カンガルーの小部屋

2022.08.26

カンガルーの本棚 旅立ちの日に

伊吹有喜さんの「なでし子物語天の花」(ポプラ文庫)を読みました。

高校を卒業する前に、耀子は誰にも告げず家をでます。

車窓を見つめるうちに、ともに過ごした少女時代の思い出がよみがえります。

誰にも愛されない、だれも頼ることができない耀子

不安の中で物語は進んでいきます。

大河小説の2巻目も、つらくなる思いがする1冊です。

2022年8月26日

いたやどクリニック 木村彰宏

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