2019.08.04
カンガルーの本棚 おもしろくて哀しくて
朝井まかてさんの「福袋」(講談社文庫)を、読みました。
舞台は 江戸時代後期の江戸の町
売れない役者が最後に切るおおみえ
風呂屋家業にぞっこんの女の子 など
下町で暮らす人々の、7つの物語
おもしろくて、やがて哀しきかな
作者ならではの文体で描かれる風俗描写もおもしろく
読み始めると 本から手を離せなくなる一冊です
2019年8月4日
いたやどクリニック 木村彰宏