カンガルーの小部屋

2012.12.28

カンガルーの本棚 かけがえのない

上田紀行さんの「かけがえのない人間」(講談社現代新書)を。読みました。

板宿駅前にある「井戸書店」さん、お勧めの一冊です。

少しの間、本棚に積ん読で、読みだすと一気に最後のページまで。

○交換可能でない「私」

○ダライ・ラマの愛と思いやり

○私たちは使い捨てじゃない

○評価が、生きることの最終目標か

○ネガティブなことに大きな価値がある

○愛されるより愛する人になる

受身の愛ではなく、積極的な能動的な愛を。

「愛や思いやりの心を持てばこそ、怒るべきだ」と、主張されます。

時期を置いて、再読してみたい一冊です。

2012年12月28日

いたやどクリニック小児科 木村 彰宏