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2011.12.22
聴診器のむこうに サンタさんのしわけ
サンタさんへの、お願いごとを聞きました。
2才の男の子の、リクエストは「変身グッズ」。
1才前の女の子も、リクエストは「変身グッズ」
4人兄弟のおにいさんが、兄弟みんなのリクエストを、取りまとめているようすです。
おにいさんは、なかなかの知恵者です。
さて、サンタさんの「しわけ」は、どのようにでるのでしょうか。
2011年12月22日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.12.18
聴診器のむこうに ねむい目で
おかあさんのリュックから、ねむい目がのぞきます。
もしかして、あなたは「ツタージャ」さん。
「ブログねたに使うので、写真撮ってもいいですか」とお願いします。
おかあさんから、「どうぞ、どうぞ」と、快いお返事。
2才の男の子は、なにがおきたのかと不思議です。
2011年12月18日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.12.13
聴診器のむこうに ガンバライダー
5才の男の子の手には、ガンバライダー
ファイルブックの中にはぎっしりと、カードが詰まっています。
「ガンバライト」のカードです。
「ガンバライト」のゲームをする人のことを、「ガンバライダー」と呼ぶそうです。
男の子は、お風呂の中で、戦いのナレーションをします。
「○○選手、登場です」
残念ながらわたしは、「ガンバライト」では、ありません。
「ガンバラナイゾー」ですので、よろしくね。
2011年12月13日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.12.13
聴診器のむこうに かわいい3枚
「先生、どれでも3枚選んで、あげるよ」
9才の男の子が、自家製のカードをひろげます。
50枚を超える手作りカードは、どれも個性的。
わたしは、「サンンドドラゴン」と「モコギリー」と「キノ太くん」を、選びます。
つよそう系よりも、かわいい系。
診察を忘れて、遊んでしまいそうになります。
2011年12月13日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.12.09
聴診器のむこうに 頑張れアヒルちゃん
6が月の赤ちゃんの足元には、2匹のアヒルちゃん。
足の甲よりも大きくて、十二分な存在感。
ご機嫌な時には、足を大きく曲げて、くわえて遊びます。
見てよし、触ってよし、食べてよし。
アヒルちゃん、頑張ってますよね。
2011年12月9日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.12.07
聴診器のむこうに アレルギー超大作
3年生の女の子の夏休みの作品は、「食物アレルギーについて」
10数ページにおよぶ、超大作です。
絵入りで、分かりやすく「食物アレルギー」が解説されています。
クリニックの外来に、飾っておきたいほどの出来栄えです。
兵庫食物アレルギー研究会で次の出版物を発刊する時は、女の子にも共同執筆をお願いしましょうか。
2011年12月7日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.12.01
聴診器のむこうに トランスフォーマー
10才の男の子の手には、スポーツカーのミニチュアモデル。
おとうさんに、買ってもらったと、うれしそう。
見せてもらうと、トランスフォーマー。
車から、ロボットに変わります。
「すごいね、変身するね」と言いますと、
「変形です」
トランスフォーマーって、変形なんですね。
2011年12月1日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.11.30
聴診器のむこうに ちいさなためらい
2才の女の子がはいている、毛糸のオーバーパンツには、アンパンマンが笑っています。
「アンパンマンが、好きなの」と、問いかけますと、「ウン」
「だったら、おとうさんと、アンパンマンと、どっちが好きかなあ」と、質問します。
「う~ん。おとう・・、アンパンマン」と、迷いながらも、意を決した答え。
誰ですか、ちいさな女の子を悩ませる、究極の質問をするのは。
「ナナちゃんと、ハッちゃんの、どっちが好き」って、質問されても困るでしょ。
2011年11月30日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.11.27
聴診器のむこうに 絶好調
7才の男の子が診察室に入ってきます。
「先生、カメラの用意、しなくっちゃ」
看護師さんのお声が、かかります。
男の子の背中には、「絶好調」の文字。
今日開かれる、いたやどクリニックの文化祭の出番は、「原発賛成vs原発反対」の討論会。
男の子の「絶好調」パワーをお借りして、まけないぞ~。
2011年11月27日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.11.26
聴診器のむこうに うれしいのですが・・
10月28日のブログにお載せした、夏休みの自由研究。
4年生の男の子が、実物作品を持って来てくれました。
心エコーや、呼吸機能検査、車椅子体験など、写真と調べ物との構成で、うまくまとめてあります。
気になるのは、表紙の絵。
クリニックが、ヘリポート付きの大病院に変身です。
うれしいのですが、ハッキリ言って、誇大表示。
クリニックにあるのは、自転車とバイクのポートです。
そうそう、往診車のポートもありますよ。
それからもうひとつ、カンガルー先生は、人が空を飛ぶことが信じられません。
ヘリコプターだけでなく、飛行機も苦手です。
これからクリニックの絵を描く時には、自転車と往診車付きにしてくださいね。
2011年11月26日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.11.23
聴診器のむこうに ウルトラ応援団
毎週火曜日の午後は、ワクチン外来。
インフルエンザのシーズンを前に、がまん我慢。
4歳半の男の子の胸には、ウルトラマン。
それも、20人と勢ぞろい。
これだけのウルトラマンに応援されれば、涙を見せる訳にはいきません。
宇宙に167日間、滞在した古川聡さん。
ウルトラセブンにあこがれて、宇宙飛行士をめざされたとか。
「がんばれ、未来の宇宙少年」
2011年11月23日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.11.22
聴診器のむこうに 特効薬
「先生の効果、すごいです」
4才前の男の子のお母さんが、こう言われます。
そういえば、1週間前に受診された時に、「指すい」の相談をお受けしましたっけ。
「ねえねえ、指ばっかり吸ってると、指が溶けて、なくなっちゃうよ」と、男の子にお話ししたことを思い出します。
それから1週間、男の子は寝る前の「指すい」を我慢しているとのことです。
お医者さんの一言は、特効薬。
毛布のピラピラを触って眠る事だけは、続けてもいいですからね。
2011年11月22日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.11.16
聴診器のむこうに くまさんが9にん
1年生の男の子の胸には、「くまさん」が9にん。
Racer
/ Indian / Marine / Cowboy など、名前がついています。いつも思うのですが、かわいいTシャツは、子どもサイズか、女性もの。
男性のものは、見つかりません。
平均的な日本男性は、かわゆい系には興味がないのかと、不思議です。
ハッちゃん、あなたは、どう思いますか。
2011年11月16日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.11.15
聴診器のむこうに ネコがいます
外来診察で、ペットが話題に。
女の子のおうちには、ネコがいると言います。
「先生のとこにも、ネコがいるからね」と、朝に撮った写真を見せてあげます。
「先生、これ、ネコとちがうよ」と、女の子。
いいえ、この子は白ネコです。
少しお鼻が長いけど、何でも食べる白ネコです。
鳴き声をお聞かせできないのが、残念ですけれど。
2011年11月15日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.11.07
聴診器のむこうに ケンハ
小学校は、秋の音楽会のシーズンです。
一年生の男の子に、音楽会の楽器パートを尋ねます。
答えは、短く「ケンハ」
「『ケンハ』って、なに?」と尋ねますと、
答えは、「けんばんハーモニカ」
なるほど、何事も略すのが、いまの流儀です。
「スマホ」「ミスド」「マクド」は、おなじみのことば。
では、おしゃれに「いたくり」なんて、どうでしょう。
「いたくり」の「にか」の「きむあき」せんせいが、お待ちしていますからね。
2011年11月7日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.11.05
聴診器のむこうに たまごのたまご
外来実習に来られたのは、薬学部5回生の男の子。
もうすぐ、かえるばかりの、薬剤師のたまごさん。
外来診察の様子を、熱心に聞いています。
食物アレルギーの負荷試験や、食事指導など、かなり専門的な事にも興味を持たれます。
「よく、わからない説明でしょ」ってお聞きしますと、ご自身が「たまごアレルギー」とのこと。
小学校の時には、給食は食べられずに、お弁当を持っていったとか。
今でも、食べると喉がヘンになり、からだがかゆくなると言われます。
がんばれ、たまごのたまごさん。
優しい薬剤師さんになってくださいね。
2011年11月5日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.10.31
聴診器のむこうに 誰よりも速く
10月の外来は、運動会の話題で盛り上がります。
「ねえねえ、リレー、どうだった。バトンを落とさなかった。途中で、抜かされなかった?」と、いっぱい質問します。
「抜かれなかった」と、男の子。
「すごいね」といいますと、おかあさんがフォローされます。
「最後を、走っていたんですよ」
そういう状況だったのですね。
ラストの強みは、抜かれることがないので、安心して走れること。
何事も、プラス思考が、大切ですよね。
2011年10月31日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.10.28
聴診器のむこうに 快挙です
4年生の男の子から、うれしい報告。
夏休みにクリニックで開いた、「一日お仕事体験」
まとめを書いて、夏休みの自由研究に提出すると、社会科作品展に選ばれました。
「賞をもらったのは、はじめてです」と、大喜び。
みんなで企画をした甲斐がありました。
2011年10月28日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.10.27
聴診器のむこうに 夢はシェフ
2年生の男の子の夢は、シェフになること。
「なに料理のシェフになるの?」って、尋ねます。
「和食!」と、ひと声。
続けて「イタリア料理!」
なるほど、なるほど、「和風イタリアン」の、創作料理ですか。
おかあさんは、堅実な公務員をご希望ですが、夢は楽しい方がいいですものね。
将来、お店を持ったら、「和風イタリアン」を、ごちそうしてくださいね。
2011年10月27日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏
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2011.10.25
聴診器のむこうに ミルク味
6才の女の子に、弟がやってきました。
「わたし、なめてみてん」と、おねえさんの声がします。
「どんな、味がしたの?」と、尋ねます。
「ミルクの味がした」と、女の子。
そう、赤ちゃんは、ミルクの味がします。
イチゴを食べてからなめると、いちごミルクの味。
紅茶を飲んでからなめると、ミルクティー。
いろいろと組み合わせて、楽しんでくださいね。
2011年10月25日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏