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2017.06.18
聴診器のむこうに かわいい子羊さん
5才の男の子の頭には、赤い帽子
日よけには、子羊さんのアップリケ
「なんで、こひつじさんなの?」って、たずねると、
「かわいいから」と、シンプルな答えがかえります。
深読みしていたわたしは、「そうなんだ」と、納得まで数秒かかります。
2017年6月18日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.06.07
クリニックだより 子だくさんたくさん
6月6日、神戸市の1才半健診に出かけました。
短い時間の間に、体格や運動・言葉の発達を見分けます。
もう一つ、生活習慣の確認も欠かせません。
就寝時間が7時、8時は安心なのですが、
9時、10時になると心配です。
9時に寝る男の子は、兄弟が6人。5年生が一番上です。
10時に寝る男の子は、兄弟が5人、高校生が一番上です。
年上のおにいさんや、おねえさんに囲まれて、
楽しくて、寝るのが遅くなるのは、難しい課題ですね。
2017年6月7日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.06.05
聴診器のむこうに イケヤから
4才の男の子は、パンダさんと一緒
イケヤから 連れてきたそうです。
椅子に座って、しっかりと抱きしめて、ハイ ポーズ
年が経つと、白いところがだんだん汚れてくるかもしれないけれど、
中学生になっても、かわいがってあげてくださいね。
2017年6月5日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.06.03
聴診器のむこうに きょうは何の負荷
5才まえの女の子に、3択問題を出題します。
「今日は、なに たべるのかな?、1するめ、2納豆、3プリン」
女の子は、プリンを手に持ったまま、フリーズです。
いじわる問題はおしまいにして、さあ おいしくいただきましょうね。
2017年6月3日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.31
聴診器のむこうに すっかりおかあさん
6年生のおねえさんの背中には、小さな弟さん
まだ、2才にもなりません。
診察のときには、ゆっくりと背中から降ろして、
診察が終わると、背中を向けて、おんぶを促します。
弟さんもすっかり安心して、
おねえさんに おんぶです。
小さいけれど、すっかりおかあさん。
ひとまわり年が離れた、カンガルーのおねえさんを思い出します。
2017年5月31日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.30
聴診器のむこうに おにぎり作って
今年大学に入ったばかりの、青年が来られます。
小さい頃は、体も弱く、おかあさんも私も心配していましたが
今年の春からは、下宿生活です。
朝は、ご飯をたいて、
お昼は、学食のうどんか、朝に作ったおにぎりを食べて、
夜は、買い物をして自炊です。
洗濯も、もちろん自分で しっかりと
高校までは、何もしなかったとのことですが、
やればできる、なにごとも
結婚も、OKです。
2017年5月30日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.29
聴診器のむこうに メイメイさんのごはん
5才の女の子は、メイメイさんと一緒
時々 女の子のブームは変わっても、
メイメイさん命は続きます。
「ねえ、メイメイさんは、なに食べてるの?」って尋ねると、
食卓の上に座って、おねえさんと一緒。
草よりも、ご飯が大好きとのこと
まるで、うちのナナちゃんみたいですね。
でも、塩分の摂り過ぎには注意してあげてくださいね。
2017年5月29日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.23
聴診器のむこうに ははの日メダル
母の日から1週間がたち、外来の男の子の胸には「ははの日メダル」
「私は、なにももらえなかったんですよ」と、
大学を卒業した息子さんがおられる看護師さんの口がとがります。
ことばよりも、ものよりも、
元気で大きくなるのが おかあさんへの最高のプレゼント
でも、このメダルをもらえたおかあさんは、笑顔いっぱいでしたよ。
2017年5月23日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.13
聴診器のむこうに 恐竜少年
4才の男の子の手には、恐竜の図鑑
おとなでも納得の本格派の図鑑です。
ページを開いて、見せてもらい
「どの 恐竜さんに おうちに 来てもらいたいかな」って尋ねると、
「そんなん いてへんわ」と、現実的な答えが返ります。
そんなことはないですよ。
何が起こるか分からないのが、この世界
夜中に 顔が冷たいって感じて目を覚ますと、
恐竜さんに 顔をなめられたってことが あるかもしれないですよって、
わかりやすく 教えてあげました。
2017年5月13日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.12
散歩のたのしみ こいのぼりがいっぱい
子どもの日が過ぎても
お散歩道には こいのぼりがいっぱい
幼稚園の園庭には、大きなこいのぼり
おとなりさんの庭には 小さなこいのぼり
子ども達が 元気で大きくなりますように
今日も こいのぼりさんは 泳いでいます。
2017年5月12日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.05.11
聴診器のむこうに プロレスチーズ
3年生の男の子は、牛乳が飲めるようにと頑張っています。
今日の課題は チーズを少し腰食べること。
「なに もってきたのかな」って 尋ねると
「プロレスチーズ」と、元気な声
今日は、どんな技を決めるのかな、
しっかり戦って、アレルギーに勝ちましょうね。
2017年5月11日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.04.28
聴診器のむこうに らんちゅう乱入
「これ見て みて」
10才のおねえさんは、待ち時間に書いた絵を見せてくれます。
水槽で泳いでいる「らんちゅう」2匹
「記念に写真をとるから」とお願いして、
絵を手にして決めポーズをとってもらうと、
突然6才のおとうとくんが、乱入します。
「らんちゅう」の絵の前に「らんにゅう」
いい写真がとれました
2017年4月28日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.04.26
聴診器のむこうに やったね快挙ですね
小学6年生の男の子は、診察が終わると
「先生に みてもらったら」と、おかあさんの声がかかります。
取り出されたのは 「一日館長を命ずる」の書類
明石の天文科学館の館長の任命書です。
明石の小学6年生を対象に公募された
「おほしさま」について書いた作文が認められて、
男女各1名の館長への就任です。
一日のスケジュールを見せてもらうと、
テレビや新聞社などのメディアの取材も予定されています。
やったね、快挙ですね。
いい写真がとれたら、また見せてくださいね。
2017年4月26日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.04.16
聴診器のむこうに あめにもまけず
5才の男の子は、幼稚園さん
幼稚園といえば、○○△△の朗読が、話題になっています。
そのことを話題にすると おかあさんは
「うちの子は、あめにもまけずを 暗唱できますよ」と言われます。
男の子にお願いすると
「あめにもまけず かぜにもまけず
ゆきにも なつのあつさにもまけぬ・・・」
と、宮沢賢治の詩を朗読し始めます。
おそるべし 5歳児
何を覚えてもらうのか、おとなの責任が問われますね。
2017年4月16日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.04.11
聴診器のむこうに お絵かき募集中
待ち時間を 楽しく過ごしていただけるようにと、
待合室に お絵かきグッズを備えました。
7才の男の子は、3枚の絵を見せてくれます。
みずいろのは、ぞうさんの絵
白と黒のは、パンダさん
ピンクのは、???
「これなあに」って、尋ねますと
答えは、「カニさん」
なぜ、カニさんなの?って、また私の頭の中に??マークが並びます。
お絵かき募集中。
みんあ 楽しい絵を、どんどん見せてくださいね。
2017年4月11日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.04.07
聴診器のむこうに もう片方の手にも
2才の男の子を診察すると、左の腕になにやら模様
「アンパンマンです」と、おかあさん。
11才のおにいちゃんが 書いてくれたそうです。
「もう片方の手にも書いてって、いうので」と、右の腕を見ると
こちらは、バイキンマン
「なかなか 消えなくて・・」
かわいい絵だけど、消えないのは考えもの
消えないのは、こころの中の思い出だけにしておきましょうね。
2017年4月7日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.04.02
聴診器のむこうに うれしいお手紙
「先生、これ、お手紙 読んでね」
春休みに入り、アレルギーがある子ども達の受診が続いています。
食物負荷試験
花粉や果物アレルギーの血液検査
新学期に向けてのアレルギーの書類書き
進学、就職が決まり、1人暮らしに向けてのアドバイス
エピペン®の交換 などなど
ひとりひとりの診察に いつもより時間がかかります。
月曜日から、土曜日まで、6日連続の外来も、
じんわりと、疲れを蓄積させていきます
そんな時、8才の男の子からいただいた、励ましのお手紙。
診察の合間に ながめては
もう少し頑張ってみようという気持ちを奮い起こさせてくれます。
ありがとう 大切に 永久保存させていただきますからね。
2017年4月2日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.03.31
聴診器のむこうに しんちゃんに似ているって
4才の男の子は、大きな耳の持ち主です。
「昔から、お金持ちになるって 言われているよね」って、お話すると、
「クレヨンしんちゃんに 似ているって いわれるんです」と、おかあさん。
さっそく、ネットで、しんちゃんの耳と比べます。
なるほど なるほど そうですか。
しんちゃん似なら、スターへの道 間違いなしですね
2017年3月31日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.03.28
聴診器のむこうに 雑誌に載ったよ
「ここ、見てください」
診察のあと、おかあさんが雑誌のページを見開いて、指さされます。
JR西日本の広報誌「とことことん」22号の 「とことこ通信」の欄に
男の子とおかあさんの写真が載っています。
投稿すると、載せてもらえたとか。
それは貴重なこと、名誉なことですね。
次に、下世話な質問を投げかけます。
「ところで、なにかJRのグッズ、もらえたのですか?」
こたえは、NO
すこし つまんないけど、この雑誌、記念に永久保存してくださいね。
2017年3月28日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.03.19
聴診器のむこうに わたしの指輪
「先生、指輪 ここに落ちてませんでしたか」
看護師さんが、診察室に入ってきます。
探し主は、3才の女の子。
探し物はは、ムラサキ色の大粒の指輪です。
みんなで探して、見つかって、女の子の指に戻って、記念撮影。
ホッと安心のひとときでした。
2017年3月19日
いたやどクリニック 木村彰宏