に、はじめて汽車が走ったんだ」と答えると、
尊敬のまなざしで見つめられます。
そうです、先生のお年は150才以上。
昔のことは、みんな知っていますよ。
2022年10月15日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.10.14
聴診器のむこうに 安価なアンカ
運動会のシーズンです。
11才の男の子は、リレーのアンカーを勤めます。
「アンカって、タドン(炭団)を入れて、暖をとるやつかな」と尋ねても
「なに言ってるのか、わかんないんですけども」状態です。
その昔、寒さしのぎには電気アンカではなく
タドンを火おこしした「安価なアンカ」が使われました。
意味わかんないダジャレに、診察室に寒い風が吹きあれます。
2022年10月14日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.10.11
聴診器のむこうに 宴会の練習
健診での出来事
1才半の女の子は、遊び食べ
椅子から降りて、遊びながら口を動かします。
きちんと座って食べるのは、お行儀が良いのですが、
楽しんで食べるのも一考です。
おとなになって宴会のときには、
思い切りテンションをあげて参加できるといいですね。
今から宴会の練習だと思うと、気が楽ですよねとお伝えしました。
2022年10月11日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.10.10
聴診器のむこうに ジャニーズかも
4才の男の子は、診察室に入るなり「おはようございます」
時計を見ると、15時です
もしかして君は、ジャニーズ事務所
何という名前のグループなのかな
いまから サインをもらったりして
いろいな思いが、頭の中を駆け巡ります。
2022年10月10日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.10.04
聴診器のむこうに 両手の動物園
2才の女の子の手には、うさぎさんやお花の模様が
発疹性の新しい病気かと心配しましたが、
おかあさんお手製の、移動式動物園
はやく本当の動物園に行ける日が来るといいですね
2022年10月4日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.09.30
聴診器のむこうに ボールペンコロコロ
明日が12才のお誕生日の女の子に、実験します。
「ねえねえ、あなたのお年頃は、おはしが転がってもわらうのかな」と
手元のボールペンを転がします。
女の子は、口を押さえながら大笑い。
実験は、大成功を収めます。
若さって、本当にいいですね。
2022年9月30日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.09.26
聴診器のむこうに エビフリャーちょーよ
5才の男の子は、エビフライの負荷に来られました。
手には、恐竜さんのおもちゃ
わたし的には、恐竜さんの方に目が行きます。
男の子にお願いして、先に恐竜さんにエビフリャーをあげることにしました。
仲よく食べてくださいね。
2022年9月26日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.09.21
聴診器のむこうに ねこかきで
5才の女の子の頭には、ネコちゃんの耳
マクドナルドでもらって、さっそく装着しています。
プールを習っていることなので、
得意技は、「ねこかき」かな。
お耳をつけて、上手に泳ぎましょうね
2022年9月21日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.09.15
クリニックだより 二日酔いにも
11才の男の子は、自然学校にでかけるのに
車酔いの薬が欲しいといいます。
そんな時には「五苓散」
「この薬は、天気が悪い日の頭痛や、二日酔いにも、効くんだよ」
と、効能を説明すると
「二日酔って、なんですか」と、質問が返ってきます。
「二日酔ってね、お酒を飲み過ぎて、
次の朝になっても気分が悪くなるんだよ。
ボクも 飲み過ぎないように、気をつけようね」
あと、10年もすれば、酒飲みの仲間入り
今から生活指導は、欠かせません。
2022年9月15日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.09.13
聴診器のむこうに スマホ書いたよ
6才の女の子が、絵を見せてくれます。
うらとおもてに、動物や女の子の笑顔
「スマホを描いたんです」とおかあさん。
たくさん作って、自由研究にしましょうね
2022年9月13日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.09.10
聴診器のむこうに おにぎりをもう一つ
8才の男の子の、夏休みのお楽しみはディズニーランドに行ったっこと。
「ねずみさんが、いたかな?」と尋ねると、
しばらく沈黙します。
「だって、ネズミ―ランドでしょ」と確認すると、
またまた、沈黙します。
そこでスマホを取り出して検索すると、
しっかりと「ネズミーランド」がヒットします。
そこで雑学第二弾
「おにぎりを持って行って、穴に転がすと、いいことがあるよ」と伝授します。
またまたまた、男の子は沈黙します。
うしろから「先生、外来をすすめてくださいね」という声がかかります。
2022年9月10日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.09.06
聴診器のむこうに よく聞こえるかな
7才の女の子は、耳付きの帽子をかぶって登場します。
もともとの左右2つ耳と合わせて、4つの耳で、
「学校の先生の声も、よく聞こえるかな」と尋ねます。
女の子は、「学校には、持って行けへんね」といいますが、
いつか試してみると おもしろいですね
2022年9月6日
いたやどクリニック 木村彰宏