カンガルーの小部屋

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  • 2014.09.05

    聴診器のむこうに タケコプター

    夏2014.08.20  (8) 夏2014.08.20  (9)

    7才の男の子は、木のブロックを組み立てて、

    「タケコプター」

    それがあれば、いいですね。

    登校も、出勤も、あっという間です。

    でも、注意事項がたくさんありますよ。

    「夏は、熱中症にならないよう、冬は雪に気をつけて、

    秋は、台風で飛ばされない事」

    注意を守っても、先生の体重では飛べません。

    それを聞いた男の子は、追加のタケコプターを作ります。

    なんて親切なことでしょう。

    明日から、これを使って、出勤です。

               2014年9月5日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.09.01

    聴診器のむこうに こじかもいます

    夏2014.08.29  (36)

    おねえさんの付き添いで、来院された女の子は、

    「しょうにかに どうぞ」という案内に、

    不思議そうな顔をします。

    「小児科」は、「こじか」と読むと思っていたとか。

    それは、間違いではないですよ。

    いたやどクリニックには、

    「こじか」のような看護師さんや

    「カンガルー」のようなお医者さんがいます。

    怖がらないで、診察室に入ってきてくださいね。

              2014年9月1日

              いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.08.31

    聴診器のむこうに うみへ

    photo1[1]

    3才になったばかりの男の子の肌は、日焼けて真黒です。

    「沖縄に行ったんです」と、おかあさんのフォローが入ります。

    ここで、男の子に直接質問することにします。

    「ねえ ねえ、どこの 海へいったの?」

    男の子は「うみへ・・?」

    しばらく考えてから、「トイザラスが あるとこ」

    なるほど、ハーバーランドの「umie」には、

    トイザラスがありますよね。

    でも、ハーバーランドと違って、沖縄の海にはなかなか行けません

    「どこの 海へ行ったの?」って、今度聞かれたら、

    お き な わ」って、大きな声で答えましょうね。

               2014年8月31

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.07.26

    聴診器のむこうに キウイ食べませんか

    夏2014.07.19  (22) 250px-Kiwi_(Actinidia_chinensis)_2_Luc_Viatour[1]

    12才の男の子の、今日の負荷試験は「キウイフルーツ」

    毎日、大勢の子どもが負荷試験に来られるので、

    間違わないように気をつけます。

    看護師さんが、負荷中の食品を絵に描いて、

    カルテの表紙に貼り付けます。

    男の子のカルテには、

    まるまると肥えた、キウイが一羽

    どんな味がしたのか、さっそく質問してみましょう。

                2014年7月26日

                いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.07.22

    聴診器のむこうに ハリーハリー

    11才の男の子は、診察室に入るなり、

    おかあさんのスマホを 取り出します。

    画像を開けると、ホグワーズ城。

    もしかして、これは・・・

    剣の形をした、ストラップも見せてくれます。

    オープンしたばかりのUSJのハリーポッタ・エリアに

    先行入場できたそうです。

    なんともハリーなハリーポッタ。

    話に盛り上がり、診察を忘れそうになりました。

              2014年7月22日

              いたやどクリニック小児科 木村 彰宏夏2014.07.19  (18) 夏2014.07.19  (20)

  • 2014.07.18

    聴診器のむこうに バイキンマン応援団

    夏2014.07.07  (24) 夏2014.07.07  (27)

    3才の男の子は、バイキンマン大好き派です。

    バイキンマンが、アンパンマンをやっつけると、大喜び

    反対に、やっつけられる場面では、

    「あ~あ、やられちゃった」

    バイキンマン・Tシャツに、バイキンマン・カバン

    がんばれ、バイキンマン応援団

                2014年7月18日

                いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.07.08

    クリニックだより 虫にご用心

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    7月6日、神戸市休日急病診療所に出務しました。

    蒸し暑くなり、発熱、嘔吐下痢の子どもが多く来所されました。

    その中で、8か月の女の子は、ムカデに刺されました。

    6才前の女の子は、アシナガバチに刺されました。

    来所された時には、落ち着いていましたが、

    刺されたところは、腫れあがっています。

    ムカデは、祖父母宅に帰省中に、

    アシナガバチは、駐車場で

    いろいろな虫が ねらっています。

    薄着の季節ですので、くれぐれもお気をつけください。

                2014年7月8日

                いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.07.06

    聴診器のむこうに 2才のメーメーさん

    夏2014.06.25  (69) 夏2014.06.25  (68)

    2才の女の子の大好きなもの

    それは メーメーさん

    どこに行くのも、一緒です。

    お風呂に入ると、ふわふわ毛並みが 

    おしゃれじゃなくなります。

    それでも、女の子が大好きなのは メーメーさん。

    どこに行くのも、一緒です。

              2014年7月6日

              いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.07.05

    聴診器のむこうに 紙鉄

    夏2014.07.04  (38) 夏2014.07.04  (39) 夏2014.07.04  (40)

    6才の男の子は、

    紙とボールペンをリクエスト。

    何に使うのかなって思っていると、

    紙で作った鉄道シリーズ。

    琴電に、地下鉄に、東急に

    マリンライナーは、2階建て

    紙とボールペンで作った、紙鉄の完成です。

               2014年7月5日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

     

  • 2014.07.03

    聴診器のむこうに 3両編成に

    5才のお兄ちゃんは、白い新幹線

    2才の弟くんは、黄色の新幹線。

    そして、おかあさんのおなかの中には、3人目の赤ちゃん。

    来年には、3両そろって、出発しんこ~う

               2014年7月3日       

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

    夏2014.07.02  (32) 夏2014.07.02  (33)

  • 2014.07.01

    聴診器のむこうに ブサカワ怪獣

    夏2014.06.23  (61) 夏2014.06.23  (60)

    3才の男の子のせなかには、緑色の物体。

    おめめと、手もついていて、

    もしかして怪獣さん。

    ブサカワ・キャラだけど

    保育園でも、かわいがってあげてくださいね

             2014年7月1日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.06.29

    聴診器のむこうに またまた働く車

    夏2014.06.23  (46)

    働く車は、人気者。

    3才の男の子に 人気です。

    今日の男の子の図柄は、建設現場の働く車。

    009は、コマツ 油圧ショベル

    065は、日立建機 双腕作業機アスタコ

    071は、日立建機 ホイールローダ ZW220

    番号をたよりに、車の名前を調べます。

    時間はかかるけど、

    救急車、消防自動車、パトカーのシリーズより、

    なぜか 気持ちは楽ですよ。

            2014年6月29日

            いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.06.26

    聴診器のむこうに どの車のお世話に

    夏2014.06.21  (4) 夏2014.06.21  (5)

    3才の男の子のTシャツの図柄は、働く車

    救急車に、消防自動車に パトカー

    どれも、子どものあこがれの的。

    でも、運転する方じゃなくって、

    お世話になることを考えると・・・

    救急車のお世話は、まだ先にお願いしたいですし、

    消防自動車のお世話は、お断り。

    パトカーのお世話も、いいイメージは描けません。

    働く車を運転する方か、お世話になる方か、

    同じ働く車を見ても、3才の男の子と、わたしとでは、

    感じ方が違うものなんですね。

               2014年6月26日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.06.24

    聴診器のむこうに ぼくイクメン

    夏2014.06.13  (8) 夏2014.06.13  (9)

    3才前の男の子の胸には、ぬいぐるみ、

    おかあさんが赤ちゃんを抱っこするように、

    バンダナを肩からまわして、

    大事そうに、あかちゃんぬいぐるみを運びます。

    いまから イクメンに励むとは、いい心がけ。

    早くいいお相手が見つかると、よいですね。

                 2014年6月24日

                 いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.06.23

    聴診器のむこうに こまちづくし

    夏2014.06.18  (3) 夏2014.06.18  (4) 夏2014.06.18  (5)

    3才の男の子は、みてみてモード。

    秋田新幹線「こまち」のTシャツをほめると

    足先をブランブランさせて、アピールします。

    赤と白のくつは、秋田新幹線「こまち」

    今度は、くつを脱ぎだします。

    現れたのは、赤と白のくつした「こまち」です。

    「朝から 先生に見せようと 

    自分でコーディネート してたんです」と、おかあさん。

    ありがとう

    先生も いっぱい 楽しめましたよ。

               2014年6月23日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.06.04

    聴診器のむこうに 芸術はバクハツだあ

    春2014.05.26  (90) 春2014.05.26  (91) 春2014.05.26  (92)

    3才前の男の子は、小麦粘土を触る負荷テスト。

    幼稚園で遊ぶ時、小麦粘土でかぶれないかのテストです。

    持って来られた粘土を前に、

    「なんでも、好きな物を作ってごらん」と、

    誘いかけても、手は動きません。

    白い粘土を手に持って、「ゆきだるま つくろお」って、

    雰囲気作りしますが、

    手は動きません。

    30分後、様子を見に行くと、いろいろな造形品

    「黄色いのは、ありくいです。青いのは、タケノコです」と、

    おかあさんの説明が入ります。

    そうそう、待っていたのはこれです。

    芸術に、決まった形はありません。

    もっと、もっと、バクハツしましょうね。

               2014年6月4日

               いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.05.30

    聴診器のむこうに クマの診療所は大忙し

    yjimage[9]

    5月になり45日の自然学校に行かれる5年生が相談に来られます。

    山の中で、食物アナフィラキシーや喘息発作がおきると大変です。

    いろいろな準備を伝えて、最後は喘息の吸入薬を

    しっかりと使うようにダメだしします。

    「もし、自然学校で喘息の発作がでたら、

    お医者さんは近くには いないからね」

    「クマの診療所ならあるけど、

    治療の後の診察料は、なんだと思う?」

    「もちろん、お代は、お魚一匹。

    なければ おしりガブリだからね」

    男の子は、わたしの話を真剣な顔で聞き取り、うなづきます。

    「だから、吸入のお薬、しっかりとしておこうね」

    これでもう大丈夫、

    男の子を怖がらせないで、今日も指導を終了します。

             2014年5月30日

             いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.05.29

    聴診器のむこうに まいあさ登山

    春2014.05.17  (83) yjimage[5]

    9才の女の子の日課は、まいあさ登山

    近くの裏山に、登ってから学校に出かけます。

    「からだをしっかりと動かすと、あたまも良くなるんだよ」

    と、わたしが伝えますと、

    すかさず「ボケ防止にも なるのかな」とは、看護師さん。

    視線が、心もち わたしのほうを向いているのは、

    気にしすぎなのかなっ

               2014年5月29日

                  いたやどクリニック小児科 木村 彰宏 

     

     

  • 2014.05.26

    聴診器のむこうに 京の銘菓

    春2014.05.17  (86) 春2014.05.17  (84)

    京都から診察に来られたおかあさんは、

    手作りの「ポンデリング」を持参されます。

    妹さんは普通の「ポンデリング」の負荷試験、

    お姉さんは、アレルギーが強くて、普通タイプは難しく、

    そこで、おかあさんの「手づくりポンデ」の登場です。

    ホワイトソルガムと米粉、それにメープルシロップで作ります。

    わたしには、あんこが入った「手づくり和菓子」風

    お昼に、ありがたくいただくことにしましょう。

                2014年5月26日

                   いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2014.05.23

    聴診器のむこうに 初めてのチョコの味

    春2014.05.02  (85) 春2014.05.02  (83)

    5才の男の子は、はじめてチョコに挑戦します。

    なるべくシンプルなものと、

    カカオ成分72%、86%、95%から、選択します。

    はじめに95%のものを、半粒くちに入れ、

    「お味はどうですか」って、聞くまでもなく

    テーブルにうつぶせになり、見開いた眼が 全てを語ります。

    はじめてのチョコの味は、ほろ苦い味がしました。

                2014年5月23日

                いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

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