カンガルーの小部屋

2012.04.08

聴診器のむこうに さんぱつ屋さん

5才の男の子は、さんぱつ屋さんに、いったばかり。

頭をみると、なるほど、今風の髪型で、よく似あいます。

「さんぱつ、嫌じゃない?」って尋ねると、

「お菓子をもらえるから」という、答え。

なるほど、今も昔も、さんぱつ屋さんの手口は変わりません。

小学生のころ、刈り終えたあとに、お菓子をもらったうれしさを、思いだします。

味覚より、美学が優先されるようになるのは、いくつ頃からでしょうか。

2012年4月8日

いたやどクリニック小児科 木村 彰宏