カンガルーの小部屋

2010.10.11

かんがるう目線 生物の多様性

ひとはく(兵庫県立人と自然の博物館)に出かけました。

玄関には、「シカタヌキグマ」や「セイブツタヨウヤドカリ」の幟が、はためいています。

館内の展示は、恐竜の化石と生物の多様性。

何故に「生物多様性」かと思っていますと、18日から名古屋市で、COP10(生物多様性条約第10回締約国会議)が名古屋市で開かれるとのことの記事を見つけました。

新聞では、条約には次の3つの目的があると解説されています。

①生物多様性の保全

②生物資源の持続可能な利用

③遺伝資源から得られる利益の公正・公平な配分

人という種が、地球という惑星の上で、これからも持続的に存在し続けるためには、人間中心の経済活動をみなおさなければならない、ギリギリの時期に来ているようです。

多様性と言う言葉は、職場や、人や子どもの生き方、政治の在り方にも、通じるものがあるように思いました。

                       2010年10月11日

                       いたやどクリニック小児科 木村彰宏