カンガルーの小部屋

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  • 2013.05.25

    聴診器のむこうに クマもんがいっぱい

    女の子が愛用のバッグは、大きなクマもん。

    大きな目と、赤いほっぺ。

    おじいちゃんに、おみやげだと、もらったそうです。

    積もり積もって、おうちは「クマもん」でいっぱい。

    まだまだ、増殖予定です。

    うらやましいような、置き場所に困るような・・

    でも、楽しそうですね。

    2013年5月25日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.05.23

    聴診器のむこうに じょうずに3才

    診察室に入ってきた女の子に尋ねます。

    「ねえ、もうすぐ、何才になるの」

    女の子は、両手を使って、右手の指を3本たてます。

    あまりにもかわいい「しぐさ」なので、

    「写真、とらせてくれる」と、お願いすると、

    今度は、片手だけで、「じょうずに3才」

    練習2回目で、ミッション・クリアです。

    さあ、みんなに、「じょうずに3才」を見せてあげてくださいね。

    2013年5月23日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.05.20

    聴診器のむこうに どっちのクマもん

    外来は、自然学校に参加する子どもの相談で大忙しです。

    今日の相談者は、5年生の男の子。

    締めは、安全の確認です。

    「ネエネエ、ハチ高原って、クマが出るって、知ってる?」

    男の子は、思わず身を引きます。

    「ハチ北のクマは怖くて、かみつくよ。

    でもね、ハチ高原のは、クマもんみたいに優しいので、お手ってするよ。よかったね。」

    男の子の目には、安堵の色が広がります。

    締めは次の一言です。

    「でも、ときどきハチ北のクマと、ハチ高原のクマは入れ替わるから、気をつけてね」

    安心していた顔が、一瞬こわばります。

    なにごとにも、細心の注意が必要です。

    気をつけて、いってらっしゃい。

    2013年5月20日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.05.19

    聴診器のむこうに ABCおばけ

    外来は、自然学校に参加する子どもの相談で大忙しです。

    今日の相談者は、5年生の女の子。

    締めは、質問タイムです。

    「ネエネエ、ナイトハイクの時って、おばけが出るって、知ってる?」

    女の子は、少し驚きながらも、「うそでしょ~」という目の動き。

    「それでね、おばけにも3種類があってね・・」

    女の子は、何を話すのだろうと前かがみになるので、私も調子づきます。

    「Aコースは、和風おばけ。Bコースは、西洋おばけ。そして、Cコースは、宇宙おばけ」

    「それでは、どのコースのおばけにしますか?」と、クエスチョン。

    女の子は、笑いながら「A」と答えます。

    そうです。そのノリがあれば、自然学校も十分楽しめますよ。

    気をつけて、いってらっしゃい。

    2013年5月19日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

  • 2013.05.18

    聴診器のむこうに 動物園デヴュー

    「動物園に、連れて行っても大丈夫ですか」

    1才半の女の子のおかあさんから、質問されました。

    女の子の手には、動物園の飛び出す絵本。

    すっかり、動物園いきたいモードです。

    大丈夫ですよ、おかあさん。

    でも、動物園にいくにあたって、ふたつだけ条件があります。

    1つ目は、日焼けや、熱中症に注意すること。

    2つ目は、もちろん、カンガルーを見逃さないこと。

    これだけクリアすれば、心配なく楽しめますからね。

    2013年5月18日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.05.15

    聴診器のむこうに ベビースター

    4才の男の子のファッションは、

    ユニクロ発「ベビースター・ラーメン」のキャラクターがら。

    自分で選んだ、おろしたてです。

    ベビースター・ラーメンと言えば、超ロングセラーの定番商品。

    末永くみんなに、かわいがってもらえるようにというメッセージが、

    Tシャツの図柄から、しっかりと伝わってきましたよ。

    2013年5月15日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.05.10

    聴診器のむこうに だいすきアンパンマン

    2才の男の子のブームは、アンパンマン。

    いまでは、アンパンマンの絵がらの服しか、着てくれません。

    それは、なかなかよい選択です。

    ハーバーランドにできた、アンパンマン・ミュージアム。

    入場料がお高いのが、難点です。

    でも、その服を着ていけば、宣伝料をいただけるかもしれませんね。

    2013年5月10日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.05.08

    聴診器のむこうに ぼくのネコちゃん

    3才の男の子の手には、リアルなネコちゃん。

    おばあちゃんのおうちで見つけて、もらってきたとのことです。

    大きなおめめに、やわらかい毛なみ。

    「お名前は」って尋ねると、

    シンプルに、「ネコちゃん!」

    いつまでも、かわいがってくださいね。

    2013年5月8日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.05.03

    聴診器のむこうに おめでとう4才

    女の子の左肩には、くまちゃんワッペン。

    今日は、4才のお誕生日。

    保育所で、お祝いにもらったそうです。

    おめでとう、4さい。

    楽しいことが、いっぱい、いっぱい、あるといいですね。

    2013年5月3日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.05.01

    聴診器のむこうに 不思議な模様

    8才の男の子の左手には、不思議な模様。

    お魚2匹に、それから、それから・・

    「なんで、写真撮るん」って、男の子に聞かれますが、

    こればかりは、お答えできません。

    子どもが買ってもらった、3DSのゲーム機。

    「レイトン教授」に、はまったなんて、

    子どもの前では、言えません。

    それにしても、不思議な模様。

    よし、このナゾを、解いてみせましょう

    2013年5月1日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.04.28

    聴診器のむこうに 体操ニッポン

    9才の男の子は、体操が習いごと。

    選手コースに入って、週に5日も練習です。

    小さな体で、筋肉がつき、

    すっかり体操選手の体形です。

    けがには、気をつけて、

    体操ニッポンの後を継いでくださいね。

    2013年4月28日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.04.27

    聴診器のむこうに 子猫の手も

    ゴールデンウィークを控えて、外来は大盛況。

    看護師さんに、「ネコの手も、借りたいね」と、話します。

    すぐ後で、診察室の椅子に、小さな姉妹が坐ります。

    おそろいの服のポッケからは、子猫ちゃんの顔がのぞいています。

    「待ってたこと、聞こえたのかな」

    さっそく、お手伝いしてくださいね。

    2013年4月27日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.04.25

    聴診器のむこうに いとこみんなに

    5才の女の子の手には、ふしぎな形のおもちゃ。

    祖父母からの、イタリア旅行のおみやげです。

    ギューっと握ると、顔が変わります。

    5匹セットで、いとこみんなに配られたとか。

    里見八犬伝のお話を、思い出します。

    いとこみんなが集まったときは、並べてパワーアップさせてくださいね。

    2013年4月25日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

     

     

  • 2013.04.22

    聴診器のむこうに 自慢の作品

    1年生の男の子は、おもちゃのブロックで、ヘリコプターを作ります。

    完成後は、「みて、みて」と、アピールも、忘れません。

    「先生、飾っといてね」と、要望も伝えます。

    わかりました。

    しばらく、机の上に、飾りましょう。

    でも、看護師さんがお掃除をして、おもちゃ箱に戻しても、許して下さいね。

    2013年4月22日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.04.20

    聴診器のむこうに わたしの赤ちゃん

    2才半の女の子は、ポポちゃんが、大好きです。

    お買い物に行くときにも、バキーを押して、連れて行きます。

    病院に行くときにも、もちろん一緒。

    診察が終わると、待合室に移動します。

    だいじな、大事な、わたしの赤ちゃん。

    大切に育ててくださいね。

    2013年4月20日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.04.19

    聴診器のむこうに あたらしい先生

    「1年生に、なったんだね」

    4月になると、こんな会話から診察が始まります。

    「それで、担任の先生は、女の先生?それとも男の先生?」

    「おんなのせんせい」と、答えが返ってくればしめたもの。

    「先生、やさしいかな?こわいかな?」と、質問を続けます。

    「うーんと、こわいかなっ」

    ここまでくれば、あとは究極の質問があるのみです。

    「だったら、先生と、おかあさんと、どっちがこわいかな?」

    このあいだ、この質問に挑戦してくれたのは、ふたりの1年生。

    「う~ん・・」

    何か言いたそうに、口はモグモグするのですが、

    ふたりとも、最後まで2択問題に、答えを出しません。

    合格です。

    おふたりとも、りっぱな1年生です。

    気遣いは、集団生活を送る上での、出発点ですよね。

    2013年4月19日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.04.18

    聴診器のむこうに よろこんで

    6才の男の子のうしろには、

    おかあさんが持ってきた、大きなバッグが置かれています。

    なにやら、するどい歯のような図柄ですし、舌もついています。

    診察しながら、気になって仕方がありません。

    診察がおわり、質問をすると、

    予想通り「さめ」のバッグです。

    日本では売っていないすぐれもの。

    そこで、男の子にお願いします。

    「ねえねえ、口のところに手を持って行って、咬まれている写真を撮らせてくれない」

    男の子は、ためらわず「咬まれているポーズ」を決めてくれます。

    そうです、関西では、そのノリが大切ですね。

    2013年4月18日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.04.15

    聴診器のむこうに カンガルーの上着

    「先生、これどうぞ」

    おかあさんが、横長の袋を机の上におかれます。

    「この本にあう、ブックカバーが見つからなかったので・・」

    なんと、「カンガルーのポケット」にぴったりの、カバーです。

    表は、かわいいワンちゃんの図柄、

    中帯にも、ワンちゃんが歩いています。

    なんて素敵なプレゼントでしょう。

    これさえあれば、肌寒い夜にも、カンガルーは風邪をひかずに済みそうです。

    手作りのブックカバー、ありがとうございました。

    2013年4月15日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.04.09

    聴診器のむこうに コウノトリはどこから

    8才の男の子は、春休みに「コウノトリの郷」に連れて行ってもらいました。

    「よかったね、ところで、コウノトリの郷って、何県にあるの?」と、質問します。

    男の子は、考えに考えて、首をかしげて、

    それでも、答えがでません。

    「コウノトリの郷」は、兵庫県にあるんですよ。

    将来、素敵な女性と結婚して、

    赤ちゃんが生まれる時に、

    運んできたコウノトリに質問されるので、しっかり覚えておいてくださいね。

    2013年4月9日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

  • 2013.04.08

    聴診器のむこうに フィギュアの女王

    9才の女の子の習いごとは、フィギュアスケート。

    「後ろむきに、すべれるの」って、尋ねると、「ハイ」

    「だったら、ジャンプは」って、続けると、「うーん、まだ」

    大丈夫、だいじょうぶ。

    まずは、地道な努力から。

    いつか、真央ちゃんのような、華麗なジャンプを見せてくださいね。

    2013年4月8日

    いたやどクリニック小児科 木村 彰宏

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