カンガルーの小部屋

2010.03.01

かんがるうっ子 笑いくやし泣き

子どもがテストの答案用紙を見せてくれます。

漢字の問題で、「ソフボをうやまう」というところが分からなくて、空欄のまま。

「ソフボって何?」と尋ねます。

「おじいちゃん、おばあちゃんのことやで。」と教えますと、「なんや、ソフトボールのことかと思って、漢字わかれへんだ。」と言います。しばらくして「笑っていいのやら、悔しいやら」と言いながら、声をあげて笑いくやし泣きをします。

ミスドに、マクド。おにごに、どスポ。何でも略してしまうから、あなたにはソフボはソフトボールのことと思えたのでしょう。

いくら考えても、ソフトボールは漢字にはなりません。

でも、おとうさん的には、そういう発想は大好きですよ。

                       2010年3月1日

                       いたやどクリニック小児科 木村彰宏