カンガルーの小部屋

2015.04.18

カンガルギー情報 答えを探して

春2015.04.18  (30)

4月18日、ⅰ18回日本小児科学会学術集会に出かけました。

6時半に自宅を出発し、会場の大阪国際会議場へ。

まずは、「間葉系幹細胞やTリンパ球を用いた細胞治療」

おなじみの免疫細胞を用いた、GVHDや白血病の治療を聴講。

次に「NIPT:新型出生前診断の光と影」

妊婦さんの血液から胎児の遺伝子疾患の有無を診断する技術です。

何のための診断なのか

誰のための診断なのか

熱い論議が繰り広げられます。

「生まれる前も、生まれてからも

子どもたちの生きる権利を擁護する立場にある」

小児科医師の立場が鮮明に提示されます。

最後は、「発達障害の地域連携」

千葉の素晴らしい実践をお聞きします。

短い時間でしたが、深い内容の学会になりました。

            2015年4月18日

            いたやどクリニック小児科 木村 彰宏