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2010.08.03
聴診器のむこうに たたかうクワガタ軍団
明石の3兄弟は、クワガタのトレーナー。
昨日の大会でも、ワン・ツーを独占です。
30分近く試合をしても、体力十分。
大きいほうが、「パラワンオオヒラタ」名前は「カムイ」。
ツノが二股のほうが、「マンディブラリスフタマタクワガタ」名前は「てっぺい」
ナナとハッちゃんは、大会でのワン・ツーは無理ですが、ワン・ワンなら大丈夫と思います。
2010年8月3日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.08.01
聴診器のむこうに なつやで
今日から、8月。
暑い日が続きます。
先日来られた4才の男の子に、「あついねー。なつみたいやね。」と言いました。
男の子は、しばらくして「でも、なつやで。」と教えてくれます。
ありがとう。
暑いので、ついボケが進みます。
熱中症に気をつけて、楽しい夏を過ごしてくださいね。
2010年8月1日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.07.31
聴診器のむこうに おねえちゃんと一緒
今度一年生になる男の子が、MRワクチンを打ちに来られました。
「どこの小学校にいくの?」と尋ねますと、「○○小学校」
「へえ~。おねえちゃんと同じ小学校じゃない。すごい、すごい。でも、なんで、おねえちゃんとおんなじ小学校なの?」って聞きますと、しばらく考えてから「さあ」
深く考えれば考えるほど、難しくなることってあります。
わからないときは、さっきのように「さあ」って、軽く流すのが人生のコツですよ。
2010年7月31日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.07.31
聴診器のむこうに ヘンな竹輪
2才半の男の子は、少しずつ玉子が食べられるようになりました。
今日はマヨネーズを試す日です。
前回は、マヨネーズをパンにぬって与えましたが、食べてくれずに失敗。
今度は、大好きな竹輪の穴の中に、マヨネーズを詰め込もうという作戦を立てました。
男の子は、竹輪を見ると、食べる気満々です。
目の前に竹輪が来ると、大きなお口を開けてガブリ。
でもいつもと違います。
すぐにヘンな顔をして、吐き出し失敗です。
おかあさんは、「あっ、ラスクがあります。これに塗って食べさせてみたら」と、めげずに提案されます。
マヨネーズをトッピングしたラスクは、少しカジって、またまたぺーっ。
それでも、ほんの少しのマヨネーズがお口に残り、当初の目的は達しました。
まあ、マヨネーズなしの人生も、それなりに楽しめますけれどね。
なにごとも経験だと思って、おつき合いしてくださいね。
2010年7月31日
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2010.07.31
聴診器のむこうに パピオン
5才の女の子のTシャツには、色とりどりのちょうちょが飛びかっています。
あまりの鮮やかさに、写真を撮らせてもらうことにしました。
「ムチャチャという、ブランドなんです。」と、おかあさん。
首筋のタグには「MUCHAVHA」と書かれています。
女の子は、おとな達のおしゃれ談義を聞いていて、うれしそうです。
いつの日か、ちょうちょに負けないぐらい、美しいお嬢さんになられますよ。
2010年7月30日
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2010.07.29
聴診器のむこうに 作るのと、食べるのとでは
3才半の男の子のおとうさんは、パン屋さん。
パンの焼き窯は400度。それで作業場も40度。
大きな体に、汗だくの仕事です。
「余ったパンは、持って帰られるの」と聞きますと、「わたしは、ごはん派なんで。」
「いうのもはばかりますが、家にはトースターがないんです。」と言われます。
「作るのと食べるのとは別物で・・」と続けられます。
なるほど、わたしも注射の指示をよくしますが、注射をされるのは大嫌いです。
何ごとも、表と裏とがありますものね。
2010年7月29日
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2010.07.29
聴診器のむこうに ウシトンボ
3才の男の子は、セミ取りに連れて行ってもらいました。
「たくさん、つかまえたの」って、尋ねますと、「えーっと、トンボ2頭(とう)」
くり返し尋ねても、頭(とう)と答えます。
日本語の数え方には、難しいものがあります。
昆虫は、匹と数えるのが一般的です。
例外的に、チョウチョとトンボは、頭(とう)と数えるらしいですが、これも次第にあいまいになってきました。
男の子はまだ、3才です。
トンボさんの数え方を、誰に教わったのかなっ。
でも、頭(とう)と数えると、ウシさんくらいの、おおきなトンボが飛んでいたのかと思ってしまします。
男の子は、おもちゃ箱の中から、羽がついたおもちゃを見つけ、「これっ、トンボ?」って聞きます。
「えーっと、それはトンボじゃなくて、たぶん蚊だとおもうよ。」
それでも興味津々。
手にとって、ひっくり返しては、見つめます。
ものしりの未来のファーブルさん。
ウシトンボを見つけたら、教えてくださいね。
2010年7月29日
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2010.07.29
聴診器のむこうに 暗闇から歯
5年生の男の子は、サッカーやけ。
「暗いところで立っていると、わからないね。」と言いますと、「大丈夫です。歯で分かりますから。」とおかあさん。
そこで、笑った顔を、写真に撮らせていただきました。
なるほど、「しろいハっ」という、コマーシャルに出てきそうな笑顔です。
スポーツ選手も、ビジュアルが大切です。
しろい歯を大切に、練習に励んでくださいね。
2010年7月29日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.07.28
聴診器のむこうに 500通のファンレター
6才の男の子は、先日アレルギー番組に出演しました。
学校の先生方は、そろってテレビ鑑賞されたそうです。
今日はかわって、ゴマの負荷試験。
200粒、300粒と食べてみます。
待つ間に「ファンレターは来たのかな」と聞きますと、笑って「イイヤ」
今日食べた500粒のゴマの数くらいのファンレターが舞い込んだりしたら、お返事を書くのに忙しくなりますね。
「アレルギーでひとつも良いことがなかった」という君に、これからいいことが、ゴマの数くらい起こりますよ。
きっと。
2010年7月28日
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2010.07.27
聴診器のむこうに 黒と白
夏休みが始まったばかりだというのに、7才の女の子の腕は日焼け満点です。
わたしの腕と並べると、オセロで決まり。
9月には、ポケモンソフト新シリーズ「ブラック&ホワイト」が発売されます。
ポケモンチャンピオンの高校生のおにいさんに、「どっちのソフトを買うの?」って尋ねますと、少し考えてから「どっちもかなっ」
横では、おかあさんが少し困り顔。
9月の発売に先だち、クリニックでの「黒と白」のお披露目となりました。
2010年7月27日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.07.27
聴診器のむこうに 自家製ばんそうこう
2才の男の子のおなかを診察しますと、アンパンマンの絆創膏。
おへそを隠しているのかと思いましたが、おへそはしっかり別の所にいます。
「これ、どうしたの」って、尋ねますと、「おねえちゃんが、貼っていたのを見て、ボクも貼ってというので」と、おかあさん。
「どうせはがれるので、もったいないと思って、セルフで書いて、貼ったんです。」
なるほど、それで、モノクロバージョンのアンパンマンですか。
自家製の絆創膏は、寝冷えの特効薬かも知れませんね。
2010年7月27日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.07.25
聴診器のむこうに 七夕列車
中学生の男の子のおとうさんは、あこがれの電車の運転手さん。
それも、わたしの通勤電車の運転手さんです。
「この間、七夕電車にのりましたよ。」
新型の6000系は、わたしには「やった~」というほどの、大当たりです。
その上に「七夕列車」なんて、滅多に乗れるものではないので、写真をたくさん撮りました。
パソコンに取り込んだ写真をお見せしながら、鉄道談義に花が咲きます。
おとうさんによると、電車にはそれぞれクセがあるので、それはそれで難しいとのこと。
わたしのように、オバカに、はしゃいでいるわけにはいかないようです。
もうすぐ男の子のおうちには、年が離れた赤ちゃんが家族に加わります。
七夕列車が、しあわせを運んできますように。
2010年7月25日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.07.24
聴診器のむこうに 修行はあとで
おとうさんがお薬を取りに来られました。
男の子は中学生になって、忙しくなったので、おとうさんが代理での受診です。
おとうさんは、関西でも有名なお寺のご住職さんです。
前から気になっていたことを質問しました。
「子どもさんには、座禅を教えておられるのですか?長い廊下の雑巾がけも、させられるのですか?」
答えは「いいえ。」
早くから教えると、子どもがイヤになることがあるそうです。
「わたしも、大学を卒業してから、いろいろと覚えました」と言われます。
どの業界も、後継者問題には、気を遣いますね。
おとうさん。
2010年7月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.07.20
聴診器のむこうに やんちゃな小熊くん
4才の男の子の背中には、小熊くんの図柄がついています。
「写真を撮らせてね」とお願いしますと、おかあさんに抱きついて暴れます。
そのたびに、Tシャツの小熊くんも動きまわります。
シャツの小熊くんと、男の子。
やんちゃなふたり兄弟のように動きます。
2010年7月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.07.19
聴診器のむこうに 夏休みは琵琶湖で
今日は、海の日。
1学期もあと少しになりました。
夏休みの過ごし方が気になります。
5才の男の子は、琵琶湖のおじいちゃんの所に遊びに行くと、話してくれました。
「泳げるのっ」と、尋ねますと、「うきわがあったらね」
何度も注意を受けてきたのでしょう。
「あのね、山がある方へは、泳がれへんの。足がつけへんからね。」と、教えてくれます。
水の事故が、相次いでいます。
おとうさんやおかあさんの言われることをしっかりと守って、たのしんできてくださいね。
2010年7月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.07.18
聴診器のむこうに いっぱいおめかしをして
2才半の女の子は、クリニックに受診することが分かると「おつめ、ぬらなきゃ」と張り切るそうです。
おかあさんのマニキュアをお借りして、きれいにおめかしです。
あしの指にも、しっかりとペディキュアをぬります。
おめかしして来ていただけると、わたしもうれしくなります。
でも、申し訳ないのですが、お出迎えするわたしの服は、普段着のキャラクターTシャツのままです。
2010年7月18日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.07.15
聴診器のむこうに もうすぐなに休み?
一年生の男の子は、すこしお疲れ気味。
「もうすぐお休みだね。ひょっとして春休みかなっ。」と言いますと、すこし自信なさげに「うん・・」
「そう、春休みがくるんだ。」と念を押しますと、「わからん」
なに休みでも、そんなの関係ないですね。
もうすぐお休みがやってきますからね。
もう少しの間ですから、頑張って、学校に通いましょう。
2010年7月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.07.14
聴診器のむこうに ボクはメロン
8才の男の子は、頭にネットをかぶって登場です。
サッカー少年ですので、ゴールネットに頭からつっこんで、ゴールしたのかと思いました。真相は、家で転んで、ソファーの足で頭を打ったとのこと。
おかあさんが「高級ソファーって、書いてくださいね」と、念を押されます。
13針も縫って、ネットをかぶって、大変でした。
「ネットをかぶっていると、果物みたいやね。」と、わたし。
「メロンみたいやね」と、男の子。
「果物屋さんに並んでいたら、素敵な人に買われて、連れて帰られるかも知れないよ。もしかしたら、そのおうちにはゲームが何でもそろっていて、自由にゲームができて・・」と言いますと、まんざらでもなさそうな顔です。
「朝起きても、学校に行かなくてもいいし、一日中ゲームをしていても、おこられないし・・」
と続けますと、だんだんと不安そうな顔に変わります。
そうです。
ゲームは、もっとしたいと思いながら、たまにするくらいが楽しいもの。
ゲームばっかりで、学校もサッカーも行かなくなれば、おもしろくないと思います。
はやく傷を治して、果物屋さんの店先に、メロン頭で並べられないように、気をつけましょうね。
2010年7月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.07.13
聴診器のむこうに 怪獣リュック
3才の男の子は、タコの負荷試験の日。
かわいいリュックを持っています。
うしろに怪獣さんが、ついています。
「おばあちゃんが、作ってくれたんです。」と、おかあさんが言われます。
「じょうずに作れていますね。よかったね。」と感想を述べますと、男の子はうれしそうな顔をします。
いつまでも大切に使ってくださいね。
2010年7月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2010.07.11
聴診器のむこうに ワニさん南アフリカへ
もうすぐ5才になる「ワニさん少年」が尋ねます。
「きょうは、ワニさん、どこにいるの?」
「みんなで、サッカーを見に、南アフリカにツアー中です。もうすぐ決勝戦です」と答えます。
もう一つ受けなかったので、ご家庭の状況を調べますと、男の子のおとうさんは、野球派。
今度開かれるWBC(world baseball classic)の時には、ワニさんがアメリカに行く話をしましょうね。
2010年7月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏