カンガルーの小部屋

2024年 11月

  • 2024.11.30

    あたまのよくなるカンガルー 夕暮れの神戸港

    11月30日 HAE(遺伝性血管性浮腫)の講演会に出かけました。

    4人の先生からのケースレポート

    HAEには大きく1型、2型、3型と3つのタイプがあると言われていますが、

    一番診断が難しいのが3型のタイプ

    発作出現時の注射薬と、予防的な注射薬

    その使い分けも簡単ではありません。

    講演会のあとで、小児科の先生とお話をして、あたまの整理を図ります。

    2024年11月30日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.29

    あたまのよくなるカンガルー なつかしい先生と

    11月28日 皮膚科・小児科合同のアトピー性皮膚炎カンファレンスに出かけました。

    講師は京都大学皮膚科、中島沙恵子先生です。

    アトピー性皮膚炎のガイドラインの説明から始まり、

    先生がご専門とされている、

    皮膚細菌叢のご研究、なかでも黄色ブドウ球菌のお話しへと話題は進みます。

    会場には久しぶりにお会いする小児科の先生のお顔があり、

    中島先生には、皮膚真菌について質問をします。

    10時近くまで続く会は、明日の診療を考えると負担に感じますが、

    あたまはすっきり、明るいままです。

    2024年11月29日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.27

    散歩のたのしみ ひとり一人の人生が

    講演会の後、平和記念資料館に立ち寄りました。

    事前に入館チケットは購入していたものの、

    館内は、学生さん、海外から来られた人で超満員です。

    人ごみにもまれながら、展示パネルの前に立ち、

    写真と、その人が生きてこられた解説を読みます。

    ひとりの人間が暮らし、幸せな家族があり

    そして一瞬の閃光が、すべてを壊します。

    親が子どもと、そして子どもがその親と、どうして別れなければならなかったのか

    平和の大切さを、あらためて、あらためて 感じました。

    戦争 反対

    2024年11月27日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.26

    散歩のたのしみ やっぱりカープ

    講演会会場を出て、平和記念館に向かう道を

    小児科の先生と歩きます。

    姫路市から少し離れた医院で働かれている先生は、

    小学校は一学年3人になり、ほとんどがお年寄りの診察

    小児科医でなくなりましたと、話されます。

    大通りの両脇には、イルミネーションのオブジェが並びます。

    光らないお昼は、なにの形かよくわからないのですが、

    赤ヘルだけは、はっきりとわかります。

    さすが広島

    早足で、平和記念館に向かいます

    2024年11月26日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.25

    あたまのよくなるカンガルー 咳診断の奥深さ

    11月24日 広島で開かれた呼吸器の講演会に出かけました。

    「気道感染症」「よく出会う咳の診断」「喘息治療」

    子どもと成人の違いはあるものの、正確な診断とそれに基づく治療の基本を学びます。

    長引く咳は、子どもでは、気管支喘息、気管支副鼻腔症候群を疑うことが多いのですが

    成人では、胃食道逆流症候群や、咳受容体過敏症候群

    それに、肺結核や肺気管支悪性腫瘍も忘れてはなりません。

    ひとつのテーマに絞り、ゆっくりとお話をお聞きしたいと思いました。

    2024年11月25日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.24

    あたまのよくなるカンガルー 少しハードだけど

    急病診療所に出かけたあと、大阪梅田で開かれる

    「皮膚科心身医学療法研究会」に出かけます

    広島大学田中暁生先生の「患者さんの心と行動に配慮した診療の実践」

    関西医大蓮尾英明先生の「短時間での心身医学的アプローチの活用と標準化の試み」

    どの講演も深く重く伝わります。

    終わって両先生とご挨拶させていただき、

    神戸でのご講演をお願いしました。

    2024年11月24日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.23

    クリニックだより もうすぐインフルの季節かも

    11月23日 休日急病診療所に出かけました。

    夏から急に冬へと季節が急に飛び

    体調を壊す子どもさんが来られます。

    迅速検査では、マイコプラズマとコロナの陽性はゼロ

    おとうさんが発熱している子どもさん3人から、インフルAが陽性に出ます。

    今年は遅いながらも、インフルの季節がやってきました。

    2024年11月23日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.22

    あたまのよくなるカンガルー 司会を無事終えて

    11月21日学生講義のあと、三宮で開かれるアレルギーの研究会に向います。

    今日の講義は兵庫医大田村誠郎先生の「アニサキスアレルギー」

    生きた虫体と、死んだ虫体とのアニサキスアレルギー出現の差

    海洋温暖化による中間宿主の生息変化とアニサキス

    関西医大石崎裕子先生の「小児の起立性調節障害」

    慢性脱水の存在や、運動療法の必要性

    1830に始まり、2100近くまで、

    司会の役を務めさせていただきながら、次々に質問をします。

    とても充実した時間を過ごすことができました。

    2024年11月22日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.21

    カンガルーの輪舞曲 いねむりされても

    11月21日 短大の学生にむけて、食物アレルギーの講義をしました。

    クイズを出したり、質問をしたり、

    スライド以外にも、エピペンの実習と工夫をするのですが

    学生の居眠りは止まりません。

    授業の後、担当の先生とのお話しで

    「試験に出るよ」と言わないと注目してくれないとか

    答えを覚えるのではなく、考えることが学習の基本だと思うのですが、

    どこで変わったのでしょう

    来年こそは、また違った角度からの講義をするぞと決意を胸に

    大学を後にしました。

    2024年11月21日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.20

    散歩のたのしみ おしりを見てみて

    学生講義の学校まで歩いていくと、

    ちいさな公園に、アンパンマン一家

    おしりを向けて、「ぼく 誰だかわかるかな」と、クイズを出してきます。

    きみはアンパンマンでしょう、あなたはメロンパンナちゃんでしょ

    それから、あなたはバイキンマン

    ゆっくりお話ししていると、講義の時間に遅れそうになります。

    2024年11月20日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.19

    聴診器のむこうに そろって読書

    10才と7才の兄弟は、診察が終わると本を読み始めます。

    おにいさんが読んでいるのは、「銭天堂」それも20巻目

    おとうとくんは、「おしりたんてい」

    ゲームで時間を過ごすのが一般的になりましたが、

    なんとも素敵なご兄弟。

    これからも、いっぱい本を読んでくださいね。

    2024年11月19日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.18

    あたまのよくなるカンガルー ゲーム依存症

    11月17日、日本小児科医会主催の

    「思春期の臨床講習会」にWEB出席しました。

    〇児童性被害をめぐる最近の情勢と対策について

    〇ゲームと不登校

    〇ゲーム障害とのつきあい方

    〇依存症予備軍の見立てと家族支援

    〇子どものネット・ゲーム使用の現状と発達障害

    930の開始から、1540まで、たっぷりと勉強ができました。

    依存症になるまえの予防をと、強く思いました。

    2024年11月18日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.17

    聴診器のむこうに パンづくし

    6才の男の子に、パンに入った卵の負荷をします。

    袋を開けて、1つとりだして、

    残りを看護師さんに手渡して封をお願いします。

    「あっ」という声に振り向くと、床にパンが3つ転がっています。

    3秒ルールを適応し、おかあさんに断って、わたしのお昼ご飯にします。

    そういえば朝食も同じパンを4つ食べたんだったっけ

    朝昼合わせて、7つのパン

    パンが夢に出てこないといいけどな

    2024年11月17日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.16

    カンガルーの本棚 ひとりの男の生き方

    遠田潤子さんの「雨の中の涙のように」(光文社文庫)を読みました。

    アイドルから役者に転身し、年代を問わずに人気を博する青年、葉介

    彼と出会う様々な年代の、そして住む土地の人々が織りなす物語

    葉介に秘められた過去とは

    その謎が、次第に明らかになっていきます。

    華やかな芸能界で生きるひとりの男の生き方を描いた、胸にしみる作品です。

    2024年11月16日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.15

    カンガルギー情報 卵の負荷試験

    11月14日 兵庫小児アレルギー研究会を開きました。

    327回目の例会のテーマは、乳児期の卵負荷について

    講師は、ハウス食品の恵千晶様です。

    卵負荷をいつから始めるのか

    卵白からか、全卵からか

    予防のための摂取なのか、治療の摂取なのかと、

    1830から2045まで議論が盛り上がりました。

    WEBでは、14名、会場には6名の先生方にご参加いただき

    楽しい例会になりました。

    2024年11月15日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.14

    聴診器のむこうに すごい活躍

    14才の男の子は、テニスの近畿大会に出場します。

    おかあさんに「メンタルも強いんですね」と尋ねると、

    「緊張してばっかりです」との答え、

    午後から、同じ中学校のテニス部の後輩が来院され

    「先輩は、すごいんです」と賞賛の声

    小学校の時は、食物アレルギーもあり

    おとなしそうで少し心配していましたが、

    大きく成長されましたね。

    2024年11月14日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.13

    カンガルー一家 ペンギンを見ながら

    冬服を探しに、量販店までの道すがら

    ペンギンがいるカフェに入りました。

    窓越しに、「なにみてんのよ」とペンギンさん。

    窓のこちらでは、窓まで背が届かない弟を、おにいちゃんが抱き上げています。

    まわりを見ると、おとなでペンギンさんをみているのは私だけ

    脳年齢は、ますます子どもになってきました。

    2024年11月13日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.12

    聴診器のむこうに 食べたらだめよ

    16才の女の子は、修学旅行で沖縄に行きます。

    「ヤンバルクイナを見に行くねん」というので、

    「どんな味か、また教えてね」と伝えると、

    「絶滅危惧種やから、たべたらあかんねん」と返ります。

    それは失礼しました。ヤンバルクイナさん。

    でも、関西人は変なことをするので、気をつけてくださいね。

    2024年11月12日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.11.11

    かんがるう目線 身体に気をつけられて

    土曜日の診察が終わるころ、

    クリニック前に兵庫の県知事候補の車がとまります。

    患者さんが途切れていることを確認し、

    看護師さんたちと街頭演説を聞きに、歩道に出ます。

    医療のこと、教育のこと

    生で演説を聞くと、候補者の人柄が伝わってきます。

    駆け寄って握手をし、「体に気をつけられて」と声を掛けます。

    政治家とは、いまを生きるひとを幸せにし、

    これから生まれてくる子どもの幸せを願い

    そして、いまはこの世にはいない亡くなっていったひとの思いを、

    いまに活かす難しい仕事です。

    この候補者に、兵庫の子どもたちの未来を預けようとの思いを強くしました。

    2024年11月11日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

     

  • 2024.11.10

    かんがるう一家 黒豆珈琲

    篠山の散策ににも疲れた頃、

    街中の小さな喫茶店に入ります。

    店の名前は「珈琲豆 誠」さん

    珈琲を頼むと、個性的なカップを選ばせてもらえます。

    頼んだ黒豆珈琲は、100%黒豆を焙煎してつくられたもの。

    深いこくと苦味の珈琲は、今までの飲んだことがない味がします。

    城下町の小さな珈琲屋さんで、不思議な味に出会いました。

    2024年11月10日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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