カンガルーの小部屋

2010.05.18

かんがるうっ子 心配だったことは

子どもが自然学校から帰ってきて、1週間がたちました。

登校する時に「自然学校、楽しかったなあ。」と、つぶやきます。

「おとうさんは、みんなと仲良くできたか、心配してたんよ。」と言いますと、「わたしも、心配やってん。」と答えます。

「なにがっ?」と気になって尋ねますと、「食べ過ぎることと・・、寝ぐせと・・、寝ぞうと・・」

それから長い解説に入ります。

「寝ぐせは、起きたらパイナップル頭やったけど、なおして・・」

「寝ぞうは、隣の子を蹴飛ばしそうになったけど、お布団とお布団の間にすき間があったから、畳みを蹴飛ばして・・」

「食べ過ぎは、ちらし寿司がでたけど、おかわりをして、それからハンバーグとお・・」と、献立名が長々と続きます。

おとうさんは、ひぐまと、ハチと、お友だちとの関係を心配していましたが、子どもの心配事は他のところにあったようです。

今日は夕方から、自然学校に出かける5人の食物アレルギーの子どもさんと、学校との合同説明会を開く予定です。

アレルギーだけでなく、子どもがつぶやいた心配事も、しっかりとお伝えしようと思います。

                       2010年5月18日

                       いたやどクリニック小児科 木村彰宏