カンガルーの小部屋

2010.02.11

アレルギーと発達のコラボレート

東神戸病院の森岡先生の肝いりで、兵庫食物アレルギー研究会の新年会を開きました。

兵庫食物アレルギー研究会は、年に10回の例会を持ち、この1月で189回目を迎えました。

今日は新年会ということで、お酒を片手に食物アレルギーのこと、アレルギー学会のこと、日頃困っていることなどを話し合いました。

食物アレルギーが小児アレルギー学会の中でどのように認知されていったのか、兵庫県でいの一番に食物アレルギーとアトピー性皮膚炎との関わりを学会発表された尼崎医療生協の冨永先生の思い、双子のアレルギーについて意見を求められた中尾先生などなど、話はつきません。

会の最後には、発達障碍との関わりについて話が進みました。

PDD(自閉症)、AD/HD(注意欠陥多動障碍)などの発達障碍の視点から、まわりの先生(小児科医師)のこと、自分たちの中のおかしなところに話が拡がり、収まりそうにもありません。

お昼の2時から始めた会も、夕方近くに。

大阪から参加された西野先生、笹井先生、谷内先生、奈良から参加された石丸先生。遠いところからお越しいただき、ありがとうございました。お楽しみいただけましたでしょうか。

同じ臨床上の悩みを持つ医師の集まりは、明日からの診療に元気を与えてくれそうです。

                       2010年2月11日

                       いたやどクリニック小児科 木村彰宏