カンガルーの小部屋

2010.10.09

かんがるう目線 5年後に

今日は、高校の同窓会。

外来は、同僚の先生にお願いし、雨の大阪に出かけました。

受付で、卒業時のクラス名が書かれた名札を受け取り、胸につけます。

でも、同級生の名前と顔とが一致しません。

同じテーブルの男子が、卒業アルバムを準備していました。

名前と顔とをたどりながら、40年前の、青春がそこには残されています。

5年に一度結成されるバンドのナンバーは、サザンと若大将。

遠くまで歩いて来られたありがたさと、それぞれ歩んできた道の遠さとに、これが生きていくということなんだと、柄にもなく感傷にふけりました。

今が人生で一番充実していると思い、これまでの歩みが間違っていなかったとも思い、それでも「if」:と思うのが同窓会。

何年経っても、わたしは坊ちゃん。

わたしのマドンナさんは、いまもきれいでしたよ。

健康に恵まれて、5年後にも、再開できることをと、強く願いました。

                       2010年10月9日

                       いたやどクリニック小児科 木村彰宏