カンガルーの小部屋

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  • 2010.12.30

    聴診器のむこうに 泣かなかったよ

    7才の女の子は、予防接種をすると「ワ~ン」と大声で泣きます。

    ひとしきり泣いた後は、「泣かなかったよ」と、ケロリ顔。

    悪いとは思いながら、おかあさんと顔を見合わせて、大笑い。

    「大丈夫、大丈夫。泣かなかったからね」と、みんなで証拠を否認することにしました。

                           2010年12月30日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.29

    聴診器のむこうに ワイン通

    1才の男の子は、豪華なマグで、ドリンクタイム。

    光の加減で、ブドウ色に見えたものですから、「ワインですか?」と、お聞きします。

    「いいえ、お茶です。」

    セレブな方は、お茶を飲んでも、高級なものに見えるものなのですね。

                           2010年12月29日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.28

    聴診器のむこうに 大好きなちゃいろ系

    3才の男の子は、バイキンマンに夢中。

    でも、もうひとつの趣味の世界があります。

    予防注射に来られて、手には大きなパンの袋。

    ブドウパンが、大好きだそうです。

    他にも大好きなのが、コロッケ、照り焼きチキン、里芋の煮物は、少し濃い口で。

    どの食べ物も、ちゃいろ系。

    バイキンマンのむらさき系との接点がつかめぬままに、サヨナラとなりました。

                           2010年12月28日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.12.28

    聴診器のむこうに くるみちゃん

    もうすぐ4才になる女の子の、おなまえは「くるみ」ちゃん。

    おかあさんのおなかは、もうすぐ産まれてくる、いもうと君だか、おとうと君だかで、大きく張り出しています。

    「前にね、『くるみ』っていう題名のマンガを読んだよ。」と、深見じゅんさんの本を、ご紹介しました。

    「外は固いけど、内には豊かな栄養がつまってる」

    そんな思いが込められて、つけられた名前。

    京都で開かれたカウンセリングの研修会で、お聞きしたことを思い出します。

    4才の「くるみ」ちゃんも、やさしいお姉さんになってくださいね。

                           2010年12月28日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.26

    聴診器のむこうに 早く走れたよ

    運動会の練習で、転んで、くやしなみだを流した年長さん。

    おまじないに、ナナちゃんの似顔絵を、絆創膏に描いてあげました。

    久しぶりの診察で、運動会の報告をしてくれます。

    本番では、みごとに走りきって一等賞。

    ナナちゃんのおまじないは、御利益があるようですね。

                           2010年12月26日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.25

    聴診器のむこうに 名なしのかたつむり

    6才の男の子は、虫が大好き。

    「へえ、すごいねえ。じゃあ、ゴキブリや、ダンゴムシも飼ってるの?」と尋ねますと、「いいえ」

    実は、かたつむりを飼っているとか。

    「お名前は、なんてつけてるの?」と質問しますと、「・・・」

    名前はつけていないけど、赤ちゃんがたくさん生まれたそうです。

    今からでもいいですから、ひとり一人の赤ちゃんに、名前を付けてあげてくださいね。

                           2010年12月25日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.12.24

    聴診器のむこうに サンタボール

    今夜は、クリスマスイブ。

    10才の男の子は、サンタをつかまえると、張り切っています。

    でも、サンタは妖精の国のひと。

    つかまえるには、サンタナビと、サンタボールが必要です。

    100才にならないと、サンタさんをつかまえるアイテムは、手にはいりません。

    あと90年、

    元気に暮らせたら、きっとサンタさんに会えますよ。

                           2010年12月24日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.23

    聴診器のむこうに しっぽが生えてるよ

    9か月の男の子のおしりに、「しっぽ」が生えています。

    外来に来られる子どもさんに、「ゲームばっかりしていると、いまに、しっぽがはえてくるよ」と、教えることにしていますが、9か月から、生えてくるとは驚きです。

    「ディズニーストアーで、買ったんです。かわいいでしょ。」と、おかあさん。

    その言葉を聞いて、安心しました。

    でも、こんなかわいいしっぽが生えてくるのなら、毎日ゲームをするのも、わるくはないですよね。

                           2010年12月23日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.12.22

    聴診器のむこうに ダダンダン

    バイキンマン大好きの男の子。

    またまた、新しいメカを持って、登場です。

    メカの名前は、「ダダンダン」

    高知のアンパンマンミュージアムでの、ご購入です。

    ここまで来ると、りっぱにマニアの領域。

    この世界の頂点を、極めましょうね。

                           2010年12月22日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.21

    聴診器のむこうに ジェネレーション・ギャップ

    6才の男の子は、はなメガネ。

    「大村崑ちゃんって、知ってる?」

    男の子と、おかあさんは、ハテナ顔。

    看護師さんは、うなづき顔。

    大村崑さんは、神戸市長田区の東尻池出身。

    診察室に、世代間格差が生まれた瞬間です。

                          2010年12月21日

                          いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.20

    聴診器のむこうに 寅年のおわりに

    9か月の男の子は、ディズニーのティガーすがた。

    「かわいいね」って、伝えますと、おかあさんの顔が、とろけそうになります。

    寅年も、あと少しでおわります。

    名残惜しいのですが、来年は、ラビットすがたで、登場してくださいね。

                           2010年12月20日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.16

    聴診器のむこうに カセットボンベ

    8才の女の子に、クリスマスプレゼントのリサーチをします。

    「サンタさんに、なにをお願いするの?」

    女の子は、「カセット」と、答えます。

    「えっ、カセットボンベ?。お料理をするの」と、聞き返しますと、女の子は「???」

    サンタさんが、輸送中にカセットボンベが爆発でもしたら大変です。

    危険物をお願いするのは、やめましょうね。

                           2010年12月16日         

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.15

    聴診器のむこうに じょうずに留めたよ

    「わあ、上手だねえ」

    待合室から歓声があがります。

    カメラを片手に出向くと、たった今、上着のボタンを留めたばかりの満足顔。

    4才の男の子の、挑戦です。

    「写真を撮らせてね」とお願いしますと、Vサインをつくります。

    年の数だけ、ボタンを留められるようになりましたね。

    わたしなら、年の数だけのボタンは、朝までかかりそうですが・・・

                           2010年12月14日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.12.09

    聴診器のむこうに 予防接種のあとで

    3才の男の子は、予防接種をしても、泣きません。

    「これから、イケヤに連れて行きますから」と、おとうさん。

    「えっ、あのイケヤ。家具屋さんでしょ。子どもさん、たいくつしない?」と、尋ねます。

    「あとで、アイスクリームを食べさせますから」

    何時間かイケヤを見て回り、ごほうびがアイスクリーム。

    随分と安い時給になりそうです。

                           2010年12月9日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.30

    聴診器のむこうに 身代わりヒーロー

    6年生の男の子の修学旅行は、広島・宮島コースです。

    「宮島の鹿は、凶暴やからね。耳にかみつくからね」と、教えてあげます。

    後ろから、おにいさんが「自分が行った時には、クラスの誰かが鹿に押されとったし」と、状況作り。

    おかあさんは、「逃げても、追いかけてきて、かむかもしれんよ」と、ナイス・フォロー。

    男の子が心配顔になるので、「じっとしていている子を噛むのと、逃げる子を追いかけて噛むのと、どっちを強く噛むのか、鹿に聞いてごらん」と、知恵を授けました。

    最後に、「女子が噛まれそうになったら、飛び出していって、身代わりになってあげるんよ。一躍ヒーローになれるから。」と、将来を見据えた助言もしました。

    修学旅行シーズンになると、小児科の外来も、いろいろな助言で忙しくなります。

                           2010年11月30日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.30

    聴診器のむこうに マリオシスターズ

    5才の双子の女の子は、おそろいのピンクの水玉コート。

    頭からスッポリと、フードをかぶってもらうと、スーパーマリオに登場するキノコのお供「キノピオ」ような姿になります。

    ますます、ふたりの見分けができなくなります。

    「太さがちがうので・・」と、おかあさんが識別点を教授してくれます。

    さすがは、おかあさん。

    ナナと、おねえちゃんの名前を、呼びまちがうわたしには、あきらめの領域です。

                           2010年11月30日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏 

  • 2010.11.29

    聴診器のむこうに わたしの歯

    もうすぐ1年生になる女の子が、小さな箱を見せてくれます。

    中には、昨日抜けた、下の歯がひとつ。

    箱に日付を書いて、大切に持っています。

    どれどれ、お口を大きく開けて、抜けた歯を確認。

    もうすっかり、一年生の顔になりました。

                           2010年11月29日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.22

    聴診器のむこうに 白と黒

    「みて、みて」

    2才の男の子が、「お絵かき先生」のオモチャをもって、アピール中。

    白いボードを、黒く塗りつぶして、満足げです。

    黄色いレバーを引っ張って、もとの白いボードに戻します。

    白から、黒へ、そしてまた白へ。

    不思議な世界を堪能してくださいね。

                           2010年11月22日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.21

    聴診器のむこうに パンちょうだい

    1歳過ぎの男の子は、玉子が食べられるようになりました。

    今日は、マヨネーズのテストです。

    パンにぬって、待合室で食べていただきます。

    おかあさんが手に持たれたパンを、両手を挙げて追いかけて、転んでは、追いかけて・・

    ようやくおかあさんに追いつくと、涙とうれしさとの二重奏。

    これだけ喜んでいただけると、作り甲斐がありますよね、おかあさん。

                           2010年11月21日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2010.11.19

    聴診器のむこうに あいり

    3か月の赤ちゃんと、6才の男の子が来られました。

    「赤ちゃんは、なんて泣くの?。おにいちゃん、おにいちゃんって、泣くの?」と、尋ねます。

    おにいさんは「あいり、あいりと泣くよ」と、答えてくれます。

    よく分からなかったので、「えっ、なんて泣くって?」と、聞き直します。

    おかあさんが、「妹の名前は『あいり』というので、おにいちゃんには『あいり、あいり』と聞こえるみたいなんです。」と教えてくださいます。

    泣き声が、妹の名前に聞こえるとは、なんて文学的な耳をした、おにいさんなんでしょうね。

                           2010年11月19日

                           いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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