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2022.05.22
聴診器のむこうに ノラネコ軍団
4才の女の子の髪かざりは、きいろいお顔のニャンコ
おかあさんのお手製で、ほかにも色違いのニャンコが在宅中
みんなで、ノラネコ軍団を作っているそうです。
ノラネコ軍団が みんなそろったところを、見てみたいなあ
2022年5月22日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.05.20
聴診器のむこうに そっけナイこたえ
幼稚園の年長さんに、クラスの名前を尋ねます。
男の子の答えは、「スミレ」
「かわいい名前だね、もっと強そうな名前のクラスはないのかな」
「たとえば、恐竜組とか?」
男の子は、即座に「ナイ」
「ライオン組は?」
「ナイ」
最小の言葉で、即否定されました。
2022年5月20日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.05.17
聴診器のむこうに 手作りかまきり
5才の男の子が、とり出したのは 緑のなにか
頭にかぶると、かまきりに変身します。
「通販で買ったのですか」と尋ねると、
「わたしが作りました」とおかあさん
幼稚園のハロウィンパーティーで「なにがいい」って尋ねたら、
「かまきり!」という答えが帰ってきたそうです。
それにしても、超力作
男の子をモデルにして、何枚もお写真させてもらいました。
2022年5月17日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.05.16
聴診器のむこうに 親子論争
8才の男の子が着てきた、服の模様で大論争
鳥らしきものが帽子をかぶっているのですが
おとうさんは「ペンギンやろ」といいますが
男の子は「ペンギンと違うで」と反論します。
正解は「ブービーバード かつお鳥」でした。
これからも おとうさんと仲よく、楽しんでくださいね
2022年5月16日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.05.13
聴診器のむこうに ボラ部の目的
ことし高校に入った男の子は、ボランティア部に入りました。
「ボラ部は、女子が多いでしょ」と確認すると、
「多いです」
「じゃ、女子目的の入部かな」と、質問すると、
「違いますよ」と、顔を赤らめて答えます。
少し意地悪な質問をしたかなと、反省しきりのカンガルーです。
2022年4月13日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.05.07
聴診器のむこうに ママと呼んでね
1才の女の子は、いろいろなものに興味をもちはじめます。
「お話も できるのですか」と尋ねると、
「パパっていいます」と、おかあさん
「だったら おかあさんのことは どう呼ぶの」と尋ねると
「パパです」
後ろに立っておられるおとうさんに
「やったね」とエールを送ると、うれしそう
でも、明日は「母の日」
「ママ」って言葉も、おぼえてあげてくださいね。
2022年5月7日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.05.06
聴診器のむこうに あこがれの仕事に
22才の青年が、就職の報告に来られます。
職場は、東京消防庁
テレビドラマでもよく登場する、花形の仕事です。
小さい時には、いろいろな食べ物に強いアレルギーがあり、
子どもさんもお母さんも、とてもご苦労をされましたが、
それを乗り越えて、あこがれの仕事に就かれました。
おめでとうございます。
頑張られましたね
これからも からだに気を付けて、くださいね。
2022年5月6日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.05.02
聴診器のむこうに 背が高くなるには
中学生になったばかりの男の子に助言します。
男の子の後ろには、背が高くてスマートなおかあさん。
「牛乳 たくさん飲むと、背が高くなるよ、ねえ おかあさん」
と同意を求めると、
「わたしは、少ししか飲まなかったです」と、空振りします。
「バスケやバレーなんか、踵に振動を与えるスポーツすると
背が高くなるよ、ねえ、おかあさん」とふると、
「わたしは、スポーツは してなかったです」と2回目の空振りです。
「おかあさんが 背が高くなられた 秘訣はなに」って
最後の振りをすると
「ぼーっと してました」と、見事に三振をとられます。
年頃の男の子への助言の連携プレーは、むずかしいですね。
2022年5月2日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.04.29
聴診器のむこうに ヤクルト飲みほすぞ
8才の牛乳アレルギーの男の子に伝えます。
「次は、ヤクルトで負荷試験をするからね」
男の子は「えー、ヤクルトは阪神の敵やから」
ここにも、熱烈なタイガースファンがいます。
「だったら、黒と黄色のシマシマのコップで、
ヤクルトを飲みほそうか」と言葉をつなぐと
「そや、飲みほそう」と同意にいたります。
外来診療には、幅広い雑学が必要です
2022年4月29日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.04.28
聴診器のむこうに 母の味
17才の男の子は、カナダからの留学から帰ってきました。
診察をして、検査をしたあとで
「やっぱり日本の食事が一番」といいます。
そこで助言をひとつ。
「そういうときは、日本の味じゃなくって、母の味でしょ」
男の子の後ろで、おかあさんが大きくうなづかれます。
これからもいっぱい、勉強していってくださいね。
2022年4月28日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.04.27
聴診器のむこうに サンタさんからのプレゼント
3才の女の子が、うれしそうに耳元をさわります。
きらきらイヤリングに、ネックレス
サンタさんからのプレゼントとのことです。
やったね サンタさん。
次は、何をプレゼントされますか
2022年4月27日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.04.23
聴診器のむこうに あきらめない心
9才の男の子は、プロ野球のタイガースファン
「今年はすごい負け方だね。体に悪いから、ほかのチームに代えたら」と助言します。
「この間、甲子園に応援に行ったら、2勝目だった」と反論
それならと「先生は、高校3年生の時に、このままタイガースを応援してたら
入試に落ちると思って、プロ野球を見るのをやめたよ」と追撃すると、
「かえへん」と、強固な姿勢。
あきらめない心を、つちかっているのですね。
がんばれ、みんなのタイガース。
2022年4月23日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.04.20
聴診器のむこうに 5年目にして
5年生の男の子は、校章入りの上着で登場します。
「これが、学校のマークなの」と尋ねると、
「???」
後ろからおかあさんが「東っていう字が、くずしてあるでしょ」と助言されます。
男の子は、自分の胸元をながめて
「あっ そうか、東だ」と、
5年目にして理解します。
卒業までに 校章のいわれが理解できて、よかったですね。
2022年4月20日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.04.19
聴診器のむこうに 先生のかお
3才の女の子から、プレゼントをいただきました。
わたしの似顔絵の第二弾
眼がギョロリとして、そっくりです。
さっそく診察室の壁に貼り付けて、
お写真を撮ります。
次の作品も楽しみに待ってますね。
2022年4月19日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.04.17
聴診器のむこうに だれの本かな
12才の女の子の手には、かわいい雑誌。
妹さんも一緒なので、誰の本なのかと考えていると
どうやら12才のお姉さんの雑誌です。
あつまれどうぶつの森の、登場人物の服作りがマイブームとか
細かく作り込むための、洋服の型紙集が付録です。
腕を磨いて、将来は服装デザイナーになるのかな
2022年4月17日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.04.14
聴診器のむこうに おとなでも
7才と3才の兄弟は、春休みに動物王国に行きました。
「何が一番好きなの」と尋ねると「ハシビロコウ」
なるほど、彼はインパクトがある姿ですね。
お昼はおかあさんの手作り弁当を食べ
「おいしかったよ」と絶賛します。
「学童に通うときに作ってもらうお弁当も、おいしいよ」
7才にして、感謝の言葉を伝えるなんて、
おとなでもできないことを、もうできるのですね
あなたは、えらい!!
2022年4月14日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.04.10
聴診器のむこうに クリニックつくったよ
7才の男の子が、スマホの画面を見せてくれます。
そこには、あつまれどうぶつの森
よくみると、「いたやどクリニック待合室」の文字
受付と、患者さんと
クリニックをネタにして、遊んでくれてありがとう
先生は、とってもうれしいです。
2022年4月10日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.04.09
聴診器のむこうに クリスマスには
10才の男の子が、机の上の差し替え式カレンダーに、いたずらします。
「ねえねえ、クリスマスの日付にしてみて」とお願いすると、
「12月25日」と表示します。
「今度から、クリスマスには、子どもがおとなにプレゼントするんだって」と言うと、
あわてて「4月6日」に戻します。
言葉だけで、日付が変わるなんて、最新式のカレンダーですね。
2022年4月9日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.04.05
聴診器のむこうに まだまだ論争
14歳の女の子に尋ねます。
「男の子の魅力って、外見と、お金と、性格と どれと思う」
女の子はためらわず、「性格でしょ」
中学生の男の子に尋ねると
これまでの集計では、「外見1票、お金3票、性格1票」
男女のすれ違いは、このころから始まるのですね。
2022年4月5日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2022.04.03
聴診器のむこうに 何を優先するのか
ニキビ顔の中学生に「おとこは顔だから、しっかり治そうね」と伝えると、
首をかしげるので、「だったら、何が大事だと思う」と尋ねます。
男の子は、「やっぱ、お金でしょ」と答えるので、
同じ質問を看護師さんに尋ねます。
「性格がいちばんでしょ。お金なら私が稼いであげるし」
さすが、看護師さんは頼もしいです。
別の日の中学生に
「おとこは、外見とお金と、性格と、何が一番大切だと思う」と尋ねると、
「スタイルでしょ」と、即答します。
3者3様の答えで、世の中は成り立っているんですね。
2022年4月3日
いたやどクリニック 木村彰宏