2020.05.07
カンガルーの本棚 多様性の悩み
ブレディみかこさんの
「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」(新潮社)を、読みました。
移民が多く暮らし、むかしからの階級社会が湯づくイギリスで、
アイルランド人の夫との間に生まれた中学生と日本人の母との物語
学校間格差や、レイシズム LGBTQ
ガイジン ハーフ ダブル ハーフ&ハーフ
ハードな問題を母子で考えて、育っていく
こういう分厚い社会体験が、市民を作っていくのだなと思ってみたり
今の日本という国のありようを、考えさせられる1冊です。
2020年5月7日
いたやどクリニック 木村彰宏