2014.06.04
聴診器のむこうに 芸術はバクハツだあ
3才前の男の子は、小麦粘土を触る負荷テスト。
幼稚園で遊ぶ時、小麦粘土でかぶれないかのテストです。
持って来られた粘土を前に、
「なんでも、好きな物を作ってごらん」と、
誘いかけても、手は動きません。
白い粘土を手に持って、「ゆきだるま つくろお」って、
雰囲気作りしますが、
手は動きません。
30分後、様子を見に行くと、いろいろな造形品
「黄色いのは、ありくいです。青いのは、タケノコです」と、
おかあさんの説明が入ります。
そうそう、待っていたのはこれです。
芸術に、決まった形はありません。
もっと、もっと、バクハツしましょうね。
2014年6月4日
いたやどクリニック小児科 木村 彰宏