2012.08.18
カンガルーの本棚 聞くことの
阿川佐和子さんの「聞く力」(文春新書)を、読みました。
テレビや雑誌で大活躍されている阿川さんの、対談にまつわる数々のエピソード。
クスリと笑ってしまうところや、「そうなんだ」と納得してしまうところなど、
最後まで、一気におもしろく読みました。
あとがきにかえての中に、阿川さんの人柄を見たような気がします。
「そんな話をする当の本人にとっても、自ら語ることにより、それだけで語る意味が生まれてきます。そのために、聞き手がもし必要とされる媒介だとするならば、私はそんな聞き手を目指したいと思います」
2012年8月18日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏