カンガルーの小部屋

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  • 2024.02.21

    聴診器のむこうに マトリューシカみたいに

    ことし一番冷え込む日に、8才の女の子を診察します。

    服を脱いでもらおうとすると、コートだけで3枚重ね

    「全部で、7枚着ているよ」とマトリューシカさんが答えます

    坂道は、横になって転がると、早く進むかもしれませんね

     

    2024年2月21日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.20

    聴診器のむこうに ぐったりしてるけど

    6才の女の子が、なにやら白いものを持って遊んでいます。

    机に乗せると、ぐったりとして、元気がありません。

    少し持ち上げて、顔を合わせても、鳴き声も聞かれません

    「これは、だあれ」と尋ねると、

    「ホワイトタイガー」との答え。

    名前は「ホーちゃん」

    疲れているのじゃなくて、のんびりしているそうで安心しましたよ

    2024年2月20日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.17

    聴診器のむこうに こんにちはパンちゃん

    14才の男の子が、マスク姿のぬいぐるみを持ってきます。

    なまえは「パンダのパンちゃん」

    男の子が生まれた時にお友だちになったので、

    おんとし14才

    白い部分はうっすらと灰色になったけど、

    14年間、ごくろうさま

    まだまだ現役で、がんばってくださいね

    2024年2月17日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.09

    聴診器のむこうに わたしにも抱っこさせてね

    外来に来られた女性が、ミッキーマウスのサングラスを見せてくれます。

    ディズニーシーのおみやげに、買ってきたそうです。

    大きなぬいぐるみの名前は「ダッフィー」と「オルメル」

    さっそくサングラスをかけて、ぬいぐるみを抱っこしてのフル装備

    マスクもつけると、とってもあやしい人に変身します。

    ディズニーシーにも、行ってみたいなあ

    2024年2月9日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.02.07

    聴診器のむこうに みんなでお祝い

    1月のこと、外来に来られた女の子が、紙で作った鏡餅を見せてくれました。

    机の上において、ワンワンやカンガルー、コウモリくんが取り囲み、

    お祝いをした後で、お写真を撮りました。

    これからも、みんなで仲良く暮らしましょうね。

    2024年2月7日

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  • 2024.02.02

    聴診器のむこうに いつでも出発進行

    3才の男の子は、お気に入りの駅長さんの帽子で登場します。

    背負っているのは、いろんな電車図柄のリュックです。

    取り替えたばかりの2023年度版の電車のカレンダーをあげると大喜び

    さあ、いつでも出発進行できますね。

    2024年2月2日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.01.20

    聴診器のむこうに ポスティング

    14才の男の子は陸上部

    毎日、3000m以上走ります。

    「ただ走っていたらもったいないから、

    ポスティングのバイトでもしながら走ったら」と助言をすると

    「わかんないです」のひとこと

    人手不足のこの頃、社会勉強にもなるし

    いい考えだと思ったのにな。

    また、違う案を考えることにしましょう

    2023年1月20日

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  • 2024.01.19

    聴診器のむこうに ななめ笛

    13才の女の子の、吹奏楽の楽器のバートはクラリネット

    「クラリネットというと、たて笛のことやね」というと、

    「姉はフルートなので、よこ笛です」とおかあさん

    「だったら、おかあさんは、ななめ笛なのかな」と、落としどころを見つけます。

    たて、よこ、ななめ、

    家族そろっての演奏は、楽しそうですね。

    2023年1月19日

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  • 2024.01.15

    診器のむこうに 前をむいて

    7才の男の子の右の額に、擦り傷があります。

    「どうしたの」と尋ねると、

    「おにごっこしてて、木にぶつかった」とのこと

    そこで「ちゃんと、木にあやまったかな」と伝え、

    「そしたら、きにしないでねと、言われたかな」とフォローします。

    おとこのこは、「なに言ってんだろう」という顔をしますが、

    看護師さんには、大うけの外来になりました。

    2024年1月15日

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  • 2024.01.11

    聴診器のむこうに キャンプめし

    6才と、4才のご兄弟

    いつも仲良く、おそろいの服を着ています。

    背中にはなにやら、カレーライスみたい。

    でもちょっと、キャンプ地のよう

    仲良く並んで、お写真を撮ります

    2024年1月11日

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  • 2024.01.08

    聴診器のむこうに おおきな年賀状

    6才の女の子から、、紙に描いた絵をプレゼントされました。

    「これがネズミでしょ、これはウシ、これはウサギ」と指さしながら説明してくれます。

    もしかしてこれって、干支の動物シリーズですか

    そうすると、これって「おおきな年賀状」

    さっそく診察室の壁に貼り付けて、

    今年一年の平安無事を祈ります。

    診察にこられた時には、是非たのしんで見てくださいね。

    2024年1月8日

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  • 2023.12.27

    聴診器のむこうに おとうさんはチョコザップ

    8才の女の子のおかあさんの手には、おおきな箱が

    表にはポケモンの絵がついてます。

    中身を見せてもらうと、いろいろなポケモングッズ

    「ドーナッツ50個もらえるカードがついているんです」と、おかあさん

    「ドーナッツたくさん食べて、おとうさんが太ったらどうするの」と尋ねると、

    女の子は「チョコザップにいけばいいやん」

    さすがは時代の最先端発言です。

    太らされたり、やせろと言われたり、おとうさんの受難の時期は、まだまだ続きそうですね。

    2023年12月27日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.12.24

    聴診器のむこうに お魚もかいてね

    おねえさんの付き添いで来られた妹さん

    タブレットに書いた、ニャンコの絵を見せてくれます。

    「おなかがすいてるみたいだから、お魚の絵も描いてね」とお願いすると、

    「できたよ」と、新作を見せてくれます。

    まあ、なんておいしそうなお魚さん。

    これで、おなか一杯になって、ニャンコもゆっくりできそうですね。

    2023年12月24日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.12.20

    聴診器のむこうに ここはどこ

    3才の男の子の背中には、阪急電車の線路図が

    交差してるとこを、「にしきた」とすると、

    こっちが神戸線で、こっちは宝塚線

    でも、真ん中を「十三」とすると

    京都線と、神戸線

    うしろから、「先生いそいでください」という看護師さんの声が聞こえます。

    2023年12月20日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.12.19

    聴診器のむこうに 大当たり~

    高校生、中学生、小学生の4人兄弟は

    1mもある大きな箱を運んできます。

    診察前に引いた くじで当たったドラゴンボール

    これでもD賞、4等賞

    箱から中身を取り出して、写真に収めます。

    今年の〆の大当たりです。

    2023年12月18日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.12.17

    聴診器のむこうに めんどくさい父

    9才の女の子は、宿題で分からないところがあると、おかあさんに教えてもらいます。

    「おとうさんには教えてもらわないの」と尋ねると

    「めんどくさいから、いやです」

    「どこがめんどくさいの」と突っ込むと、

    「話が長いし、説明したがるし」と、圧力をかけてくるみたいです。

    なるほど、なるほど、いいことを聞きました。

    娘に嫌われないコツを、また一つお教えいただけました。

    2023年12月17日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.12.14

    聴診器のむこうに ニコちゃんよりも

    4才の男の子が、ネコちゃんのお人形を見せてくれます。

    おなかのスイッチを入れると、かわいく歩いて「にゃん、にゃん」って鳴きます。

    おうちには、本物のネコちゃんが

    名前は「ニコちゃん」

    でも、もうすぐ男の子のおうちには、赤ちゃんがやってきます。

    おとうとかな、いもうとかな、

    きっとニコちゃんよりも、もっともっとかわいいでしょうね

    2023年12月14日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.12.12

    聴診器のむこうに 今が夏休み

    高校生の女の子が、診察に来られます。

    「試験休みなの」と尋ねると、「今、夏休みなんです」

    そういえば女の子は日本の高校を辞めて、ニュージーランドの高校生になりました。

    日本とは真逆の季節だから、今が夏休み

    「カンガルーは、いるの?」と尋ねると、

    「ひつじ ばっかしです」。そうなんだ、そうなんだ。

    でも、食物アレルギーの対応はピカイチとのこと。

    おまけに、留学生はバイト禁止なんだけど、バイトの時給は1800円

    一度、ニュージーランドに行ってみたくなりました。

    2023年12月12日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.11.28

    聴診器のむこうに いらっしゃいませ

    4才の男の子は、保育園で作った工作を見せてくれます。

    一つは、青い服を着たお人形、ボクの姿かな

    もう一つは、赤いのれんです。

    そこで、寸劇を思いつきます。

    のれんから、男の子のお人形の顔をだして、

    「いらっしゃいませ」

    お昼間から、居酒屋さんごっこです。

    2023年11月28日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2023.11.27

    聴診器のむこうに おいしくないからね

    6才の男の子が、うれしそうに「ぬいぐるみ」を取り出します。

    「ホオジロザメ だよ」

    そこで、ベッドの上で寸劇を演じます。

    共演者は、ミフィーちゃん

    仲良くしてたのに、ホオジロザメくんが 大きな口を開けます

    「おいしくないからね」

    ミフィーちゃんの運命はいかに

    はらはらドキドキの時間が流れます。

    2023年11月27日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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