明日も笑顔で こどもの日の願い
今日は子どもの日
近所のケーキ屋さんの駐車場は、満車です。
お互いに距離を置いて会計待ち。
こどもの日の、ささやかなプレゼントです。
朝日新聞の朝刊の社説に、素敵な記事を見つけました。
「うちでできる12のこと」 どれも、おすすめのアイデアです。
一部の言葉を変えて、お伝えします。
①好きなスポーツ選手が撮ったトレーニングの動画を見て、なまった体をうちで動かそう。ダンスの動画も
種類はいろいろ。筋肉体操もあるよ。
②たまにはおともだちと待ち合わせて公園で遊ぼうね。近所の人に注意されないように、すいている所や時
間を選ぶのもマナーだよ。もちろんマスクをして、2メートル離れることも忘れないでね。
③おとうさんおかあさんと交渉し、時間を決めてゲームを楽しもう。誘って一緒にやれば延長を許してくれ
るかもしれないよ。もしかしたら、だけどね。
④休校中の宿題が残っているなら少しずつやってみよう。両親、いつも面倒をみてくれるおとなの人、おに
いちゃん、おねえちゃん……。助けてくれる人はたくさんいるよ。きっと。
⑤いまは会えないおじいちゃんおばあちゃんに電話しよう。スマホ音痴だったら、この機会にビデオ通話の
やり方を教えてあげてもいいかもしれないね。
⑥掃除、洗濯や洗い物など、家の中のことを手伝ってみよう。おとなたちが家で仕事するようになり、家事
の量が増えたようだね。家族の間の会話の量はもっと増えたらいいね。
⑦公演が中止になってしまったアイドルやアーティストのお気に入りの曲を書き出そう。それをもとに「ひ
とりコンサート」を開いて、心の中で応援しても素敵だよ。
⑧遠出できなかったぶん、事態が収まったら旅行してみたいところを考えて、計画を立ててみよう。ネット
を使えるなら、地図アプリで海外の街並みも楽しめるよ。
⑨感染症がいかに日本や世界の歴史を変えてきたのか、調べてみるのはどうかな。たとえば奈良の大仏がで
きたのは、天然痘の流行もきっかけの一つだったらしいって、知ってるかな。
⑩いじめられている子を思い浮かべてみよう。学校が始まってから、その子がいやがらせをされているのを
見たらどうやって止めたらいいか、考えておくと、優しくて素敵なおとなになれるよ。
⑪ベランダや庭で、植物を育ててみよう。これからの季節はアサガオやヒマリもいいし、プチトマトのようなお野菜を育てると食材に
もなって、2度楽しめてお得かもね。
⑫おとなが知恵を絞るより、君たちにはもっと良いアイデアが浮かぶはずだから、まず自分で12個考えてみようね。おともだちとア
イデアを交換すれば「できること」は何倍にもなるよ。
おなじ新聞のコラムに、伊藤澄子さんの歌が載っていました。
<数年後「コロナ世代」と呼ばれるか 休校の子ら 元気に過ごせ>
昔の子どもと違い、小さい時から時間に追われる毎日を過ごしている子ども達が、コロナで学校がお休みになったことをきっかけに、
いろんなことを自分の頭で考えて、工夫してしっかりと遊び、優しくて、こころ豊かに育つことを願っています。
2020年5月5日
いたやどクリニック 木村彰宏