重松清さんの「みんなのうた」(角川文庫)を、読みました。
大学受験に4度失敗し、失意のうちに帰郷するレイコさん。
故郷の家族は、カラオケボックスを経営し、村の憩いの場となっています。
故郷を離れること、何ために学ぶのか、
レイコさんは迷い、そして・・・
重いテーマが、軽やかなタッチで描かれています。
2013年10月10日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏