カンガルーの小部屋

2010.08.17

かんがるうっ子 怪しげなガソリンスタンド

三瓶山の帰路、歴史街道沿いのガソリンスタンドに立ち寄りました。

スタンドはガランとしていて、だあれも出てきません。

薄暗がりの店の中をのぞくと、ねこと、いぬがうたた寝をしています。

しばらくして、白髪のおばあさんがあらわれ、「ガソリンいれるんか」

「は、はい。満タンで」と答えたものの、不気味さがただよいます。

島根の境港には「きたろう」の町があります。

「あれって、砂かけばばあ?」

失礼かとは思いながら、給油口に砂が付いていないか確かめました。

「こわかったね」

子どもにも、インパクトが強いガソリンスタンドでした。

                       2010年8月14日

                       いたやどクリニック小児科 木村彰宏