カンガルーの小部屋

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  • 2013.09.14

    聴診器のむこうに なぜかパンダ組

    4才の幼稚園の男の子の胸には、シロクマさん

    「あっ、わかった、ぼく シロクマ組でしょ」

    ところが、答えは、パンダ組。

    それって、テレビでやっているフロムエーのコマーシャルでしょ。

    パンダ君が「パンケーキ屋」さんで、バイトして、

    シロクマになる、コマーシャルです。

    「なんだか、わからないけど、シロクマの名札で、パンダ組なんです」とは、

    おかあさん。

    謎が謎を呼ぶ、出会いです。

    2013年9月14日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    秋2013.09.06  (32)

  • 2013.09.13

    聴診器のむこうに ちびアンパン

    1才の女の子を、お膝にしているおかあさんの指が、笑っています。

    目を近付けると、小さなアンパンマン。

    「子どもが、よろこぶので・・」

    ネイルアートサロンで、塗ってもらったそうです。

    お風呂に入っても、1か月は大丈夫だとか

    診察の手をとめて、写真にゲットです。

    2013年9月13日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    秋2013.09.11  (4) 秋2013.09.11  (3)

  • 2013.09.10

    聴診器のむこうに つよい言葉で

    2才の女の子の背中には、

    「なめたら いかんぜよ」

    土佐に出張にでかけた、おとうさんのおみやげです。

    それにしても、強烈なメッセージ

    承知いたしました。

    失礼がないように、診察させていただきます。

    2013年9月10日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    秋2013.09.09  (91) 秋2013.09.09  (90)

  • 2013.09.07

    聴診器のむこうに ハッちゃんには気をつけて

    4才の男の子の手には、大きな剣

    お祭りで 大当たり。

    さっそく振り回して、闘いの練習です。

    でも、うちのハッちゃんと戦う時には、注意が必要です。

    興奮すると、目をつぶって、手当たり次第にカミカミします。

    せっかくの剣も、穴だらけになりますよ。

    2013年8月18日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    夏2013.07.26  (28) 夏2013.07.26  (30)

  • 2013.09.03

    聴診器のむこうに おすもうベイビー

    3才前の男の子は、診察室のおもちゃ箱から「ベビーマリオ」を取りだして、

    「あっ、おすもうさん」

    おかあさんに、「おすもうさんじゃ、ないでしょ」と、訂正されても、

    「だって、まわし、つけてるもん」と、分析結果を報告します。

    たしかに、お人形のお尻には、白いまわしのようなものが・・・

    でも、ベビーマリオがはいているのは、おむつです。

    おすもうさんのは、まわしなので、よおく区別して観察しましょうね。

    2013年9月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    秋2013.09.02  (16)秋2013.09.02  (17)

  • 2013.09.01

    聴診器のむこうに 大きなくちで

    4才の男の子のTシャツには、サメのお口

    何でも、一口で食べてしまいそうな大きさです。

    でも、ご飯の時には、要注意。

    ボクが食べる前に、お先にパクリ。

    いつまでたっても、ボクの口には入りません。

    なにせ、究極のダイエット仕様服ですからね。

    2013年9月1日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    夏2013.07.26  (31)

  • 2013.08.29

    聴診器のむこうに スズキさん

    8才の男の子の夏休みの思い出は、魚釣り。

    エビとイワシをエサにして、釣りあげます。

    獲物は、両手を伸ばしたぐらいのスズキさん。

    「食べたの?」って、聞きますと、

    「4500円で、売った」

    おうちが漁師さんとお聞きし、納得です。

    夏休みの思い出は、とびっきりのスズキさん。

    真っ黒な顔が、誇らしげです。

    2013年8月29日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    夏2013.08.26  (137)

  • 2013.08.28

    聴診器のむこうに 世界最強の文房具

    7才の男の子は、診察室に入るなり

    「せんせい、クイズ出していい?」

    もちろん、お断りする理由はありません。

    「勝負をして、いつも負けない文房具は、なあに?」

    なるほど、そうきましたか、

    鉛筆、下敷き、けしごむ、ノートと、

    私の頭の中を、いろんな文房具が、駆け回ります。

    そして、たどりついたのが、「カッター」

    はじめから、すぐに分かったよと言う顔をして、

    「カッターでしょ」と、答えます。

    男の子は、買ってもらったばかりのクイズの本に夢中です。

    なぞなぞ大好き先生に、いつでもかかってらっしゃいね。

    2013年8月28日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    夏2013.08.21  (50)

     

  • 2013.08.25

    聴診器のむこうに 手をつなぐ番に

    8才の男の子の手には、7月31日付の新聞の写真。

    2月6日に神戸で行われた、サッカーの全日本vsラトビア戦の写真です。

    2月16日のブログで紹介させていただいたように、

    男の子は、清武選手と手をつないで入場した幸運児。

    でも、着ている服は、なぜか香川選手の26番です。

    次にスポーツ欄に出る時は、

    小さな子どもの手をつなぐ番になればいいですね。

    2013年8月25日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.08.03

    聴診器のむこうに ポケモン仲間

    4才の男の子が、カバンの中を見せてくれます。

    中身は、ポケモングッズで、いっぱいです。

    男の子の楽しみは、みんなどこか、似ています。

    小さい頃は、アンパンマン。

    善悪がはっきりと固定しているキャラクター。

    少し大きくなると、戦隊もの。

    強さと、カッコよさに、あこがれます。

    そして、もう少し大きくなると、ポケットモンスター。

    進化すると言う変化が、楽しくなります。

    ということは、ボクは、すっかり進化型。

    これから、どんな男の子に進化するか、楽しみですね。

    2013年8月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.29

    聴診器のむこうに オファーまち

    11才の男の子は、サッカーの日々。

    海外からのオファーに備えて、

    英語の学習を勧めます。

    「英語は、少しやってるよ」とは、先を見通した、頼もしい答え。

    うしろから、「先に、日本語の勉強をせなあかんのと違うん」とは、

    おかあさんからの声。

    英語よりも、まずは日本語から。

    まるで、わたしの家に帰って、子どもに言われるような会話です。

    周囲からの声にめげないで、英語も、日本語も、サッカーも、

    がんばりましょうね。

    2013年7月29日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.27

    聴診器のむこうに 今年もオセロ

    4年生の男の子の体は、どこから見ても まっ黒け。

    サッカーで鍛えた、黒さです。

    さっそく、わたしの腕の色とくらべっこ。

    鮮やかな、白と黒との コントラスト。

    ことしも、オセロ大会の始まりです。

    2013年7月27日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.17

    聴診器のむこうに ワンワンとニンジンと

    もうすぐ2才の男の子は、私を見るなり「ワンワン」

    診察をしていても、なんども「ワンワン」

    なぜ「ワンワン」何だろうって、思っていますと、

    わたしのTシャツの胸の所についている、ワンちゃんのロゴマーク。

    1cm四方のちいさなマークに、よく気がつきましたね。

    診察がおわり、帰ろうとすると、こんどは「ニンジン」と言います。

    「ニンジン」探しをしていると、おかあさんが、

    「この子は、オレンジ色のことを、ニンジンって呼ぶんです」

    そう言えば、今日のTシャツは、オレンジ色。

    ニンジンに見えなくもありません。

    「ワンワン」と「ニンジン」と。

    男の子の、発見の日々は、続きます。

    2013年7月17日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.15

    聴診器のむこうに 急いで大人にならないで

    9才の女の子が、笑いながら診察室に入ってきます。

    みると、胸が大きく膨らんでいます。

    次に入ってきた女の子も、胸が膨らんでいます。

    ふたりは、仲よしご近所さん。

    胸にふたつの風船を入れて、おとなになる練習です。

    急がなくっても、いいですからね。

    大人になると、それなりに、大きくなると思います。

    いまは、しっかりと食べて、しっかりと寝ましょうね。

    2013年7月15日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.10

    聴診器のむこうに ボクが選んで自分ではいて

    2才の男の子の長靴は、カエルの行列。

    たくさんのくつの中から、「これ」って、

    男の子が、自分で選びました。

    小さいころから、ファッションセンスを磨くことは、大切です。

    自分でえらんで、自分ではいて

    梅雨は明けたけど、また、はいてきてくださいね。

    2013年7月10日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.07.05

    聴診器のむこうに だれよりも速く

    3才前の男の子の足元には、ピューマが2匹。

    片方を脱いで見せてもらうと、シッポもついています。

    おとうさんの会社の 試作品とのことですが、

    はきにくそうだけど、誰よりも速く走れそう。

    インパクトが強い一足ですね。

    2013年7月5日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.06.29

    聴診器のむこうに ママからの贈り物

    4才の男の子の手には、大きなお人形

    仮面ライダーに登場するキャラクターです。

    「誰かにもらったの」と尋ねると、

    後ろのおかあさんが「ママでしょ」

    おかあさんが、UFOキャッチャーで一発ゲットされたそうです。

    男の子は、弟さんが生まれて、寂しかったので、

    うれしいプレゼントですね。

    2013年6月29日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.06.26

    聴診器のむこうに ハブに注意

    5年生の男の子は、自然学校前の診察です。

    最後に参加前の注意を与えます。

    「ねえねえ、暑くっても、長ズボンで参加してね。

    なんでか、わかるかな」

    男の子は「・・・」

    「それ、ブーンって、飛んで来て、咬むでしょ」

    と、ヒントを与えます。

    男の子は少し考えて、「ハブ」と答えます。

    「残念、ハブは飛びません。ブって言うところは、あっているけど・・」

    と、第2ヒントを差し上げます。

    男の子は、またまた考えて「ブリ」って、答えます。

    残念ながら、ブリは、飛びません。

    第3ヒントを差し上げようと思っていると、

    後ろのおとうと君が「あぶ」って答えを先取りします。

    大正解です。

    自然学校では、アブに気をつけて、行ってらっしゃい。

    2013年6月26日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.06.23

    聴診器のむこうに なかよしアンテナ

    8才のお姉さんの頭には、ピンクのアンテナ

    6才の妹さんの頭には、黒色アンテナ。

    仲良し姉妹は、言葉を使わなくても、

    心の言葉で通じ合います。

    これからも、ふたりのアンテナを、大切にしてくださいね。

    2013年6月23日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.06.15

    聴診器のむこうに 認知度ゼロ

    4さいの男の子に、質問します。

    「ねえねえ、今度の日曜日って、なんの日か知ってる?」

    難しいかも知れないので、ヒントをあげることにします。

    「①ブタの日、②お正月、③父の日」

    男の子は、考えて、考えて、それでも答えにたどりつけません。

    ざんねーーん。

    今度の日曜日、6月16日は、父の日です。

    別名「すこしの努力で、お返しをたくさん期待できる日」とも、いいますよ。

    今からでも間に合うので、しっかりと準備しておきましょうね。

    2013年6月15日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

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