2022.09.17
カンガルーの本棚 旅立つ者と残された者と
長月天音さんの「ほどなく、お別れです」(講談社文庫)を読みました。
主人公は、就活中の女子大生
内定が決まらずに、はじめたバイト先は葬儀屋さん
旅立つ者と残された者の哀愁が、彼女の心を揺さぶります。
哀しみの中に、前へ進もうとする生きる力を見つけるお手伝いを
そんな仕事の意味を見つけていく小説です。
いたやど駅前、井戸書店の森店長さんお勧めの一冊です。
2022年9月17日
いたやどクリニック 木村彰宏