2016.07.07
かんがるう目線 七夕の願い
投票日が近くなり、新聞紙上には様々な論説が花盛りです。
その中で、心ひかれる一文に出合いました。
朝日新聞7月6日付けの2面記事です。
宍戸常寿東大教授は、
「主権者は現在の有権者に限定されません」と言われます。
そして、主権者を次のA~Eに分けて説明されます。
A:現在、投票・参加できる有権者
B:病気などで投票・参加できない有権者
C:18歳未満の若者
D:現在、この社会に生きるすべての者
E:過去・未来、この社会で生きるすべての者
「いまを生きている有権者は、過去と未来の国民から、
よりよい社会を築くよう責任を託されている。
目の前の個人の利害にとらわれることなく行動することが求められます」
憲法前文に書かれている「われらとわれらの子孫のために・・・」という重みを、
投票日の前に、今一度考えたいと思います。
2016年7月7日
いたやどクリニック 木村彰宏