カンガルーの小部屋

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  • 2017.03.14

    聴診器のむこうに ハッちゃんです

    春2017.03.06  (16) 春2017.03.06  (2)

    言葉を覚えたばかりの男の子は、診察室の机の上に興味津々

    指さしては、しきりに訴えかけます。

    指さしの方向にある、ワンワンのお人形を手渡すと、

    スリスリして うれしそう。

    それではと、カメラを取り出して、

    その日の朝に撮った ハッちゃんの写真を見せることにします。

    カメラの小さな画面の中に、ハッちゃんを見つけて

    「アーアー」と、なにやら つぶやきます。

    そう、ボクは ハッちゃんで~す。

    これからも、よろしくお願いいたします。

           2017年3月14

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

     

  • 2017.02.19

    聴診器のむこうに 待ち時間に

    冬2017.02.13  (21) 冬2017.02.13  (22) 冬2017.02.13  (23)

    診察や会計の待ち時間は つらいもの

    6才の男の子は、お絵かきをして すき間時間の有効利用です。

    近寄って、手元を見つめても、

    熱心書き続けます。

    もしかして、わたしの動きは 織り込み済みですか

    完成したら、診察室に飾らせてくださいね。

          2017年2月19日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2017.02.17

    聴診器のむこうに 猛獣の名前は

    冬2017.02.10  (24) 冬2017.02.10  (22) 冬2017.02.10  (23)

    8カ月の女の子の診察を終えた後、

    ご兄弟の負荷の観察時間に待合室でお待ちいただいていますと、

    「いたたた・・」という、おとうさんの声が聞こえます。

    気になって待合室をのぞくと、女の子がおとうさんの手をガブリ

    はえ始めたばかりの歯が気になるのか、かぶりつく年になったようです。

    その横で、8才のお兄さんが図鑑を調べています。

    開かれたページは、ライオンやヒョウなどの猛獣のページ。

    「妹の名前、でてへんかなあ・・」

    つられてわたしも、妹さんの名前を探します。

    何年か先には、かわいくて優しい動物のページに、

    妹さんの名前が見つかるかもしれませんね。

         2017年2月17日

         いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2017.02.13

    聴診器のむこうに エビでタイを

    冬2017.02.10  (21)

    4才の女の子に尋ねます。

    「ねえねえ、バレンタインが近いけど、おとうさんに何かあげるの?」

    女の子は、「幼稚園でクッキー作って、パパと、ママにあえる」と、答えます。

    「それは いい考えだね。きっと、パパから、何かいいプレゼントが返ってくるよ」

    「それ、エビでタイをつるっていうんだよ。知ってるかな?」と、入れ知恵します。

    うしろからおかあさんが、「それ、カルタにありました」

    むむむ、そうきましたか。

    4才にして人生の機微に触れる学習をされているとは・・

    今後の成長が楽しみな女の子です。

            2017年2月13日

            いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2017.02.07

    聴診器のむこうに どこかでみたような

    冬2017.02.06  (20) 冬2017.02.06  (22)

    6才の男の子が診察室に入ってくると、

    「どこかで 会ったよね」という、既視感におそわれます。

    そうだ、あれかも。

    急いでおもちゃ箱を探して、ニャンコのお人形を見つけます。

    目の大きさといい、服の色といい、まるで双子さんのようです。

    お願いしてツーショット

    写真にしてから見直しても 、そっくりさんです。

    4月からは、1年生。

    いっぱいお友だちができるといいですね。

           2017年2月7日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2017.02.03

    聴診器のむこうに エグゼイド

    冬2017.02.01  (15) 冬2017.02.01  (14)

    5才の男の子は、待ち時間をお絵かきで過ごします。

    負荷のあと、新しい紙に、太くてはっきりしたタッチの人物画

    「これは、誰なの?」って尋ねると、

    「エグゼイド」

    さっそくPCで調べます。

    看護師さんは、「画家になるの?」って聞くけれど、

    絵は趣味で続けて、日展や二科展を目指す道を助言します。

    何年か先が楽しみな絵でしたよ。

           2017年2月3日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2017.02.02

    聴診器のむこうに クロネコちゃんこんにちは

    冬2017.01.27  (15) 冬2017.01.27  (14) 冬2017.01.27  (13)

    7才の女の子は、おしゃれなトレーナーを着て登場

    真ん中に、かわいいおうちがついてます。

    診察前から気になっていたのですが、

    小さくてもレディーの服に、触るわけにはいきません。

    診察が終わり、お断りをしておうちのドアを開けると

    中からクロネコちゃんが、こんにちは

    「みんな触って、開けるんです」と、おかあさんが説明されます。

    わたしだけでなくてよかったと、安心しましたよ。

             2017年2月2日

             いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2017.01.30

    聴診器のむこうに インフルエンザがいっぱい

    インフルエンザ予防2[1]

    1月29日、神戸市の休日急病診療所に出かけました。

    9時開始を15分前倒ししてスタート。

    問診、診察、検査、処方、説明

    問診、診察、検査、処方、説明と、

    いつもの1.5倍のスピードで診察します。

    60名の診察の中で、48名が発熱の患者さん

    うち42名がインフルエンザA型

    2名がアデノウィルス感染症の診断をします。

    インフルエンザの大流行期に入りました。

    お気を付けください。

           2017年1月30日

                  いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2017.01.27

    聴診器のむこうに いつもパンダ君

    冬2017.01.16  (6) 冬2017.01.16  (5)

    4才の男の子は、体ぐらいのおおきさのパンダ君と一緒。

    寝るときも、お出かけのときも、いつも一緒です。

    小学校に入ったら、学校の先生にお願いして、

    隣に、パンダ君の席を 作ってもらいましょうね。

          2017年1月27日

          いたやどクリニック 木村彰宏 

     

  • 2017.01.26

    聴診器のむこうに ポケモン仲間

    冬2017.01.25  (28) 冬2017.01.25  (27)

    5才の男の子は、診察室で「ねえねえ、見せて」

    おかあさんが「先生のポケモン見るのが、楽しみなんです」と、フォローされます。

    負荷で待っている間に、ポケモンGOソフトを立ち上げて、

    集めたポケモンの図鑑を見せてあげます。

    男の子は興味津々で「パパは、カピゴン持ってるよ」と、教えてくれます。

    ちょっと恥ずかしいけど、やっぱりうれしい、ポケモン仲間の誕生です。

          2017年1月26日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2017.01.24

    聴診器のむこうに 重ね着チャンピオン

    冬2017.01.23  (2) 冬2017.01.23  (1)

    今年一番の寒波がやってきた日、板宿でも雪が激しく舞い降ります。

    北区から診察に来られた男の子。

    寒さ対策は、完璧です。

    黒いコートのファスナーを下げると、青いコート。

    2枚目のファスナーを下げると、紺色のコート。

    3枚目のファスナーを下げると、ようやくTシャツにたどりつきます。

    さすがは、北区の重ね着チャンピオン

    診察が終わったら、温かくして、気をつけて帰ってくださいね。

           2017年1月24日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2017.01.17

    聴診器のむこうに エビの鳴き声

    6才の男の子は、小学校に入る準備で、エビの負荷試験。

    一尾食べてみて、「おいしかった、もっと食べたい」

    あと二尾食べて、「おいしかった」

    良かったね、これで給食でエビが出ても安心です。

    ここで、男の子にリクエストします。

    「ねえねえ、エビの顔してみてね!」

    男の子は 「・・・」

    「そしたら、エビの鳴き声してみてね!」

    男の子は、しばらく考えて、「鳴けへん」

    さあ、先生からのリクエストはここまでです。

    楽しませてくれて、ありがとう。

    楽しい1年生になってくださいね。

          2017年1月17日

          いたやどクリニック 木村彰宏 

    冬2017.01.16  (7) botanebi01c[1]

  • 2017.01.09

    聴診器のむこうに おひさしぶりですメーメーさん

    冬2017.01.05  (13)

    メーメーさんを抱っこした、年中さんが診察室に

    女の子が幼稚園に行くときには、おうちでお留守番

    診察に行くときも、この頃は、おうちでお留守番

    今日は、ひさしぶりに、おんなの子と一緒です。

    おひさしぶり メーメーさん

    元気にしていましたか。

    おねえさんにお願いして、これからもクリニックに来てくださいね。

            2017年1月9日

            いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.12.30

    聴診器のむこうに パンを持ったシロクマさん

    冬2016.12.16  (18) 冬2016.12.17  (8) 冬2016.12.17  (9)

    京都から、シロクマさんがやってきました。

    手には、アンパンマンのスナックパン。

    寒い冬を過ごすため、食べても大丈夫なのか確かめます。

    美味しくいただけたら、安心して、しっかり食べて、

    暖かい春が来るのを、待ちましょうね。

          2016年12月30日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.12.23

    聴診器のむこうに おねつのサンタさん

    冬2016.12.21  (21)

    明日は、クリスマスイブ

    待合室にサンタさんの姿が増え始めます。

    今日は、1才と、3才のご兄弟。

    おねつが出ていても、元気です。

    クリスマスまで あと1日。

    早くおねつを治して、さあプレゼントを届けに出発です。

         2016年12月23日

               いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.12.22

    聴診器のむこうに 気になるのは

    冬2016.12.12  (15) 冬2016.12.12  (17) 冬2016.12.12  (19)

    診察室に、サンタさんがやってきます。

    まだ、2才にもならない 男の子のサンタさんです。

    今日は、チーズの負荷試験。

    気になるのは、チーズよりも 机の上の、サンタの服を着たお人形。

    クリスマスのプレゼントは、これで決まりですね。

          2016年12月22日

          いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.12.07

    聴診器のむこうに シッポはないけれど

    冬2016.12.06  (15) 冬2016.12.06  (16)

    中学一年生の男の子が、インフルエンザのワクチン接種に来られます。

    注射が終わり、「ボクの服、プーさんに出てくるのに似てるよね」と、看護師さん

    そういえば、ティガーの服と同じ柄です。

    さっそく、机の上のお人形と、ツーショット。

    後ろから撮ると、シッポはないけれど、

    立派なティガーに 育ちました。

    あとは、シッポだけ。

    こんどは、シッポも付けて、来てくださいね。

         2016年12月7日

         いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.12.06

    聴診器のむこうに ぞうきんになる

    illustrain10-souji09[1]

    6年生の男の子に 問いかけます。

    「鼻水を上手にかまないと、蓄膿という病気になるかもね」

    「顔の骨の中に膿が溜まってね、痛くなってね、

    それから、『ぞ』で始まるものみたいな顔になるよ」

    「では、質問です。『ぞ』で始まるものって、なんだと思う?」

    男の子は、即決で、「ぞうきん!」

    なるほど、なるほど、「ぞうきん顔」にも、なりたくないよね。

    でも 正解は「ゾンビ顔」です。

    「ゾンビになっても、大丈夫だからね、

    USJに、就職のあっせんをしてあげるから・・」と、フォローは欠かしません。

         2016年12月6日

         いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.12.03

    聴診器のむこうに クリスマスの夜に

    pics704[1]

    小学生の男の子の願いは、背が大きくなること。

    「なにか、いい方法はないですか」と、おかあさんに尋ねられ、

    数秒考えた後、男の子にこう助言します。

    「クリスマスも近いので、おうちのお手伝いをしてみたらどうかなあ。

    サンタさんが、いい行いを見ていて、クリスマスの夜に君の身体を引っ張って

    伸ばしてくれるかもしれないよ・・」

    男の子は、「ボクは、ほかのプレゼントがいいなあ」と、納得顔ではありませんが、

    でも、おかあさんは、終始ニコニコ顔。

    しばらくは、クリスマスにむけての、

    御家庭内での、かけひきがはじまります。

           2016年12月3日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.11.27

    聴診器のむこうに おいしい未来

    秋2016.11.11  (25)

     

    5才の男の子のゆめは、うどん屋さんになること。

     

    7才のお兄さんのゆめは、焼き鳥屋さんになること。

     

    なぜ、うどん屋さんなのか、

     

    なぜ、焼き鳥屋さんなのか、お聞きすることはできませんでしたが、

     

    二人そろって、大衆向けの飲食店。

     

    おうどんも、焼き鳥も一緒に出せる

     

    居酒屋さんの共同経営という手もありますよ。

     

    ご兄弟のおいしい夢が かないますように。

     

        2016年11月27日

     

        いたやどクリニック 木村彰宏

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