カンガルーの小部屋

  • 2025.12.19

    カンガルーの本棚 みんなの力で

    上田健次さんの「銀座四宝堂文房具店⑥」(小学館文庫)を読みました。

    「スタンプ」は、鄙びた温泉宿を引き継いだ青年の、起死回生の一手とは

    「フェルトペン」は、売れない歌手の付き人になった青年が、学んだことは

    「消しゴム」は、悲しい出来事を消すことができる消しゴムがあれば

    「レポートパッド」は、旧来の部活動を変えようとする部長が考えた作戦とは

    「折り紙」は、平和を願いながらお客と従業員とで折った折り紙の行先とは

    シリーズ6巻目のどの短編も、力作ばかりです。

    第7巻目はいつ出るのか、首が長くなります。

    2025年12月19日

    いたやどクリニック小児科 木村彰宏