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2025.05.23
聴診器のむこうに アサリの味噌汁
10才の男の子に、アサリの負荷試験を行います。
持ってきていただいた、インスタントのアサリの味噌汁に湯を注ぎ
男の子の前にさし出します。
「味はこってりしていないからね。あっさり味だからね」と情報提供すると、
おかあさんだけが、反応されます。
負荷の結果は、「舌が、ピリピリする」とのことで、食べるのは無理なようでした。
2025年5月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.05.22
聴診器のむこうに 西松屋としまむらと
6才の男の子が、ポケモン絵柄のシャツで登場します。
出どころを尋ねると、西松屋
思ったよりも安く手に入るそう
わたしの服は、しまむら屋
こちらも安く手に入ります
どちらのコスパがよいか、一度くらべっこしょうね
2025年5月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.05.21
聴診器のむこうに 泳いで学校に
7才の男の子は、水泳を習い始めました。
「上手になって、学校まで泳いで行けたらいいよね」と提案すると、
「水がないから、無理」と言われます。
そこで、「おかあさんに頼んで、学校までホースで水をかけると泳いで行けるかもね」
と提案します。
男の子の顔は「???」
さあ、診察を始めましょう
2025年5月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.05.19
聴診器のむこうに あんぱんが一番
2才の女の子は、診察室のドラえもんのお人形に抱きつきます。
「ドラえもんが好きなの」と尋ねると
おかあさんが、「実はアンパンマンが好きなんです」と言われます。
そこで隣の部屋からアンパンマンを持ってくると、
女の子は飛びついて、「これ、だいすき」とうれしそう。
後ろから、ピカチュウがガッカリとした顔で見ています。
2025年5月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.05.13
聴診器のむこうに 母の日の正統派
母の日が過ぎ、外来に来られる女の子に尋ねます
「母の日は、おかあさんになにかプレゼントしたのかな」
女の子の一人は、「絵をかいたよ」
もう一人の女の子は「お花をあげたよ」
そうです、それこそ正統派
かんがるうっ子は、居酒屋での感謝祭でしたけれどね
2025年5月13日
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2025.05.09
聴診器のむこうに どちらもかわいい
0才の男の子は、ぬいぐるみさんと一緒にバギーに乗ってやってきます。
顔を寄せ合って、なかよしさん。
よく見ると、ぬいぐるみさんには、耳が4つもついています。
ひつじさんなのか、うさちゃんなのか
男の子も、むいぐるみさんんも どっちもかわいいから、
ふかぼりしないでおきましょう
2025年5月9日
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2025.05.06
聴診器のむこうに もしもし先生
4才まえの女の子は、診察室に置いてある聴診器を見つけると
ミューツーのお人形の診察を始めます。
「はあい、おねつがあるのですか、おせきはどうですか」
しばらく診察に夢中になりながら、
「あっ、みみにいれるの わすれてた」
と、聴診器を耳に当てはめます。
大丈夫です、先生も時々聴診器を耳にはめずに、診察することがありますからね。
2025年5月6日
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2025.05.03
聴診器のむこうに タイガースの沼
阪神タイガースの沼に、どっぷりとハマっているお嬢さん
診察のたびに、新しくゲットしたグッズを見せてくれます。
今日は、サインボールと、色紙のセット。
サイン会で黒のサインペンしかなくて困っているときに、
金色サインペンをとりだして舞台に上がり、お礼にもらったなどなど
ゲットした経緯をていねいに説明してくれるのですが、
結論として、とても幸運なことが次々と起こったという事実は伝わりました。
これからも、ラッキーガールが続くといいですね。
2025年5月3日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.05.02
聴診器のむこうに とーちゃん大好き
5才の男の子が、みどりいろのソードを持って登場します。
「かっこよくきめてね」とお願いすると、ポーズをとってくれます。
「ところでその剣、どうしたの」と尋ねると
「とーちゃんが、UFOキャッチャーでとってくれた」
男の子にとっておとうさんは、一番のヒーローです。
2025年5月2日
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2025.04.30
聴診器のむこうに かめへんし
10才と7才の兄弟が、カメを飼いはじめました。
名前は「かめし」
おかあさんいわく、「文句言わへんし、わがまま言わへんし
一番しっかりしてる」とのことです。
えさは、カメ用のエサとチュール
やっぱり硬いエサは、「かめへんし」と
無理なようですね
2025年4月30日
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2025.04.29
聴診器のむこうに アンパンの中身は
7才の男の子が、わたしに質問をします。
「アンパンマンの中身は、こしあん、それとも つぶあん」
これは本質的な質問です。
先生が好きなのは、つぶあんの方だけど
おくさんの好きなのは、こしあんの方
どちらを買うかで、いつももめるので
アンパンマンが助けに来てくれても、まずは中身のあんこを確認しなくてはね。
2025年4月29日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.27
聴診器のむこうに 迷子にならないね
6才の男の子は、わたしが大好きな「きいろ電気ネズミ」の服を着て登場します。
「お客様に迷子のご案内をします。
きいろ電気ネズミの服を着た、6才くらいの男の子さんをお預かりしています」
どこで迷子になっても、すぐに見つかりそうですね。
2025年4月27日
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2025.04.26
聴診器のむこうに かわおいクッキー
大学生の男の子のおかあさんから、プレゼントをいただきました。
開けてみると、かわいいネコちゃんのクッキーが入っています。
男の子が小さい時、アレルギーで食べるものが見つからず、
やっと手に入れても、まあるい茶色のあまりおいしくないクッキー
それならばと、3Dプリンターでキャラクターの型をつくり
米粉、片栗粉で、卵、牛乳、小麦抜きのクッキーを作られました。
ネコ好きの看護師さんとワケワケして食べると、これがおいしいおいしい
「かわおいクッキー」が、売れるといいですね
2025年4月26日
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2025.04.25
聴診器のむこうに 世界の電車博
青年が、カバンを大切に抱えて登場します。
取り出したのは、電車のハンカチ
デパートで開かれた英国フェアで手に入れたそうです。
描かれた電車を、一両一両ていねいに説明してくれます。
ゆっくりしたいけど、後ろが使えていますので、
さあ、出発進行。
2025年4月25日
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2025.04.23
聴診器のむこうに 寝ているときも身につけて
5才の男の子は、手首に何かをつけています。
手首から出してもらうと、ビローンと伸びて、ますます不思議ちゃん
四国に遊びに行ったときに、道の駅で見つけたとか、
寝ているときも、ずーっと一緒
ご利益がたくさんあると思いますよ
2025年4月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.22
聴診器のむこうに どちらにしても苦手だなあ
6才の男の子の胸には、トラやひょう、クマに交じって
ダニの絵柄が書かれています」
「これって、ダニだよね」と確認すると、
「タランチュラです」との答え。
ダニも、クモも、どちらの苦手のグループなんですけどね
目をつぶって、診察をしましょうか。
2025年4月22日
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2025.04.21
聴診器のむこうに ただいま爆睡中
もうすぐ5才になる男の子は、診察が終わると眠たくて診察台に寝ころびます。
弟くんの診察が終わっても、ずーっとそのまま動きません。
次の患者さんが入られても、その次の患者さんの番になっても
ずーっとそのまま動きません。
「このままでいいですか」と患者さんに断りを入れて、診察を続けます。
長く外来診察をしてきましたが、はじめての出来事です。
「春眠、診察室を覚えず」ですね。
2025年4月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.17
聴診器のむこうに キツネフエフキ
8才の男の子は、はじめて見かけるマスクで診察室に
「どうしたの」と尋ねると、「自分でつくった」
「これは、なんの絵なの」と続けると、「おさかなだよ」
なまえは「キツネフエフキ」というのだそうですが、
ネットで販売すれば、売れるかもね
それにしても、「キツネフエフキ」って、なんだろうな。
2025年4月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.16
聴診器のむこうに 山道倍速
16歳の男の子は、高校の山岳部。
先日も、六甲山かけのぼり大会で、学校新記録のタイムを樹立
県の選抜メンバーに選ばれて、日々トレーニングしているとか
足の速さを練習するのは、良いことです。
その勢いで、大学の門も突破できるといいですね。
2025年4月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.04.15
聴診器のむこうに ひらひらリボン
5才の女の子の髪には、腰まで届くまでのひらひらリボン
歩くたびに、大きく揺れて素敵です。
遠くから見ても、すぐにわかるから
迷子にならずにすみますね。
2025年4月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏