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2025.02.24
カンガルーの本棚 未来への挑戦
人口戦略会議編「地方消滅2」(中公新書)を、読みました。
少子化問題は、いろいろな場所で語られています。
言葉から受ける危機感と、頭で描く未来像とのギャップ
個人のしあわせと、社会のしあわせとのギャップ
子どもを産み育てることを願う若者が、
安心して結婚、出産ができるような
子どもを育てる幸せを噛み締められるような社会、
共同養育社会を提案されています。
そのために必要なことは、予算は、政治は・・
未来をなげくだけではなく、暮らしやすい未来へも言及した良書です。
2025年2月24日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.23
聴診器のむこうに ゴジラじゃなくて
7才の男の子のトレーナーには、わたし好みのゴジラの絵柄
「ぼく、ゴジラがすきなの」と尋ねると、
「ゴジラじゃなくて、恐竜だよ」との答え
「夜中に音がするので、窓を開けてみると、恐竜さんがいたらどうする
頭から、がぶりかもね、そのために、おいしくなっておこうね」と続けると
「・・・」
おおすべりした後は、はやく診察を進めましょうか
2025年2月23日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.22
聴診器のむこうに クルミちゃんと
13才の女の子は、クルミにアレルギーがあります。
間違って食べないように、いつも気を付けているというので
「クルミちゃんという名前の子にも、注意がいるよ」と指導すると
「いるいる、近所のお姉ちゃんにクルミちゃんが、でもやさしいよ」
お近所さまとの関係を壊さないように、次の話題に進みましょう。
2025年2月22日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.21
あたまのよくなるカンガルー 帰ると雪道
2月20日 アトピー性皮膚炎の講演会に出かけました。
会場の西神のホテルの前は、イルミネーションで彩られています。
堀雅之先生の、アトピー性皮膚炎のお話し
石川悠梨子先生の、ミチーガのお話し
鷲尾健先生の、かゆみのお話しを聞き
帰ると自宅前は雪景色。
早く家の中に入りましょう
2025年2月21日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.20
クリニックだより 今年もよろしくね
2月18日 クリニックの新年会を開きました。
コロナの影響で、5年ぶりの新年会の会場は、神戸オリエンタルホテル
ポートタワーを目印に、会場まで歩きます。
ビュッフェスタイルの会食は、食べるのに忙しく、
ゆっくりと話をする暇もありません。
それでも、おなかも気持ちもいっぱいになり
今年一年、がんばれそうです。
2025年2月20日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.19
クリニックだより おとうさん子
2月18日 神戸市の1才半健診に出かけました。
寒い日がつづいているので、乾燥肌の赤ちゃんが増えていました。
登場したのが、おとうさんと仲良しさんの女の子。
「このまま大きくなって欲しくないみたいです」とおかあさん。
大きくなっても、きっと「おとうさんっ子」のままでいると思いますよ。
2025年2月19日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.18
散歩のたのしみ おしりが冷たい
朝玄関を出ると、一面の雪
ワンコのフィギュアも、車のフロントガラスも雪だらけ
公園まで少し足を延ばすと、雪におおわれた滑り台
滑るところも雪だらけ
こんな日に滑り台を滑ると、おしりが冷たくなりそうですね。
2025年2月18日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.17
カンガルーの本棚 この国の先に見えるもの
河合雅司先生の「縮んで勝つ」(小学館新書)を読みました。
人口問題の専門家である河合先生が、
少子化、人口減時代にこの国が取るべき戦略を提言されている新書です。
今、出生数は年に4.5%の比率で減少していると言われます。
出生数の減少は、20年後の子どもを設ける可能性がある世代の減少につながり、
仮に4.5%の減少率が続くと、10年後には今の出生数の63%になると計算されます。
出生数の減少は、20年後の若者の労働力の減少につながります。
私企業だけでなく、公務の運営にも大きな支障が生じます
そして、その対策は、
河合先生のご著書をお読みいただければと思います。
2025年2月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.16
カンガルギー情報 皮膚疾患の奥深さ
2月13日、329回兵庫小児アレルギー研究会をひらきました。
講師の先生は、西神戸医療センター皮膚科の鷲尾健先生です。
接触皮膚炎、慢性蕁麻疹、そして、アトピー性皮膚炎と、
170枚を超えるスライドで、説明をされます。
質問はとぎれることなく。
会場をでなければならない2100ギリギリまで、論議が続きます。
最後は、鷲尾先生にお願いしての記念撮影
こうしてみると、ずいぶん身長差があるのですね。
2025年2月16日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.15
あたまのよくなるカンガルー なぜなぜこれから
2月12日夜、大阪で開かれたIgEを考える会に出かけました。
茂呂和世先生のご提案で、
参加者は私服での参加が義務付けられて、席は演者を半円状に囲みます。
好酸球性副鼻腔炎、アスペルギルスと喘息、アレルギーマーチの講演の後
本村泰隆先生の「アレルギー病態におけるIgEのなぜ?」のご講演は
胸がどきどきする内容です。
Innate IgEとICL2 そしてアレルギー体質との関係について
2030の終了予定が、時計を見れば2120です。
それでも、ご講演の後すぐに本村先生のところに飛んでゆき
日頃疑問に思っている
アトピックマーチを阻止するための介入時期や、遺伝との関係を質問します。
眠気を吹き飛ばす、楽しい講演会でした。
2025年2月15日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.14
あたまのよくなるカンガルー 車の流れは
2月9日 大阪で開かれた講演会に出かけました。
道路が凍っていることも考えて、朝早く出発します。
道路の状態は思ったよりよく、車の流れも順調で
予定よりも早く会場に
アトピー性皮膚炎と円形脱毛症の全身療法の講演は
知らないことがひとつづつ、積みあがっていく気持ちです。
論文を読んで、講演を聴き、グレードアップの道は続きます
2025年2月14日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.13
散歩のたのしみ 春のよそおい
居酒屋さんでおなかを満たした後、
地下鉄駅に向かうと、チューリップの花壇が
色とりどりの花に、春の訪れを感じます。
まだまだ寒い日が続きそうですが、
はるよ、はやくおいでね
2025年2月13日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.12
かんがるうっ子 バレンタイン近し
かんがるうっ子と、神戸阪急バレンタイン・チョコレート博覧会に出かけました。
学校の勉強会グループに配るため、
その子の個性を考えながら選ぶのですから、時間がかかります
100近いお店を回りながら、いくつかに候補を絞り
また、お店を回っては、絞り込み
万歩計の歩数が、どんどんと増えていきます。
喉も乾いてきたので、この後の居酒屋が楽しみです。
2025年2月12日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.11
散歩のたのしみ 優しい声でがんばれよ
2月10日の朝、地下鉄は学生さんで満員です。
長田駅、新長田駅、板宿駅
電車がとまるたびに、「がんばれよ」という声が聞こえます。
そうか、今日は私学の高校入試の日
同じ中学校から地下鉄に乗り、先に降りる同級生にかけるやさしい声に
胸が熱くなります。
努力とやさしさの分だけ、志望校に近づけますように。
2025年2月11日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.10
散歩のたのしみ 寒いのもなんのその
髪を切った日のお昼から、三宮の神社にお参りに出かけました。
新神戸駅で地下鉄を降り、雪が舞い散る参道を歩きます。
三宮に向かう道には、うしさん、ゾウさんの置物が
今ではあまり見かけなくなった赤いポストも、
雪の中で、寒さに耐えて観光客にごあいさつ
みなさん 神戸の街をかわいがってくださいね
2025年2月10日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.09
かんがるう一家 家に帰ると
髪を切ってもらい、家に帰ると
「たいへん、大変、お湯がでないんよ」と、おかあさん
散髪屋さんだけでなく、我が家でも給湯システムが凍結状態の様です。
スマホを開き、下調べをして、給湯器の管にペットシートを巻き付けて、
やかんから、何度もぬるま湯をかけてみます。
「お湯がでたよ」の声に、ガッツポーズをとることを忘れません。
引越しをして20年近く、今年の寒さは、特別なようです。
2025年2月9日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.08
散歩のたのしみ 103日の最長記録
休みの朝、雪が残る道を髪を切りに出かけます。
いつもの散髪屋さんに入ると
「すみません、ボイラーが壊れて、お湯が出ないんです」
せめてカットだけでもとお願いし、
お金を払う段になると「103日目の最長記録です」と言われます。
2週間前から気になっていた、伸び放題の髪の毛
表に出ると、頭皮から寒さがしみ込んできました。
2025年2月8日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.07
散歩のたのしみ 駅を降りると
仕事が終わり、クリニックの玄関を出ると冷たい雨が降っています。
地下鉄に乗り、通勤駅の外に出ると、銀世界です。
クリニックの場所よりも、3~4度も低いからかな
バスの時刻は20分後だし、雪道を滑らないように帰りましょう
2025年2月7日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.06
聴診器のむこうにボクに名前を付けてね
寒い日の外来に、8才の男の子が来られます。
「寒かったでしょう、天気予報ではね、今日は雪だるまさんが降るみたいよ」
「たくさん雪だるまさんが降ってくるみたいだから、
一人ひとりに名前をつけてあげてね」と、お願いします。
男の子は、「なにいってんだろう」という、キョトンとしたお顔
落ちてくる雪だるまさんに当たらないようにも、気を付けてくださいね。
2025年2月6日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
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2025.02.05
聴診器のむこうに のこり鬼
福豆を買ったときにいただいた、オニさんのお面
節分の翌日には、もう季節外れのお面になりました。
外来で、「日にちが過ぎたけど、もらってくれる」とお願いすると、
2人の子どもが手をあげてくれました。
のこり鬼を手にしたあなたには、特別のいい運が来ますように
2025年2月5日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏