カンガルーの小部屋

2024年 12月

  • 2024.12.12

    聴診器のむこうに おはなしウーモ

    5才の男の子は、おじいちゃんに買ってもらったおもちゃに夢中です。

    頭をなでたり、話しかけたり、ご飯をあげるとお話をします。

    待合室でも、まわりのこどもと一緒に大はしゃぎ

    おかあさんが抱っこしてる、いもうとさんの方がかわいいのに、

    今はおもちゃに夢中です。

    すこし寂しい気持ちを、がまんしてるのかな

    2024年12月12日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.11

    聴診器のむこうに もうすぐ見られなくなるけど

    出会うと幸運が訪れると言われる「ドクターイエロー」

    もうすぐ走らなくなると聞いて、ガッカリしていましたが、

    外来に来られた3才の男の子

    シャツにはあの「ドクターイエロー」が

    今日は、幸運にありつけそうで、仕事の疲れが吹き飛びます。

    2024年12月11日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.10

    聴診器のむこうに なまえはポチ

    4才の女の子が、ワンちゃんのぬいぐるみを大事そうに抱えて入ってきます。

    「お名前があるの」って尋ねると、

    「ポチ」

    診察室にはいろんなぬいぐるみがいるけれど、

    お名前がついている子はいません。

    大切にして、かわいがってあげてるんですね。

    「これからもよろしく」って、ポチも言ってますよ。

    2024年12月10日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.09

    散歩のたのしみ 年の瀬のベルの音に

    12月7日 クリニックに通っている生徒さんから案内のメールをいただき、

    いたやど商店街で開かれたハンドベルの演奏会にいきました。

    大小とりどりのベルを、手で振ったり、ばちでたたいたりして演奏が始まります。

    かんがるうっ子がハンドベル部に入っていたころから、10年近くがたち、

    毎年年末になると、商店街やハーバーランドで開かれた演奏会に

    出かけた頃を懐かしく思い出します。

    勉強に、部活動にと大変だと思いますが、

    この催しが長く続くといいのになと思います。

    2024年12月9日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.08

    カンガルーの輪舞曲 女子力に圧倒されて

    12月7日の夜、兵庫小児アレルギー研究会の忘年会を開きました。

    8名の先生が参加され、うち5名は女子というにぎやかさ

    診察のこと、公務のこと、そしてプライベートのこと

    ひとり3つまで今年の自分ニュースを公表するのですが、

    ツッコミが多くて、次の先生に進みません。

    いっぱい食べて、いっぱい飲んで、いっぱいお話しして、

    楽しい時間が流れます。

    お世話していただいた森岡先生、ありがとうございました。

    2024年12月8日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.07

    カンガルーの本棚 記憶の底から掬い上げるもの

    町田そのこさんの「星を掬う」(中公文庫)を読みました。

    母に捨てられて、育てられた父や祖父母がなくなった後、

    出会った男は、とんでもないDV男

    ふとしたことから、何十年ぶりに再会した母は、

    認知症を患い、娘の顔もわからなくなっていました。

    憎しみと悲しみと、許しと拒絶と、

    シェルターで一緒に暮らす女性たちとの日常の中で、

    なぜ母が私を捨てたのか、

    そして母が何を望んでいたのかが明らかになっていきます。

    薄れゆく記憶の底から、母は何を掬い上げようとしたのか

    今年のカンガルーの本棚の中で、一押しの作品です。

    2024年12月7日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.06

    聴診器のむこうに おりがみサンタ

    9才の女の子が、おりがみで作ったサンタさんをくれます。

    目立つところで、診察の妨げにならないところはどこかと考えていると、

    思いついたのが、パソコンの側面です。

    クリスマスまであと少し、

    診察に来られたら、おりがみサンタさんを見てくださいね。

    2024年12月6日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.05

    あたまのよくなるカンガルー 知らないことばかり

    12月5日の夜、新神戸近くで開かれた講演会に参加しました。

    今日のテーマは、皮膚疾患の酒さです。

    酒さとは、顔に赤みやほてりが起きる病気です。

    その原因は一つではなく、さまざまな原因が考えられるといわれています。

    講師の林宏明先生から、多くの症例写真を見せていただき、

    難しい病気だなと思います。

    クリニックで、皮膚科の堀先生に「わからない皮膚炎にであったら教えくださいね」と

    あらためてお願いしました。

    2024年12月5日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.04

    聴診器のむこうに 英語でこんにちは

    4才の女の子が持ってきた絵本は、からくり絵本

    お断りして開いてみると、絵が動きます。

    カバさんは、大きく口を開け、

    ネコちゃんは、おめめをパッチリ開きます。

    絵本の言葉は、なんと英語で書かれています。

    おとうさんが、毎晩読んで聞かせているとか

    「すごいですね」といったあとが、続きません。

    2024年12月4日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

     

  • 2024.12.03

    聴診器のむこうに ボク泣かないから

    6才の男の子が、高木先生にインフルワクチンの注射を受けた後、

    アレルギーの診察にまわってきました。

    「痛いって、泣いたでしょ」と尋ねると、

    「ボク、泣かなかったよ。痛くないって心の中で言ってたから」と教えてくれます。

    次の日に、わたしにインフルワクチンを打つ順番が回ってきました。

    痛くない、痛くないって唱えながら、高木先生に注射をお願いすると、

    ほんとうに痛くありません。

    6才の男の子に、大感謝です。

    2024年12月3日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.02

    散歩のたのしみ ヘビ年準備

    家族と生田神社さんにお参りに行くと、

    ヘビくんが描かれた、大きな絵馬が飾ってあります。

    クリスマスまで、もう少し日があるのに

    12月になったその日から、もうくる年の準備が始まっています。

    まだ1か月はがんばろうと思っているタツ君には、

    なんだか申し訳ない気もしますよね。

    2024年12月2日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

  • 2024.12.02

    あたまのよくなるカンガルー 冬晴れの京都で

    12月1日 朝早くの新幹線に乗り、冬晴れの京都へ

    会場前には、京都タワーが美しい姿を見せてくれます。

    今日の講演は、円形脱毛症と、アトピー性皮膚炎の全身療法

    終わっての懇親会では、講師の谷﨑英昭先生とお話しします。

    全身療法の開始と、治療のやめ方

    先生ご自身のお話しもお聞きしながら、奥深い時間を過ごします。

    その後、小児科の出席者が集まって情報交換

    大切な時間が、流れていきます。

    2024年12月1日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏

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