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2024.02.07
聴診器のむこうに みんなでお祝い
1月のこと、外来に来られた女の子が、紙で作った鏡餅を見せてくれました。
机の上において、ワンワンやカンガルー、コウモリくんが取り囲み、
お祝いをした後で、お写真を撮りました。
これからも、みんなで仲良く暮らしましょうね。
2024年2月7日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.02.02
聴診器のむこうに いつでも出発進行
3才の男の子は、お気に入りの駅長さんの帽子で登場します。
背負っているのは、いろんな電車図柄のリュックです。
取り替えたばかりの2023年度版の電車のカレンダーをあげると大喜び
さあ、いつでも出発進行できますね。
2024年2月2日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.01.20
聴診器のむこうに ポスティング
14才の男の子は陸上部
毎日、3000m以上走ります。
「ただ走っていたらもったいないから、
ポスティングのバイトでもしながら走ったら」と助言をすると
「わかんないです」のひとこと
人手不足のこの頃、社会勉強にもなるし
いい考えだと思ったのにな。
また、違う案を考えることにしましょう
2023年1月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.01.19
聴診器のむこうに ななめ笛
13才の女の子の、吹奏楽の楽器のバートはクラリネット
「クラリネットというと、たて笛のことやね」というと、
「姉はフルートなので、よこ笛です」とおかあさん
「だったら、おかあさんは、ななめ笛なのかな」と、落としどころを見つけます。
たて、よこ、ななめ、
家族そろっての演奏は、楽しそうですね。
2023年1月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.01.15
診器のむこうに 前をむいて
7才の男の子の右の額に、擦り傷があります。
「どうしたの」と尋ねると、
「おにごっこしてて、木にぶつかった」とのこと
そこで「ちゃんと、木にあやまったかな」と伝え、
「そしたら、きにしないでねと、言われたかな」とフォローします。
おとこのこは、「なに言ってんだろう」という顔をしますが、
看護師さんには、大うけの外来になりました。
2024年1月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.01.11
聴診器のむこうに キャンプめし
6才と、4才のご兄弟
いつも仲良く、おそろいの服を着ています。
背中にはなにやら、カレーライスみたい。
でもちょっと、キャンプ地のよう
仲良く並んで、お写真を撮ります
2024年1月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2024.01.08
聴診器のむこうに おおきな年賀状
6才の女の子から、、紙に描いた絵をプレゼントされました。
「これがネズミでしょ、これはウシ、これはウサギ」と指さしながら説明してくれます。
もしかしてこれって、干支の動物シリーズですか
そうすると、これって「おおきな年賀状」
さっそく診察室の壁に貼り付けて、
今年一年の平安無事を祈ります。
診察にこられた時には、是非たのしんで見てくださいね。
2024年1月8日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.12.27
聴診器のむこうに おとうさんはチョコザップ
8才の女の子のおかあさんの手には、おおきな箱が
表にはポケモンの絵がついてます。
中身を見せてもらうと、いろいろなポケモングッズ
「ドーナッツ50個もらえるカードがついているんです」と、おかあさん
「ドーナッツたくさん食べて、おとうさんが太ったらどうするの」と尋ねると、
女の子は「チョコザップにいけばいいやん」
さすがは時代の最先端発言です。
太らされたり、やせろと言われたり、おとうさんの受難の時期は、まだまだ続きそうですね。
2023年12月27日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.12.24
聴診器のむこうに お魚もかいてね
おねえさんの付き添いで来られた妹さん
タブレットに書いた、ニャンコの絵を見せてくれます。
「おなかがすいてるみたいだから、お魚の絵も描いてね」とお願いすると、
「できたよ」と、新作を見せてくれます。
まあ、なんておいしそうなお魚さん。
これで、おなか一杯になって、ニャンコもゆっくりできそうですね。
2023年12月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.12.20
聴診器のむこうに ここはどこ
3才の男の子の背中には、阪急電車の線路図が
交差してるとこを、「にしきた」とすると、
こっちが神戸線で、こっちは宝塚線
でも、真ん中を「十三」とすると
京都線と、神戸線
うしろから、「先生いそいでください」という看護師さんの声が聞こえます。
2023年12月20日
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2023.12.19
聴診器のむこうに 大当たり~
高校生、中学生、小学生の4人兄弟は
1mもある大きな箱を運んできます。
診察前に引いた くじで当たったドラゴンボール
これでもD賞、4等賞
箱から中身を取り出して、写真に収めます。
今年の〆の大当たりです。
2023年12月18日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.12.17
聴診器のむこうに めんどくさい父
9才の女の子は、宿題で分からないところがあると、おかあさんに教えてもらいます。
「おとうさんには教えてもらわないの」と尋ねると
「めんどくさいから、いやです」
「どこがめんどくさいの」と突っ込むと、
「話が長いし、説明したがるし」と、圧力をかけてくるみたいです。
なるほど、なるほど、いいことを聞きました。
娘に嫌われないコツを、また一つお教えいただけました。
2023年12月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.12.14
聴診器のむこうに ニコちゃんよりも
4才の男の子が、ネコちゃんのお人形を見せてくれます。
おなかのスイッチを入れると、かわいく歩いて「にゃん、にゃん」って鳴きます。
おうちには、本物のネコちゃんが
名前は「ニコちゃん」
でも、もうすぐ男の子のおうちには、赤ちゃんがやってきます。
おとうとかな、いもうとかな、
きっとニコちゃんよりも、もっともっとかわいいでしょうね
2023年12月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.12.12
聴診器のむこうに 今が夏休み
高校生の女の子が、診察に来られます。
「試験休みなの」と尋ねると、「今、夏休みなんです」
そういえば女の子は日本の高校を辞めて、ニュージーランドの高校生になりました。
日本とは真逆の季節だから、今が夏休み
「カンガルーは、いるの?」と尋ねると、
「ひつじ ばっかしです」。そうなんだ、そうなんだ。
でも、食物アレルギーの対応はピカイチとのこと。
おまけに、留学生はバイト禁止なんだけど、バイトの時給は1800円
一度、ニュージーランドに行ってみたくなりました。
2023年12月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.11.28
聴診器のむこうに いらっしゃいませ
4才の男の子は、保育園で作った工作を見せてくれます。
一つは、青い服を着たお人形、ボクの姿かな
もう一つは、赤いのれんです。
そこで、寸劇を思いつきます。
のれんから、男の子のお人形の顔をだして、
「いらっしゃいませ」
お昼間から、居酒屋さんごっこです。
2023年11月28日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.11.27
聴診器のむこうに おいしくないからね
6才の男の子が、うれしそうに「ぬいぐるみ」を取り出します。
「ホオジロザメ だよ」
そこで、ベッドの上で寸劇を演じます。
共演者は、ミフィーちゃん
仲良くしてたのに、ホオジロザメくんが 大きな口を開けます
「おいしくないからね」
ミフィーちゃんの運命はいかに
はらはらドキドキの時間が流れます。
2023年11月27日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.11.25
聴診器のむこうに 私がだいすきな
4才と3才の兄弟は、わたしの大好物のシャツを着て現れます。
恐竜さんは、大きくお口を開けて、わたしの指をかもうとします。
もうひとりは、ジンベイザメ。お口の中は、小さな魚たちの住処です。
いつも思うのは、大人バージョンが売っていないこと。
阪神優勝セールで、だれか作ってくれないかな
2023年11月25日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.11.22
聴診器のむこうに 新たな項目
9才の女の子が、書いたばかりの「デスノート」を見せてくれます。
かかれている名前は、
プーチン、ころしや、へんたい、はんにん、せんそう
子どもをすてた親、チケットなしで新幹線にのるひと などなど
なかなかの社会派の発言です。
「あっ そうそう、もう一つ思い出した」というので尋ねると
「採血するひと」
これには「先生は、採血のお願いをするだけで、
実際に採血するのは看護師さんだからね」と説明します。
「デスノート」。
やっぱり、そんなのはないほうがいいですよね
2023年10月31日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.11.16
聴診器のむこうに ダイマックスってなあに
10才の男の子の手には、巨大な腕時計様のなにかが
なんだろうと尋ねると、「ダイマックスで使うから」
ダイマックスって何だろうと尋ねても、あたまに入ってきません。
後で調べると、どうやらポケモンにかかわる用語みたいです。
「限定された場所のみで発生するポケモンの一時的な巨大化現象」とあります。
男の子に教えてもらい、感謝です。
2023年11月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2023.11.15
聴診器のむこうに カメムシは
7才と4才の兄弟は、3年続く虫ブーム
服もリュックも、虫の模様柄です。
持っていた本も、虫の専門書
捕まえた虫を、「これ なにかな」と調べます。
そこで質問、「カメムシ、すきかな? ミミズはどう」
答えは「きらい」
日陰者の存在に愛情を注いでこそ、プロの道。
今度お会いした時の成長が、楽しみです。
2023年11月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏