カンガルーの小部屋

2011.04.14

7+8= ワンちゃんにごあいさつしたら

おとうさんは、すこし、おつかれです。

ボクのごはんや、おさんぽを、しっているのに、「おねぼう」しました。

おとうさんのすがたをみると、たちあがって、「はやく、はやくう」と、いいました。

いまのおとうさんにとって、いちばんの「きつけぐすり」は、ボクが、ボールをみつけること。

みつけたときの、おとうさんのかおを、みなさんにおみせしたいぐらいです。

でも、こうえんじゅうさがしても、ボールは、みつかりません。

「ハッちゃん、春休みが終わったから、しばらく、ボールは、見つからないよ」と、おとうさんが、いいます。

ボクは、なにのことだか、わかりません。

でも、はるやすみがおわって、おねえちゃんが、がっこうにいきだしてから、ボールのにおいが、しなくなったようなきもします。

ボクは、「とうほく」のことが、しんぱいです。

ボールをみつけられなくて、「ふっこう」がおくれたら、どうしようかとおもいます。

そうだ。いいことを、おもいつきました。

おさんぽのときに、ほかのワンちゃんとであったら、100えん。

さっそく、「ひつじさん」のようなワンちゃんにであい、ごあいさつしました。

ナナちゃんは、500えんだし、おねえちゃんは、100えん。

「ボクが、ワンちゃんに、ごあいさつしたら、100えん」にして、いいでしょ、おとうさん。

                      2011年4月14日

                      いたやどクリニック小児科 木村 彰宏