カンガルーの小部屋

  • 2025.02.17

    カンガルーの本棚 この国の先に見えるもの

    河合雅司先生の「縮んで勝つ」(小学館新書)を読みました。

    人口問題の専門家である河合先生が、

    少子化、人口減時代にこの国が取るべき戦略を提言されている新書です。

    今、出生数は年に4.5%の比率で減少していると言われます。

    出生数の減少は、20年後の子どもを設ける可能性がある世代の減少につながり、

    仮に4.5%の減少率が続くと、10年後には今の出生数の63%になると計算されます。

    出生数の減少は、20年後の若者の労働力の減少につながります。

    私企業だけでなく、公務の運営にも大きな支障が生じます

    そして、その対策は、

    河合先生のご著書をお読みいただければと思います。

    2025年2月17日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏