2017.10.24
カンガルーの本棚 山神さまとの契約
朝井まかてさんの「御松茸騒動」(徳間時代小説文庫)を、読みました。
舞台は江戸尾張藩、出世欲の塊だった主人公が 御松茸同心に左遷され
山の暮らしの中で
松茸と赤松との取引、村人と山の神との契約
そして今は失脚し、蟄居中の大殿が民を思うこころに気づきます。
そして、今はなき父に思いを寄せ、その生き方をなぞりはじめます。
まかてさんならでの 時代小説です。
2017年10月24日
いたやどクリニック 木村彰宏