2011.05.14
カンガルギー情報 203回食物アレルギー研究会
2011年5月12日、203回目の兵庫食物アレルギー研究会を開きました。
今回のテーマは、「ワクチンの歴史と、今後の課題」
ファイザー株式会社の本社から、村田直樹先生にお越しいただきました。
自称「ワクチンおたく」と言われるだけあって、何をお聞きしても、即座にお答えいただきました。
ワクチンとは、エビデンスに基づいた医療ツール、医療経済学からも理にかなうものと説明されます。
今の日本に求められるのは、子どもの健康をどのように守っていくのかと言う「国家戦略」○常設の予防接種諮問委員会が必要
○そのもとで、疾患の流行と、ワクチン効果のモニタリングが必要
○無過失補償制度の導入
○予防接種は、全て国策として無料で
と、主張されます。
講義をお聞きする時間が、とても短く感じられました。
2011年5月14日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏