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2017.03.14
聴診器のむこうに ハッちゃんです
言葉を覚えたばかりの男の子は、診察室の机の上に興味津々
指さしては、しきりに訴えかけます。
指さしの方向にある、ワンワンのお人形を手渡すと、
スリスリして うれしそう。
それではと、カメラを取り出して、
その日の朝に撮った ハッちゃんの写真を見せることにします。
カメラの小さな画面の中に、ハッちゃんを見つけて
「アーアー」と、なにやら つぶやきます。
そう、ボクは ハッちゃんで~す。
これからも、よろしくお願いいたします。
2017年3月14日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.02.19
聴診器のむこうに 待ち時間に
診察や会計の待ち時間は つらいもの
6才の男の子は、お絵かきをして すき間時間の有効利用です。
近寄って、手元を見つめても、
熱心書き続けます。
もしかして、わたしの動きは 織り込み済みですか
完成したら、診察室に飾らせてくださいね。
2017年2月19日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.02.17
聴診器のむこうに 猛獣の名前は
8カ月の女の子の診察を終えた後、
ご兄弟の負荷の観察時間に待合室でお待ちいただいていますと、
「いたたた・・」という、おとうさんの声が聞こえます。
気になって待合室をのぞくと、女の子がおとうさんの手をガブリ
はえ始めたばかりの歯が気になるのか、かぶりつく年になったようです。
その横で、8才のお兄さんが図鑑を調べています。
開かれたページは、ライオンやヒョウなどの猛獣のページ。
「妹の名前、でてへんかなあ・・」
つられてわたしも、妹さんの名前を探します。
何年か先には、かわいくて優しい動物のページに、
妹さんの名前が見つかるかもしれませんね。
2017年2月17日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.02.13
聴診器のむこうに エビでタイを
4才の女の子に尋ねます。
「ねえねえ、バレンタインが近いけど、おとうさんに何かあげるの?」
女の子は、「幼稚園でクッキー作って、パパと、ママにあえる」と、答えます。
「それは いい考えだね。きっと、パパから、何かいいプレゼントが返ってくるよ」
「それ、エビでタイをつるっていうんだよ。知ってるかな?」と、入れ知恵します。
うしろからおかあさんが、「それ、カルタにありました」
むむむ、そうきましたか。
4才にして人生の機微に触れる学習をされているとは・・
今後の成長が楽しみな女の子です。
2017年2月13日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.02.07
聴診器のむこうに どこかでみたような
6才の男の子が診察室に入ってくると、
「どこかで 会ったよね」という、既視感におそわれます。
そうだ、あれかも。
急いでおもちゃ箱を探して、ニャンコのお人形を見つけます。
目の大きさといい、服の色といい、まるで双子さんのようです。
お願いしてツーショット
写真にしてから見直しても 、そっくりさんです。
4月からは、1年生。
いっぱいお友だちができるといいですね。
2017年2月7日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.02.03
聴診器のむこうに エグゼイド
5才の男の子は、待ち時間をお絵かきで過ごします。
負荷のあと、新しい紙に、太くてはっきりしたタッチの人物画
「これは、誰なの?」って尋ねると、
「エグゼイド」
さっそくPCで調べます。
看護師さんは、「画家になるの?」って聞くけれど、
絵は趣味で続けて、日展や二科展を目指す道を助言します。
何年か先が楽しみな絵でしたよ。
2017年2月3日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.02.02
聴診器のむこうに クロネコちゃんこんにちは
7才の女の子は、おしゃれなトレーナーを着て登場
真ん中に、かわいいおうちがついてます。
診察前から気になっていたのですが、
小さくてもレディーの服に、触るわけにはいきません。
診察が終わり、お断りをしておうちのドアを開けると
中からクロネコちゃんが、こんにちは
「みんな触って、開けるんです」と、おかあさんが説明されます。
わたしだけでなくてよかったと、安心しましたよ。
2017年2月2日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.01.30
聴診器のむこうに インフルエンザがいっぱい
1月29日、神戸市の休日急病診療所に出かけました。
9時開始を15分前倒ししてスタート。
問診、診察、検査、処方、説明
問診、診察、検査、処方、説明と、
いつもの1.5倍のスピードで診察します。
60名の診察の中で、48名が発熱の患者さん
うち42名がインフルエンザA型
2名がアデノウィルス感染症の診断をします。
インフルエンザの大流行期に入りました。
お気を付けください。
2017年1月30日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.01.27
聴診器のむこうに いつもパンダ君
4才の男の子は、体ぐらいのおおきさのパンダ君と一緒。
寝るときも、お出かけのときも、いつも一緒です。
小学校に入ったら、学校の先生にお願いして、
隣に、パンダ君の席を 作ってもらいましょうね。
2017年1月27日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.01.26
聴診器のむこうに ポケモン仲間
5才の男の子は、診察室で「ねえねえ、見せて」
おかあさんが「先生のポケモン見るのが、楽しみなんです」と、フォローされます。
負荷で待っている間に、ポケモンGOソフトを立ち上げて、
集めたポケモンの図鑑を見せてあげます。
男の子は興味津々で「パパは、カピゴン持ってるよ」と、教えてくれます。
ちょっと恥ずかしいけど、やっぱりうれしい、ポケモン仲間の誕生です。
2017年1月26日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.01.24
聴診器のむこうに 重ね着チャンピオン
今年一番の寒波がやってきた日、板宿でも雪が激しく舞い降ります。
北区から診察に来られた男の子。
寒さ対策は、完璧です。
黒いコートのファスナーを下げると、青いコート。
2枚目のファスナーを下げると、紺色のコート。
3枚目のファスナーを下げると、ようやくTシャツにたどりつきます。
さすがは、北区の重ね着チャンピオン
診察が終わったら、温かくして、気をつけて帰ってくださいね。
2017年1月24日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.01.17
聴診器のむこうに エビの鳴き声
6才の男の子は、小学校に入る準備で、エビの負荷試験。
一尾食べてみて、「おいしかった、もっと食べたい」
あと二尾食べて、「おいしかった」
良かったね、これで給食でエビが出ても安心です。
ここで、男の子にリクエストします。
「ねえねえ、エビの顔してみてね!」
男の子は 「・・・」
「そしたら、エビの鳴き声してみてね!」
男の子は、しばらく考えて、「鳴けへん」
さあ、先生からのリクエストはここまでです。
楽しませてくれて、ありがとう。
楽しい1年生になってくださいね。
2017年1月17日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2017.01.09
聴診器のむこうに おひさしぶりですメーメーさん
メーメーさんを抱っこした、年中さんが診察室に
女の子が幼稚園に行くときには、おうちでお留守番
診察に行くときも、この頃は、おうちでお留守番
今日は、ひさしぶりに、おんなの子と一緒です。
おひさしぶり メーメーさん
元気にしていましたか。
おねえさんにお願いして、これからもクリニックに来てくださいね。
2017年1月9日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.12.30
聴診器のむこうに パンを持ったシロクマさん
京都から、シロクマさんがやってきました。
手には、アンパンマンのスナックパン。
寒い冬を過ごすため、食べても大丈夫なのか確かめます。
美味しくいただけたら、安心して、しっかり食べて、
暖かい春が来るのを、待ちましょうね。
2016年12月30日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.12.23
聴診器のむこうに おねつのサンタさん
明日は、クリスマスイブ
待合室にサンタさんの姿が増え始めます。
今日は、1才と、3才のご兄弟。
おねつが出ていても、元気です。
クリスマスまで あと1日。
早くおねつを治して、さあプレゼントを届けに出発です。
2016年12月23日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.12.22
聴診器のむこうに 気になるのは
診察室に、サンタさんがやってきます。
まだ、2才にもならない 男の子のサンタさんです。
今日は、チーズの負荷試験。
気になるのは、チーズよりも 机の上の、サンタの服を着たお人形。
クリスマスのプレゼントは、これで決まりですね。
2016年12月22日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.12.07
聴診器のむこうに シッポはないけれど
中学一年生の男の子が、インフルエンザのワクチン接種に来られます。
注射が終わり、「ボクの服、プーさんに出てくるのに似てるよね」と、看護師さん
そういえば、ティガーの服と同じ柄です。
さっそく、机の上のお人形と、ツーショット。
後ろから撮ると、シッポはないけれど、
立派なティガーに 育ちました。
あとは、シッポだけ。
こんどは、シッポも付けて、来てくださいね。
2016年12月7日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.12.06
聴診器のむこうに ぞうきんになる
6年生の男の子に 問いかけます。
「鼻水を上手にかまないと、蓄膿という病気になるかもね」
「顔の骨の中に膿が溜まってね、痛くなってね、
それから、『ぞ』で始まるものみたいな顔になるよ」
「では、質問です。『ぞ』で始まるものって、なんだと思う?」
男の子は、即決で、「ぞうきん!」
なるほど、なるほど、「ぞうきん顔」にも、なりたくないよね。
でも 正解は「ゾンビ顔」です。
「ゾンビになっても、大丈夫だからね、
USJに、就職のあっせんをしてあげるから・・」と、フォローは欠かしません。
2016年12月6日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.12.03
聴診器のむこうに クリスマスの夜に
小学生の男の子の願いは、背が大きくなること。
「なにか、いい方法はないですか」と、おかあさんに尋ねられ、
数秒考えた後、男の子にこう助言します。
「クリスマスも近いので、おうちのお手伝いをしてみたらどうかなあ。
サンタさんが、いい行いを見ていて、クリスマスの夜に君の身体を引っ張って
伸ばしてくれるかもしれないよ・・」
男の子は、「ボクは、ほかのプレゼントがいいなあ」と、納得顔ではありませんが、
でも、おかあさんは、終始ニコニコ顔。
しばらくは、クリスマスにむけての、
御家庭内での、かけひきがはじまります。
2016年12月3日
いたやどクリニック 木村彰宏
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2016.11.27
聴診器のむこうに おいしい未来
5才の男の子のゆめは、うどん屋さんになること。
7才のお兄さんのゆめは、焼き鳥屋さんになること。
なぜ、うどん屋さんなのか、
なぜ、焼き鳥屋さんなのか、お聞きすることはできませんでしたが、
二人そろって、大衆向けの飲食店。
おうどんも、焼き鳥も一緒に出せる
居酒屋さんの共同経営という手もありますよ。
ご兄弟のおいしい夢が かないますように。
2016年11月27日
いたやどクリニック 木村彰宏