重松清さんの「旧友再会」(講談社文庫)を読みました。
登場するのは5組の中年男性
仕事につかれ、生活につかれ、親の介護に疲れ
そして壊れていく家族につかれ
若い頃、おなじ時を過ごした友人との再会も、
こころ躍らせる時間を持てないでいます。
ページをめくる速さが、少しずつ重くなっていきます。
2022年7月22日
いたやどクリニック 木村彰宏