カンガルーの小部屋

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  • 2016.04.30

    聴診器のむこうに もしかして外国の方ですか

    春2016.04.07  (184) 春2016.04.07  (185)

    5才の女の子のおひざには、みずいろ恐竜さん

    おかあさんが おなかを押すと、

    なにか お話をします。

    何を話してるのか 何度聞いても、聞き取れません。

    「英語で、なにか 言ってるようですよ」と、おかあさん。

    もしかして みずいろ恐竜さん 

    あなたは 外国の方ですか。

    ぬいぐるみの世界にも、国際化の波が押し寄せてきました。

              2016年4月30日

                 いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.04.28

    聴診器のむこうに ポイント制

    1歳過ぎの男の子のおとうさんの顔は、日焼けでまっか

    「どうされたんですか」とお聞きすると、

    「さかな釣りです」とのお答え。

    診察が終わり、おかあさんは薬局へ。

    おとうさんは、男の子を座らせて、ご飯を食べさせはじめます。

    「おかあさんじゃないとイヤ」というお子さんが多い中、

    あまりにもスムーズな食べさせっぶり。

    「毎朝、食べさせるのが役割です。かわいいです」と、おとうさん。

    一同 感心していると、「さかな釣りに行かせてもらうためです」と

    話は盛り上がり、過去最高の釣果の写真を見せていただきます。

    イクメン・ポイントをためての、大物ゲット。

    素敵な時間をいただきました。

            2016年4月28日

            いたやどクリニック 木村彰宏

    春2016.04.27  (48) 春2016.04.27  (51) 春2016.04.27  (52)

  • 2016.04.17

    聴診器のむこうに もっと食べたいよ~

    春2016.04.16  (35) 春2016.04.16  (34) 春2016.04.16  (36)

    2才まえの男の子は、たまごの負荷試験も、最終コーナー

    ゆで卵、マヨネーズ、玉子スープ、温泉卵と食べ進み、

    ケーキ屋さんのプリンを食べれば、卒業です。

    まずは、1/4個、

    次に、もう1/4個を食べて、

    残りは、おかあさんのお口の中に。

    男の子は、スプーンをからの容器に突っ込んで、

    もっと欲しいとおねだりします。

    容器についた おいしいものを食べるのは、

    ナナちゃんの得意技。

    いつか、教えに行かせましょうね。

         2016年4月17日

              いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.04.09

    聴診器のむこうに ヘビが来るよ

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    診察室に入ってきた男の子は、口笛を吹きます。

    「夜、暗くなってから口笛吹くと、ヘビが来るよ」と、教えます。

    信じない顔をする男の子に、今一度、教育的指導を行います。

    「口笛吹いてると、夜寝ている間に、おなかの上にヘビが乗っかってくるよ、

    からだが ヘビーになるよ」

    看護師さんはふきだし、今日も診察室に寒い空気が流れます。

              2016年4月9日

              いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.04.03

    聴診器のむこうに 塗り絵で待っててね

    春2016.04.01  (86) 春2016.04.01  (87)

    春休みに入り、混雑が続く小児科外来

    午後の診察前に、3人姉妹

    長椅子に腰かけて、お仕事中

    何をしているのかと、手元をのぞきます。

    3人そろって、塗り絵の仕上げの真っ最中す。

    もうすぐ 外来診療が始まります。

    もう少し、待っててくださいね。

           2016年4月3日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

     

  • 2016.03.16

    聴診器のむこうに 東北の地へ

    クリニックの皮膚科外来を、20年近く担当していただいていた岡先生

    今日が診察の最終日。

    新設の東北医科歯科大学の教授として、仙台に向かわれます。

    長年、ありがとうございました。

    アレルギー外来に来られた男の子は、

    弘前大学医学部に合格。

    この春からは、東北の医者の卵です。

    神戸からは、新幹線を使っても、5~8時間の旅。

    神戸に帰ってこられるときには、遊びに来てくださいね。

              2016年3月16日

              いたやどクリニック 木村彰宏

    春2016.03.14  (16) 春2016.03.14  (13)

  • 2016.03.06

    聴診器のむこうに 誰に似てるですって

    冬2016.01.28  (39)

    今日 お誕生日の女の子が、おかあさんをつつきます。

    「自分で ききなさいよ」と、おかあさんに促されても、

    女の子は、恥ずかしそうに笑うだけ。

    「先生、誰かに似ているって 言われません」

    おかあさんが、女の子の代わりに尋ねます。

    そう言われても、思い当たることはないし・・

    「テレビで 関根勤が出てると、いたやどの先生!って、言うんです」と、

    おかあさんの説明が続きます。

    カンガルーとラビット関根。

    共通項があるとすれば、落ち着きのなさと軽さかな。

    女の子の観察力に感心し、

    お誕生日のプレゼントにと、シールをあげることにしました。

               2016年3月6日

               いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.02.21

    聴診器のむこうに やるきスイッチ

    冬2015.12.28  (3) 冬2015.12.28  (5)

    5才の男の子の服には、「やる気スイッチ」

    「ねえねえ、スイッチ押してもいい」

    カメラを片手に、スイッチを押してみても、何の変化も見られません。

    スイッチを探して、お鼻のてっぺんを押してみます。

    本物の「やる気スイッチ」は、どこにあるのかな。

    その子によって、違うのかな。

    謎が深まる一日です。

              2016年2月21日

              いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.02.02

    聴診器のむこうに きむらドラゴン

    もうすぐ7才の男の子は、待ち時間にドラゴンカードを作成中。

    さっそく「きむらドラゴン」をリクエスト、

    「得意技は何?」って尋ねても、遠慮するので教えてあげます。

    その1

    「ふかふかしけん」:子どもに、いろいろな物を食べさせて様子をうかがいます。

    その2

    「さ~いけっつ」:子どもの血を、吸い取ります

    その3

    「しゃべりすぎかも」:あいてに答える暇を与えないくらいに、言葉の嵐

    その4

    「さむいかぜ」:得意の「おじゃじギャグ」で、一瞬にしてまわりを凍らせます。

    調子がいいと、「カンガルードラゴン」に、進化します。

    さあ、無敵の「きむらドラゴン」カードで、楽しく遊んでくださいね。

               2016年2月2日

               いたやどクリニック 木村彰宏

    冬2016.02.01  (13) 冬2016.02.01  (11) 冬2016.02.01  (12)

  • 2016.02.01

    聴診器のむこうに ボクのあおむし君

    冬2016.01.15  (21)

    もうすぐ6歳の男の子の胸には、あおむし君

    1年前に、道端で見つけたあおむし君を連れて帰り、

    大切に育てて、ちょうちょに育てた経歴の持ち主です。

    その日から、あおむし君は 男の子の大事なお友だち。

    今日も一緒に、診察です。

         2016年2月1日

              いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.01.30

    聴診器のむこうに 阪急電車でGO

    秋2015.10.16  (30)

    2才の男の子の背中には、阪急電車

    窓枠や、フロントガラスの光まで、刺繍糸で仕上げられ、

    いまにも走り出しそうな リュックです。

    世界でこの一両だけのプレミアム電車。

    おかあさんの、手作りです。

    看護師さんと見とれている間に、外来診療が止まります。

               2016年1月30日

               いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.01.23

    聴診器のむこうに テレビに出たよ

    冬2016.01.22  (17)

    の子のお母さんを見るなり、看護婦さんが尋ねます。

    「震災の日、テレビに出てませんでしたか」

    1月17日の夜、家族で震災の集まりに出かけた時に、

    テレビのインタビューを受けたそうです。

    「あのね、妹がね、ローソク 食べようとしたんだよ」と、

    男の子が教えてくれます。

    会場で渡してもらったローソクを、

    妹さんが、お菓子と間違えて口に入れようとしたそうです。

    「それでも、テレビに出たんだ」と言いますと、

    男の子はうれしそう。

    1月17日、震災の日、

    そして、テレビ初出演の日。

    1月17日の集まりに出かけたことを、大切にしていってくださいね。

             2016年1月23日

             いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.01.22

    聴診器のむこうに おばあちゃんからのうさももちゃん

    冬2016.01.18  (5) 冬2016.01.18  (4)

    女の子のおひざには、大きなうさちゃん。

    いま流行の「うさももちゃん」

    ネットで調べると、お洋服の値段は、子供服並み

    もちろん出資者は、おばあちゃん。

    「お手ができるかな?」って、尋ねると、

    しつけも十分で、手を伸ばしてきます。

    ず~っと抱っこしていて、かわいくて仕方がない様子です。

    いいおねえちゃんに めぐりあえて、

    よかったね、うさももちゃん

           2016年1月22日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.01.19

    クリニックだより 今日は負荷日和

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    1月18日は、食物の負荷日和

    卵は、ゆで卵、玉子焼き、温泉卵、マヨネーズ

    乳は、牛乳、ヨーグルト、チーズ、

    うどんに、凍り豆腐、豚肉、バナナ、エビ、ソバ、ピーナッツ

    終わってみれば、一日で、25名に負荷試験。

    何でも食べられることを願って、頑張りましょう。

            2016年1月19日

            いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2016.01.14

    聴診器のむこうに 耳はついてます

    10か月の男の子のフードコートから、なにやら怪しげな雰囲気が・・

    胸には、黒いマーク

    頭には、とんがった耳が付いてます。

    「羽はついてないの」って、尋ねると、

    「ついてません、これ、バッドマンです」と、おかあさん。

    さっそく背中にまわり、確かめると、羽はなし。

    また一つ、賢くなりました。

               2016年1月14日

               いたやどクリニック 木村彰宏

    秋2015.11.30  (16) 秋2015.11.30  (17)

  • 2016.01.05

    聴診器のむこうに おなかの中に

    秋2015.11.13  (64)

    5歳の男の子は、「歯 ぬけたよ」と、教えてくれます。

    「ピザと一緒に、食べてしまった」とのこと。

    抜けた歯がトッピングされたピザの味は、どうだったかな。

    先生は、とても興味があります。

    今度は、ピザに負けないような、

    とっても丈夫な歯が生えてくるといいですね。

             2016年1月5日

             いたやどクリニック 木村彰宏 

     

  • 2015.12.04

    聴診器のむこうに わたしの王子さま

    「この帽子、わたしが作ったんです」

    1才の男の子のおかあさんが、少し控えめに話されます。

    あらためて見せてもらうと、頭の大きさにピッタリの黄色の帽子

    「星の王子さま」のような雰囲気が漂います。

    楽しい夢を、いっぱい見ながら、

    元気で大きくなってくださいね。

              2015年12月4日

              いたやどクリニック 木村彰宏

    秋2015.11.27  (17) 秋2015.11.27  (18) compressed_0dc80b7e-faa0-4e91-8b90-da59fb87c960[1]

  • 2015.11.25

    聴診器のむこうに ぼくも一人で

    秋2015.11.11  (37)

    3才の男の子は、診察室に入るなり、診察の準備。

    先日の男の子に続き、ひとりで診察第二号です。

    3才になると、いい子ホルモンがいっぱい出てきます。

    でも、うれしさも、一瞬のこと。

    4才になれば、おもちゃに気持ちを引っ張られ

    小学生低学年は、ゲームに夢中。

    高学年になれば、足を前に投げ出して、何で来なあかんのやろ

    先生は、なんでもひとりでしようとする

    3才さんが 大好きです。

               2015年11月25日

               いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2015.11.11

    聴診器のむこうに うれしいお便り

    秋2015.11.07  (9)

    診察室で、小学生の男の子が質問します。

    「おてがみ とどきましたか?」

    そういえば、先日、わたし宛に子どもの文字のお手紙が届いていました。

    お正月やクリスマスには少し早いですし、

    暑中見舞いには 遅すぎます。

    少し?と感じながら、診察室の机の引き出しに、大切に保管していました。

    「がっこうから、おてがみ だしました」

    なんでも、お手紙を書く授業で 知っている人に出したのですが、

    ちゃんと届いているか、心配だったそうです。

    大丈夫、ちゃんと届いてましたよ。

    しっかりした字で、きれいに書いてありました。

    二重丸です。

    先生も、だれかに お手紙書こうかなあ

           2015年11月11日

           いたやどクリニック 木村彰宏

     

  • 2015.11.09

    聴診器のむこうに 上手に診察準備

    秋2015.11.04  (25)

    3才の男の子は、診察室に入るなり、

    自分で服をたくし上げて、診察準備。

    あまりにも見事なタイミングでの準備なので、

    カメラに収めようと、もう一度リクエスト。

    カメラの露出が悪く、もう一度

    フラッシュが上手く機能せず、もう一度と、

    診察準備を繰り返してもらいます。

    仕上げは、手を差し伸べて、「お手は、できるかな?」

    ヘンな要望にも嫌がらず、

    お付き合いいただき、ありがとうございました。

             2015年11月9日

             いたやどクリニック 木村彰宏

     

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