-
2025.12.17
カンガルーの本棚 寝不足になりそうで
上田健次さんの「銀座四宝堂文房具店⑤」(小学館文庫)を読みました。
5巻目は
「ものさし」は、オーストラリアからの交換留学生が買い求めたものとは
「カード」は、お店を任された新任店長が従業員との関係に悩み続けて手にしたカード
「ナイフ」は、古物市で出会った肥後守を手に取ることで、苦しかった時の祖父の想いでを
「サインペン」は、メモに記された〇□×の意味とは
「絵具」は、父が使い続ける絵具に込められた家族の歴史が
シリーズ5巻目のどの短編も、心をうたれる作品でした。
さあ次は、第6巻目です。
2025年12月17日
いたやどクリニック小児科 木村彰宏
